【ディプラデニアのまとめ!】育て方や花言葉等11個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、ディプラデニアについてまとめていきたいと思います。

 

ディプラデニアはリンドウ目キョウチクトウ科マンデビラ属の植物です。

つる状植物の一種であり、ネットなどに絡ませ「緑のカーテン」にしたり、馴染み深いアサガオの様に鉢植えすることもできます。

 

今回は、ディプラデニアについてのポイント、

①ディプラデニアの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②ディプラデニアの画像(写真)!花の特徴は?
③ディプラデニアの開花時期や季節はいつ頃なの?
④ディプラデニアの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤ディプラデニアの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
⑥ディプラデニアの地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
⑦ディプラデニアの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
⑧ディプラデニアの花が咲かない原因は?
⑨ディプラデニアの冬越しのやり方は?耐寒性はあるの?
⑩ディプラデニアの花言葉や英語名や和名や別名はなに?
⑪ディプラデニアの種類や品種は何があるの?

 

以上11個の点についてお伝えします。

まずはディプラデニアの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

ディプラデニアの育て方は?

 

画像はディプラデニアの原種です。

 

ディプラデニアはつる状植物であり、本来の原産地は中央アメリカから南米アルゼンチンにかけ自生しています。

そのため暑さにはめっぽう強く、寒さには極端に弱いという特徴を持ちます。

育てる環境は常に日の当たる場所が最も適しており、半日以上暗がりにおくだけで弱り切り、最悪枯れてしまうほどです。

常に日当たりの良い「南側」で育てることが必要です。

 

その一方でディプラデニアはジメジメとした環境にはめっぽう弱く、プランターや庭植えなどを行う際は多湿環境を避け、水はけの良い土壌を用意してあげましょう。

この2点を守らなければ、たちまち立ち枯れを起こしてしまいます。

要は「高温低湿」の環境を好む植物というわけです。

 

ディプラデニアの育て方ですが上記の2点に加え、つる状に茎を伸ばすので鉢植えならアサガオに倣った支柱、庭植えでもアミなど何かしらの取っ掛かりが必要となります。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、ディプラデニアが好む環境についてお伝えします!

 

ディプラデニアの育て方!環境はどうする?

 

既に述べたように、ディプラデニアの生育環境は常に日の光が当たる南側の場所が最も適しています。

 

多湿環境に弱く水捌けの良さを重視し、乾燥状態を維持します。

この2点がディプラデニア生育環境の要となります。

 

ディプラデニアの育て方ですが、つる状の茎を持つので鉢植えなら円形の支柱、庭植えの際も緑のカーテンを作るゴーヤの様なアミ・複雑な組み合わせの支柱などを用意すると上手く行きます。

 

次は、ディプラデニアに適した用土についてお伝えします!

 

ディプラデニアを育てる際の適した用土は何?

 

ディプラデニアは加湿を嫌うので、水はけの良い用土が適しています。

 

とは言え、ある程度の水分保持は必要です。

用土のメインは「赤玉土」が最も適しているでしょう。

 

概ね6〜7割ほど赤玉土にし、水分保持のため「腐葉土」や「黒土」などを配合してください。

 

ディプラデニアの育成が芳しくないようでしたら、赤玉土のサイズ(小粒→中粒→大粒の順)を逐次変えてみて下さい。

鉢植えやプランター植えの場合はディプラデニアの様子を見ながら、容器の大きさに比例するように赤玉土のサイズアップを試みると上手くいくようです。

 

次は、ディプラデニアに必要な肥料についてお伝えします!

 

ディプラデニアの育て方!肥料はどうする?

 

ディプラデニアは春から秋にかけて成長期を迎えるので、徐々に浸透する「緩効性」の肥料が適しています。

 

よく緩効性の肥料は「遅効性肥料」と混同されがちですが、両者は全くの別物です。

遅効性肥料の大部分は有機肥料であり、土の中のバクテリアが分解し初めて、本来の肥料効果を発揮します。

 

そのため効果は即座に反映されませんが、3〜4ヶ月ほど持続するという特徴があります。

 

緩効性肥料は自然由来の有機肥料とは正反対で人工的なものが大半を占めており、植物に必須な三大栄養素「リン酸」「カリウム」「窒素」が主成分です。

持続力は遅効性肥料と比べ1〜2ヶ月ほどと約半分ですが、土に撒いたり混ぜて水分を加えると、即座に土壌に浸透し植物に吸収されます。

 

ディプラデニアの育成には、この「緩効性肥料」が最も適しており、開花時には土壌に突き刺す「速効性」の液体肥料等も有効です。

速効性肥料を与える場合は1週間に1度程度に留めます。

 

では次は、ディプラデニアの水やりポイントについてお伝えします!

