みなさんこんにちは。
今回は、イモカタバミについてまとめていきたいと思います。
イモカタバミはカタバミ科カタバミ属の学名Oxalis articulataであり、多年草の植物です。
カタバミの仲間は花が可愛らしいですが、駆除しにくい外来植物としても有名ですね。
駆除が難しいといわれているカタバミの仲間、イモカタバミについて駆除の方法などもお伝えしたいと思います!
今回は、イモカタバミについてのポイント、
以上8つの点についてお伝えします。
まずはイモカタバミの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
イモカタバミの育て方は?
イモカタバミは基本的に環境を選びません。
強いて言えば、水はけと日当たりの良いところを好むので、その点に気を付ければ大丈夫です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、イモカタバミが好む環境についてお伝えします!
イモカタバミの育て方!環境はどうする?
イモカタバミは放っておいても育ちます。
生育に必要な環境にはあまり気を付けることはありませんが、種や根などで必要以上に増やさないほうが大変ですので、対策が必要です。
不用意に庭植えすると勝手に増えて庭を専有してしまうこともあるので、管理しやすい鉢植えでの栽培が良いかもしれません。
次は、イモカタバミに適した用土についてお伝えします!
イモカタバミを育てる際の適した用土は何?
どんな環境でも育つといわれるイモカタバミですが、水はけの良い環境を最も好んでいます。
鉢植えをする場合は、赤玉土と腐葉土を7:3で混合したものを使用すると良いでしょう。
庭植えをする場合は、よほど水はけが悪くなければそのままで構いません。
次は、イモカタバミに必要な肥料についてお伝えします!
イモカタバミの育て方!肥料はどうする?
イモカタバミに肥料は必要ありません。
あまりありませんが、花がつかなかったり葉にハリがないようなときに少量液体肥料などを使用すると良いでしょう。
では次は、イモカタバミの水やりポイントについてお伝えします!
イモカタバミを育てる際の水の量はどうする?
イモカタバミは乾燥に強いといわれています。
鉢植えの場合は、表土が乾燥したら水を与えましょう。
庭植えの場合は、よほど雨が降らないという日が続くとき以外は特に水やりをする必要はありません。
以上で基本的なイモカタバミの育て方については終わりです。
次はイモカタバミの写真をお見せします!
イモカタバミの画像(写真)!
イモカタバミは南アメリカ原産で、大きさは10㎝から大きいものは30㎝程です。
もともとは園芸植物として日本に持ち込まれましたが、次第に野生化し現在では沖縄から北海道の全国各地で自生しています。
イモカタバミの花はピンク色で、中心に向かうほど濃い色になります。
イモカタバミはその花の可憐さとは裏腹に、かなり環境適応に優れ、繁殖力も強く、手強い”雑草”でもあります。
あらゆる方法で繁殖してしまうので、庭などに植える場合は注意したほうが良いかもしれませんね。
次は、イモカタバミの開花時期をお伝えします!
イモカタバミの開花時期や季節はいつ頃なの?
イモカタバミの開花時期は4月~9月です。
あまり手をかけなくても、長い間花を咲かせ楽しませてくれるのがうれしいですね!
次に、イモカタバミは食べることができるかをお伝えします!
イモカタバミは食べることができるの?
イモカタバミをはじめとするカタバミは食べることができます。
カタバミを漢字で表すと酢漿草とあるように、カタバミにはシュウ酸と呼ばれる成分が含まれています。
このシュウ酸が下痢や炎症を抑える効果があるといわれており、食べられることもあるそうです。
日本ではほどんと食されていませんが、インドなど一部の国と地域では食べられることもあるようですよ。
しかし、食べ過ぎは良くないようですので、気を付けてくださいね!
次に、イモカタバミの球根の駆除の仕方をお伝えします!
イモカタバミの球根をなくしたい!駆除の仕方は?
イモカタバミなどカタバミは繁殖力と生命力の強さで、駆除しにくい植物として知られています。
カタバミの上部だけをただ刈っても、根が残っているとまた生えてきたり、刈る際に種が飛んで増えてしまうこともあるんです。
カタバミを引き抜いても、完全に根を残さず駆除することは難しいでしょう。
そんな時は、除草剤をまくのが最も効果的です。
除草剤を選ぶ時のポイントは”根までしっかり枯らす”ものが良いでしょう。
除草剤はほかの植物に影響を与えることもあるので注意が必要です。
しかし特に、グランドカバーなどで使用していたり庭をカタバミが専有している場合にはおすすめです。
次は、イモカタバミとムラサキカタバミやオキザリスの違いをお伝えします!
