みなさんこんにちは。
今回は、ユウゲショウについてまとめていきたいと思います。
ユウゲショウは、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。
学名は、oenothera roseaで、アカバナユウゲショウとも呼ばれています。
原産は、北アメリカ南部から南アメリカです。
今回は、ユウゲショウについてのポイント、
以上9つの点についてお伝えします。
まずはユウゲショウの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ユウゲショウの育て方は?
ユウゲショウは、とても丈夫で繁殖能力が強い植物です。
日向で育ててあげれば十分に育ちます。
ユウゲショウは、手間がかからず育てやすいですよ。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ユウゲショウが好む環境についてお伝えします!
ユウゲショウの育て方!環境はどうする?
ユウゲショウは、日当たりの良い場所で育てましょう。
ユウゲショウは、明治時代に観賞用として持ち込まれましたが、今では日当たりの良い空き地などで自生しています。
日当たりさえよければ、十分に育つでしょう。
次は、ユウゲショウに適した用土についてお伝えします!
ユウゲショウを育てる際の適した用土は何?
ユウゲショウは、土質を選ばない植物です。
鉢植えにする場合は、水はけのよい用土にしましょう。
土を配合する場合は、赤玉土7、腐葉土3くらいの割合の土が適しています。
次は、ユウゲショウに必要な肥料についてお伝えします!
ユウゲショウの育て方!肥料はどうする?
ユウゲショウは、肥料は必要ないです。
肥料が多いと軟弱に育つ場合があるので注意しましょう。
では次は、ユウゲショウの水やりポイントについてお伝えします!
ユウゲショウを育てる際の水の量はどうする?
ユウゲショウは、地植えの場合は降雨のみで育ちます。
鉢植えにする場合は、土が乾いたらたっぷりとあげてください。
以上で基本的なユウゲショウの育て方については終わりです。
次はユウゲショウの写真をお見せします!
ユウゲショウの画像(写真)!雑草としてみられているの?
ユウゲショウは、花径約1㎝の小さなピンク色の花を咲かせます。
見かけることは少ないですが、たまに白い花もあり、花びらは4枚です。
ユウゲショウは、小さくかわいい花を咲かせることから、はじめは観賞用として日本に持ち込まれました。
しかし、その強い繫殖能力から、今では自生し、広葉雑草に分類されています。
次は、ユウゲショウの開花時期をお伝えします!
ユウゲショウの開花時期や季節はいつ頃なの?
ユウゲショウは、5月から9月が開花時期です。
「ユウゲショウ」という花の名は、夕方から咲くことから名付けられたようですが、実際には昼間から咲いています。
1日花ですが、香のある花を夜も咲かせるので、夜景とのコントラストもきれいです。
次に、ユウゲショウの地植え(花壇)で育てる際のポイントをお伝えします!
ユウゲショウの地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
ユウゲショウは、植え付けには特にコツはいりませんが、繁殖能力がとても強い植物です。
花の後に実が出来て、熟すと裂け、種が散ります。
実の中には1mmにも満たない細かい種子が60~100個も入っていて、雨が降ると種子が流れていきます(雨滴散布といいます)。
そのため、地植えをしていると自然と増えていきます。
また、根を強く張るので除草に手間がかかります。
ユウゲショウを地植えする場合は、他の植物に影響が出ないように場所を考えて植えましょう。
続いて、ユウゲショウの植え替えのポイントをお伝えします!
ユウゲショウの植え替えのポイントは?
ユウゲショウは、根にひげ根がたくさんついているので取り除くのが困難です。
また根茎と呼ばれる太い地下茎をもっているものもあり、これを地中に伸ばしてどんどん広がるので繁殖してしまう可能性があります。
ユウゲショウを植え替える際には、根をすべて取り除いてから植え替えることがポイントです。
それから次に、ユウゲショウの切り戻しのポイントをお伝えします!
ユウゲショウの切り戻しのポイントは?
ユウゲショウは、種から育てると盆栽にも向いています。
長く伸びた茎や葉は冬になると枯れますので、伸ばしたい形で切り戻しをしてあげましょう。
地面に葉をのばすロゼット状で越冬しますので、強めに剪定しても大丈夫です。
次は、ユウゲショウに似た花についてお伝えします!
ユウゲショウに似た花は何がある?
ユウゲショウに似た花を3つ紹介します。
3つとも、ユウゲショウと同じマツヨイグサ属の植物です。
ヒルザキツキミソウは、花のつくりはユウゲショウと全く同じで自生しています。
ユウゲショウとの違いは、花の大きさが約5cmあることと、花期が5月~7月と短めなことです。
2.コマツヨイグサ
コマツヨイグサは、花の色が黄色ですが、大きさが2~3cmと小ぶりで花の雰囲気がユウゲショウに非常によく似ています。
3.アカバナ
花の大きさが約1cmで、ピンク色であることから、ユウゲショウと似ています。
ユウゲショウは、関東から西に分布していますが、アカバナは北海道から九州まで分布し、おもに山地や野原の湿地に生息しているところが違います。
次に、ユウゲショウの花言葉をお伝えします!
ユウゲショウの花言葉はなに?
ユウゲショウの花言葉は「臆病」です。
草丈も低く花びらも1cmほどと小さく、夕方から咲いていたことで、控えめで臆病な花という意味で付けられたのでしょう。
しかし、ユウゲショウはとても繫殖能力も強く、午前中でもその花を見ることができます。
決して臆病ではない、力強い植物ですね。
最後に、ユウゲショウの種類や品種についてお伝えします!
ユウゲショウの種類や品種は何があるの?
ユウゲショウと同じマツヨイグサ属の花はすべて南北アメリカ原産で、そのうち日本に帰化しているものは現在14種あります。
これらの種類は、咲かせる花の色によって区別します。
黄花系統は「マツヨイグサ」、白または薄ピンク系統は「ツキミソウ」、赤花系統は「ユウゲショウ」になります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ユウゲショウのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ユウゲショウの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ユウゲショウは、日向で育ててあげましょう。
地植えなら土は選びません。
肥料も不要で降雨で育ちます。
②ユウゲショウの画像(写真)!雑草そしてみられているの?
ユウゲショウは、はじめは観賞用として日本に持ち込まれましたが、今では自生し、広葉雑草に分類されています。
③ユウゲショウの開花時期や季節はいつ頃なの?
ユウゲショウは、5月から9月が開花時期です。
④ユウゲショウの地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
ユウゲショウは、繁殖能力が強いので、他の植物への影響も考え、植え付ける場所を選びましょう。
⑤ユウゲショウの植え替えのポイントは?
ユウゲショウを植え替える際には、根をすべて取り除くことがポイントです。
⑥ユウゲショウの切り戻しのポイントは?
長く伸びた茎や葉は冬になると枯れますので、伸ばしたい形で切り戻しをしてあげましょう。
⑦ユウゲショウに似た花は何がある?
ユウゲショウに似た花は、ヒルザキツキミソウ、コマツヨイグサ、アカバナが挙げられます。
⑧ユウゲショウの花言葉はなに?
ユウゲショウの花言葉は「臆病」です。
⑨ユウゲショウの種類や品種は何があるの?
ユウゲショウと同じマツヨイグサ属の花のうち日本に帰化しているものは現在14種あります。
これらの種類は、咲かせる花の色によって区別します。
黄花系統は「マツヨイグサ」、白または薄ピンク系統は「ツキミソウ」、赤花系統は「ユウゲショウ」になります
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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