 

ディプラデニアを育てる際の水の量はどうする?

 

ディプラデニアは既に述べたとおり、多湿環境に非常に脆い植物です。

そのため過度な水やりはNGであり、鉢植えの場合は用土が完全に乾いたタイミングで水やりを行います。

 

ディプラデニアはある程度成長し古株になると、非常に乾燥に強くなります。

生育状況を見ながら水やりの頻度を調節してください。

庭植えの場合は古株になると水やりを行う必要さえありません。

ついつい給水をしてしまう気持ちも分かりますが、自生地域の環境は極めて過酷な乾燥地帯であり、ほぼ降水することはありません。

 

ディプラデニア育成のコツは如何に水やりを控えるかにかかります。

感覚的には、気づいたら水やりをする…その程度で構わない植物なのです。

 

以上で基本的なディプラデニアの育て方については終わりです。

次はディプラデニアの写真(画像)をお見せします!

 

ディプラデニアの画像(写真)!花の特徴は?

 

 

写真は庭植えの際のネットを使った育成例です。

 

ディプラデニアの主分布域は南アメリカのメキシコ〜アルゼンチン間に集中しています。

野生種として、実に100種以上のバリエーションに富み、国内で販売されているディプラデニアはその一部に過ぎません。

 

ディプラデニアという呼び名は旧属名に沿うもので、園芸店などでは新属名の「マンデビラ」と呼ばれることが多いです。

マンデビラ属の花は非常に多種多様であり「赤」「黄色」「ピンク」「白」と豊富な色で開花を迎えます。

 

ディプラデニアの花の特徴は他にもあり、流通している種類はほぼ花弁が5つであり、無数の花が大量に咲くという壮観な開花を行います。

一株に異なる色の花が混在することはないので、予めディプラデニアの品種を購入先で確かめると良いでしょう。

 

次に、ディプラデニアの開花時期をお伝えします!

 

ディプラデニアの開花時期や季節はいつ頃なの?

 

ディプラデニアの開花期は、春期の5月から初秋の10月までと、冬季以外の年間の大部分を占めます。

当然ですが、販売されているディプラデニアの品種に依存しますので、予め店員さんなどに尋ねてみて下さい。

 

次は、ディプラデニアの値段や販売価格をお伝えします!

 

ディプラデニアの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

ディプラデニアは最近では母の日などの贈答品であるカーネーションと並行し、販売されています。

そのようなディプラデニアはあくまで贈答品様であり、種々の品種が散りばめられているので、3,000円〜5,000円とやや高額になります。

 

ディプラデニアの苗は各種ECサイトでも取り扱われるほど人気があり、育成にかかる手間を抜いた500円ほどの単価で売られています。

 

十分生育したディプラデニアは品種にもよりますが、それなりに高価であり…概ね1,000円台後半〜3,000円近くにまで売値も上がります。

 

それでは次に、ディプラデニアの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期をお伝えします!

 

ディプラデニアの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

 

ディプラデニアの鉢植えの育成例です。

 

ディプラデニアの植え付けは5〜6月に行うのが、最も適しています。

前もって土壌の準備をしておき、苗の根鉢より一回り大きな穴を掘り、そこに植え付けましょう。

つるを伸ばし巻き付けながら繁茂する植物ですので、庭植えの場合はフェンスや棚・アミなどの足掛かりを用意し、鉢植えやプランター育成の際にはアサガオのような円形の支柱が最も適しています。

 

ディプラデニアの植え替えの時期ですが、3〜5月の日中気温が10℃以上になるタイミングで行います。

成長速度がかなり早く、鉢植えやプランター生育では根詰まりを起こし、土が痩せ細ってしまうからです。

 

庭植えの場合は適切な間隔・密度を保てば無闇に植え替えを行う必要はありません。

部分的な立ち枯れ・生育不良が見られた時のみ、土壌の入れ替えを行ってください。

 

ディプラデニアの植え替えは一年に一度行います。

この際、根に絡んだ古い土は軽く揺すって払い落としましょう。

古い土は廃棄し、新しい混合土に入れ替えてください。

 

次は、ディプラデニアの地植え(花壇)で育てる際のポイントをお伝えします!

