みなさんこんにちは。
今回は、山桜(ヤマザクラ)についてまとめていきたいと思います。
ヤマザクラはバラ科サクラ属であり、学名Prunus jamasakuraの落葉高木です。
名前からもわかるように、山に自生している桜のことを言い、ヤマザクラに近い品種を総じてヤマザクラと呼ぶこともあります。
ヤマザクラは主に宮城以南～九州でみられることが多いですが、ある程度耐寒性があるので北海道の南の地域まで育てることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
今回は、山桜(ヤマザクラ)についてのポイント、
以上11個の点についてお伝えします。
まずは山桜(ヤマザクラ)の育て方からお伝えします！
目次(クリックで飛べます)
山桜(ヤマザクラ)の育て方(栽培方法)は？
ヤマザクラが好むのは日当たりと風通しの良い場所です。
また、生長が早いことに加え、大きくなると20ｍ以上にもなり、鉢植えにはあまり向きません。
お庭に大きな木は植えることができない、ほかの木があるという方は、育てることができるか考えたほうが良いでしょう。
また、桜のまとめの記事もあります。
有名な桜の一覧をまとめていますので、こちらの記事もぜひご覧になってください！
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、山桜(ヤマザクラ)が好む環境についてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)の育て方！環境はどうする？
ヤマザクラをよくみることができるのは日当たりと風通しの良い場所です。
良く日の当たる急な斜面にあるほど日光を好むので、庭で育てる場合も同じような環境にしてあげるとよく育ちます。
ただし、生長が早く、大きくなると20ｍ以上にもなるので、比較的大きなお庭で育てたほうが良いかもしれません。
また、ヤマザクラは生長が早いため鉢植えなどには向かないので、育てるのなら庭植えがおすすめです。
次は、山桜(ヤマザクラ)に適した用土についてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)を育てる際の適した用土は何？
ヤマザクラを庭植えする場合はそのままの土壌でも構いませんが、ヤマザクラは肥沃な土壌を好むので必要に応じて腐葉土を混ぜると良いでしょう。
鉢植えはすぐに根詰まりをしてしまうのでおすすできませんが、鉢植えする場合は赤玉土と腐葉土を7:3で混合したものがおすすめです。
次は、山桜(ヤマザクラ)に必要な肥料についてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)の育て方！肥料はどうする？
ヤマザクラに与える肥料は、花後と2月に緩効性肥料を与えます。
与えるときは、ヤマザクラの根の先のあたりに穴を掘って与え、直接肥料が根に触れないように気を付けましょう。
では次は、山桜(ヤマザクラ)の水やりポイントについてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)を育てる際の水の量はどうする？
ヤマザクラを庭植えにしてる場合は、自然に任せても構いません。
ただし、夏場や長期間雨が降らないときは水やりをしましょう。
ヤマザクラを鉢植えしている場合は、表面が乾いたら水をやるようにし、花後～梅雨入り前まではなるべく水切れを起こさないように気を付けたほうが良いです。
以上で基本的な山桜(ヤマザクラ)の育て方については終わりです。
次は山桜(ヤマザクラ)の写真をお見せします！
山桜(ヤマザクラ)の画像(写真)！寿命はいくらぐらいなの？
ヤマザクラはもともと山に自生している桜です。
ヤマザクラの寿命は約300年といわれていますが、中には500年以上のものもあります。
自然に増える桜で、人工的に接ぎ木などをしないと増えない桜とは違い、種で増やすこともできる桜です。
ほかの桜よりも比較的芽が出やすいので、ぜひ挑戦してみてくださいね！
次は山桜(ヤマザクラ)の開花時期や香りについてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)の開花時期や季節はいつ頃なの？香りはいいにおい？