イモカタバミとムラサキカタバミやオキザリスの違いはなに?
イモカタバミとムラサキカタバミの違いは、花の中心の色です。
(上はムラサキカタバミの写真)
イモカタバミとムラサキカタバミはともにピンク色の花を咲かせますが、イモカタバミは中心が濃いピンク色、ムラサキカタバミは中心が白色と異なります。
中心の色の違いで見分けることができるので、簡単ですね。
一方、イモカタバミとオキザリスの違いは栽培品種であるかどうかです。
(上の写真はオキザリス)
イモカタバミは品種改良されたものではありませんが、オキザリスは園芸用に品種改良されたもので、多くの品種があります。
園芸品種のオキザリスには、ピンクや白、黄色や赤、多種多様な花色と大きさのものがあるので、ぜひ見てみて下さいね。
また、オキザリスは属名(Oxalis)でもあるので、属のくくりとしてオキザリスが用いられることもあります。
次に、イモカタバミの花言葉をお伝えします!
イモカタバミの花言葉はなに?
イモカタバミの花言葉ではありませんが、カタバミの花言葉として「輝く心」「母の優しさ」などがあります。
可憐な中にも強さを持ち合わせているカタバミにぴったりですね!
次に、イモカタバミの種類や品種をお伝えします!
イモカタバミの種類や品種は何があるの?
カタバミにはいくつかの種類がありますが、今回は日本の在来種のカタバミをご紹介します!
現在日本でよくみられるカタバミの多くは外来種が帰化したカタバミで、今回ご紹介しているイモカタバミもその一つです。
外来種が多くみられるカタバミですが、在来種ももちろんあります。
その一例として、アカカタバミ、タチカタバミ、ミヤマカタバミなどが挙げられます。
身近に自生しているものもありますが、湿った林などにしか自生しない種類などもあるので、いろいろなカタバミを見に行くのも面白いですね!
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
イモカタバミのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①イモカタバミの育て方(環境、土、肥料、水やり)
肥料は特に必要はなく、どんな環境でも育つといわれるイモカタバミですが、水はけの良い環境を最も好んでいます。
鉢植えをする場合は、赤玉土と腐葉土を7:3で混合したものを使用し、庭植えをする場合は、よほど水はけが悪くなければそのままで構いません。
イモカタバミは乾燥に強いといわれています。
鉢植えの場合は、表土が乾燥したら水を与え、庭植えの場合は特に水やりをする必要はありません。
②イモカタバミの画像(写真)!
イモカタバミは南アメリカ原産で、大きさは10㎝から大きいものは30㎝程です。
もともとは園芸植物として日本に持ち込まれましたが、次第に野生化し現在では沖縄から北海道の全国各地で自生しています。
イモカタバミの花はピンク色で、中心に向かうほど濃い色になります。
③イモカタバミの開花時期や季節はいつ頃なの?
イモカタバミの開花時期は4月~9月です。
④イモカタバミは食べることができるの?
イモカタバミは食べることができます。
カタバミに含まれるシュウ酸が下痢や炎症を抑える効果があるといわれ、インドなど一部の国と地域では食べられることもあるそうです。
⑤イモカタバミの球根をなくしたい!駆除の仕方は?
カタバミを駆除するには、根まで枯らしてくれる除草剤をまくのが最も効果的です。
除草剤を選ぶ時のポイントは”根までしっかり枯らす”ものが良いでしょう。
除草剤はほかの植物に影響を与えることもあるので注意が必要です。
⑥イモカタバミとムラサキカタバミやオキザリスの違いはなに?
イモカタバミとムラサキカタバミの違いは、花の中心の色で、イモカタバミは中心が濃いピンク色、ムラサキカタバミは中心が白色と異なります。
イモカタバミとオキザリスの違いは栽培品種であるかどうかです。
また、オキザリスは属名(Oxalis)でもあるので、属のくくりとしてオキザリスが用いられることもあります。
⑦イモカタバミの花言葉はなに?
イモカタバミの花言葉ではありませんが、カタバミの花言葉として「輝く心」「母の優しさ」などがあります。
⑧イモカタバミの種類や品種は何があるの?
在来種のカタバミはアカカタバミ、タチカタバミ、ミヤマカタバミなどです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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