 

ディプラデニアの地植え(花壇)で育てる際のポイントは?

 

ディプラデニアの地植えのポイントは、花壇の面積に合わせた「赤玉土」の粒の調整です。

 

高温低湿を好むディプラデニアは、地植えの面積が大きい場合、小粒の赤玉土では密集し水分を蓄えやすくなります。

大玉…あるいはそれ以上のサイズを、面積に応じ適宜用意しましょう。

 

反対に面積が小さい花壇には、小粒の赤玉土が適しています。

 

ディプラデニアは日当たりの良い場所以外では、充分な生育が行われません。

そのため花壇に依存する地植えの際は、なるべく南側の日当たりの良い土地を選びます。

 

5〜6月ごろの梅雨の時期が一番の難関になり、雨がディプラデニアの根を素通りし、隣接する土壌に流れる形がベストです。

綿密な面積は詳細なデータがなく感覚に頼る必要性がありますが、ディプラデニアの様子をよく観察し、臨機応変に土の入れ替えを行なってください。

 

次に、ディプラデニアの剪定(切り戻し)の時期をお伝えします!

 

ディプラデニアの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?

 

ディプラデニアの剪定は、その「つる」が主体となります。

剪定とはやや異なるのですが、つるは確実に伸びすぎてしまうので、臨時支柱などへ反時計回りに「誘引」するか…その先端の余剰部分を切り取ってあげましょう。

 

基本的にはディプラデニアの枝の剪定作業は、そのつる以外には必要ありません。

ただディプラデニアの枝数が少ない時は、その枝先を軽く剪定することで、わき芽が伸び枝数が増えます。

結果的に花が多く開花することに繋がるので、枝数が貧相な場合のみ行いましょう。

 

ディプラデニアの切り戻しは冬季前の冬越しの時点に行います。

つるが十分に伸びたディプラデニアが対象で、おおよそ10月ごろに株元から30cmの長さを目安に各枝・つるを切ってください。

 

次は、ディプラデニアの花が咲かない原因をお伝えします!

 

ディプラデニアの花が咲かない原因は?

 

ディプラデニアの花が咲かない原因は肥料不足につきます。

肥料の項では生育に特化したものをご紹介しましたが、こと花をつけ開花に持ち込むには「窒素」分が多く含まれる肥料を更に加える必要があります。

 

ディプラデニアは他の植物と違い、花を作り開花するには「窒素」が必要となります。

また伸びすぎた枝には花がつきにくいので、適宜剪定を行いましょう。

 

それでは次に、ディプラデニアの冬越しのやり方をお伝えします!

 

ディプラデニアの冬越しのやり方は?耐寒性はあるの?

 

ディプラデニアは大変寒さに弱く、屋外での通年生育はほぼ不可能です。

冬を迎える前の10月ごろに、鉢植えやプランターは屋内に取り入れましょう。

 

地植えのディプラデニアは根を傷つけないように地上げし、鉢植え・プランターなどに移し替え、同様に屋内に取り込みます。

屋内でも日当たりと乾燥状態には常に気を配り、翌年の3〜5月ごろを迎えたら再度地植えをし直してください。

 

原産地が熱帯雨林気候ということもあり、ディプラデニアには耐寒性は全く備わっていません。

 

次は、ディプラデニアの花言葉をお伝えします!

 

ディプラデニアの花言葉や英語名や和名や別名はなに?

 

ディプラデニアの花言葉は『固い友情』『情熱』『危険な恋』です。

 

『固い友情』という花言葉は、ディプラデニアのつるが互いにしっかりと絡みつき成長し、多くの花を咲かせることに由来しています。

いかにも南米らしい表現ですね。

 

英語では「Rocktrumpet」和名は滅多に用いられませんが「チリソケイ」と呼ばれています。

前述の様にディプラデニアは旧属の呼称に由来し、新たに命名された新属名「マンデビラ属」にちなんだ『マンデビラ』という別名が現在は一般的です。

 

それでは最後に次に、ディプラデニアの種類や品種をお伝えします!

 

ディプラデニアの種類や品種は何があるの?

 

ディプラデニアの改良品種の一種です。

 

ディプラデニアは南米大陸の広範囲に自生し、その種類は命名されていないものを除いても、実に100種類以上に及びます。

流通している代表的な品種は4種類が主となります。

 

まずディプラデニアの原種である「マンデビラ・サンデリ」選定方法によっては支柱なしで育てられる「ホワイトデライト」つるが良く伸び雄弁な花を咲かせる「ローズ・ジャイアント」、そしてピンク色の小粒の花を多数開花させる「サン・パラソル・トロピカルビーチ」が主な種類・品種です。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

ディプラデニアのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ディプラデニアの育て方(環境、土、肥料、水やり)

高温低湿の環境を好み、水やりは乾きが見られたら行う程度に留めます。

土は水分を逃しやすい素材である「赤玉土」を主体にします。

赤玉土を6〜7割ほど加えた土づくりを心がけましょう。

土表面が完全に乾燥したら給水し、頻繁な水やりは返ってディプラデニアには逆効果です。

庭植えの場合、水分補給はほぼ必要ありません。

肥料は緩効性肥料を用い、開花時には速効性肥料も有効です。

 

②ディプラデニアの画像(写真)!花の特徴は?

花弁が5枚ある花を咲かせ、品種ごとに「ピンク」「黄色」「赤」などの花を、伸張したつるに無数に咲かせます。

 

③ディプラデニアの開花時期や季節はいつ頃なの?

ディプラデニアの開花時期は、春先の5月から初秋の10月にかけてです。

約半年もの間、開花するのでかなり長く鑑賞することができます。

 

④ディプラデニアの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

品種によりピンキリですが、贈答品は各品種が添えられているので3,000〜5,000円とかなり高価です。

十分育った鉢植えもまた品種に依存しますが、概ね1,000~2,000円ほどです。

苗は育成の手間を引いた価格であり、一株500円前後で購入可能です。

 

⑤ディプラデニアの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

購入時の鉢より、一回り大きな穴を開け植え付けてください。

植え付けの時期は5〜6月です。

植え替えは、庭植えの場合は余程のことがない限り行わず、鉢植え等は年間に一回程度で構いません。

時期は3〜5月にかけての、日中気温が10℃以上に達したら行いましょう。

新しい土に植え替える際は、極力根を傷つけない様に掘り起こし、十分に古い土を払ってください。

 

⑥ディプラデニアの地植え(花壇)で育てる際のポイントは?

地植え(花壇)の面積に依存します。

面積に応じ混合土内の赤玉土の粒を「小粒」「中粒」「大粒」に切り替え、水捌けを良くします。

つる植物なので、アミやネット・支柱などを忘れずにディプラデニアの傍に添えましょう。

 

⑦ディプラデニアの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?

剪定の主体はつるになります。

臨時支柱で誘引も可能ですが、剪定の際は先端部分を目安に切り揃えてください。

茎の剪定は蕾が少ない時に行います。

茎の先端を僅かに切ると、そこからわき芽が発生し、多くの花を咲かせます。

切り戻しは冬越し前の10月ごろを目安に、株元から各枝・つるを30cmほどに切り揃えます。

 

⑧ディプラデニアの花が咲かない原因は?

ディプラデニアは他の植物と異なり、その開花に「窒素」を多く必要とします。

開花が十分見られない場合、より窒素を多く含んだ肥料に切り替えるといいでしょう。

またつるや枝が多すぎる場合も開花の妨げになるので、適宜根元から切り落としてください。

⑨ディプラデニアの冬越しのやり方は?耐寒性はあるの?

ディプラデニアは南米産の植物であり、屋外での冬越しはできず、当然耐寒性も持ち合わせていません。

冬季は、開花が終わった10月ごろから鉢植えやプランターなどは屋内に取り込みます。

地植え・庭植えの場合は慎重に掘り起こし、鉢などに植え替え、同様に屋内で生育します。

⑩ディプラデニアの花言葉や英語名や和名や別名はなに?

「固い友情」「情熱」「危険な恋」の花言葉を持ちます。

そのつるが互いにしっかりと絡め合う様から、この様な花言葉が産まれました。

英語では「Rocktrumpet」和名は「チリソケイ」です。

 

⑪ディプラデニアの種類や品種は何があるの?

自然下には100種以上のディプラデニアが存在し、品種改良も盛んに行われています。

流通する品種はほぼ4種類です。

原種である「マンデビラ・サンデリ」改良品種は「ホワイトデライト」「ローズ・ジャイアント」「サン・パラソル・トロピカルビーチ」が代表的な種類・品種となります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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