ヤマザクラの開花時期は地域にもよりますが3月～4月です。
山一面がヤマザクラに覆われる場所もあれば、ポツンポツンとアクセントのように咲いていることもあります。
どちらもとてもきれいなので、訪れてみてはいかがでしょうか！
皆さんはヤマザクラの花の匂いを嗅いだことはありますか？
実はヤマザクラの花はほとんど匂いはしません。
歩いているとどことなく花の香りが漂ってくる気がするのですが、不思議ですね。
次は山桜(ヤマザクラ)の名所についてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)の名所はどこなの？
ヤマザクラの名所は何といっても奈良県の吉野山ではないでしょうか。
吉野の桜、と言われる桜は実は多くがヤマザクラで、山一面に花を咲かせる光景は圧巻です。
開花時期は4月上旬～下旬で、ヤマザクラをはじめとする様々な桜が咲くので、ぜひ一度訪れてみてくださいね！
次は山桜(ヤマザクラ)の苗の植え付けのポイントについてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)の苗の植え付けのポイントは？
ヤマザクラを庭植えするときは、大きくなってもまわりの外壁やほかの木々に枝が当たらないように考慮することがポイントです。
ヤマザクラは生長が早く、大きいものでは20ｍにもなるので、周囲に影響を与えます。
枝葉が壁などにこすれると葉や花付きが悪くなりますし、日陰では枯れてしまうことがあるので気をつけましょう。
鉢植えする場合は、あまり深い鉢を選ばないことがポイントです。
苗に見合わないほど深い鉢に植えると、生育が悪くなることがあるので気を付けましょう。
次は山桜(ヤマザクラ)の鉢植えや庭で育てる際のポイントについてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)の鉢植え(盆栽)や庭で育てる際のポイントは？
ヤマザクラを鉢植えするのは、生長スピードや大きさからあまりおすすめはできませんが、しっかり管理をすればきれいな花を咲かせてくれます。
重要なのは植え替えで、約2年に1回、9月ごろに植え替えるのが良いでしょう。
植え替えでは、根に付いている土を半分落とし、新たな用土を加えます。
桜は総じてあまり植え替えが得意ではないので、毎年植え替えるのは控えたほうが良いですね。
ただ、植え替えをしないと根詰まりを起こして生育不良を起こしてしまうので、加減が重要です。
次は山桜(ヤマザクラ)の挿し木についてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)の挿し木のやり方はどうするの？
ヤマザクラの挿し木は強剪定を避けるため、混みあった枝を剪定したものを利用するなど、再利用の形が良いでしょう。
挿し木は6月～7月と3月～4月が適しており、その時期に枝を10～15㎝程に切り取ります。
6月～7月に切る場合は、その年に生長した青い枝を切ると幹に負担がかかりにくくいです。
親木の剪定した切り口が大きい場合は、塗布材を塗りましょう。
切り取った枝の挿す方の先を斜めに切り、葉がついている場合は葉を2～3枚残して落とします。
作った挿し穂に発根促進剤を塗り土に挿しますが、その時用いるのは赤玉土とピートモスを混ぜたものや、用意が大変な場合は市販の挿し木用の用土がおすすめです。
用意した土に挿し、明るい日陰で管理し水をたっぷり与え、根がついたらポットや鉢に植え替えましょう。
次は山桜(ヤマザクラ)のかかりうる病気や害虫の対策方法についてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は？
山桜のかかりうる病気は、べっこうたけ病やうどんこ病などがあります。
特に放っておくと危険なのはべっこうたけ病です。
べっこうた病は、根や剪定などでついた切り口などから菌が入り、内部から気を腐らせ、最悪倒木や木が枯れてしまいます。
一度かかると薬剤などでの除菌や対処はできないので、見つけしだい専門の業者にみてもらったり、倒木を防ぐ対策をするなどしましょう。
ヤマザクラに発生しやすい害虫は多く、ケムシやハダニ、コスカシバなどがあります。
ヤマザクラの病気も害虫も多くは市販の薬剤で対処できるので、注意深く観察し、早期発見するのが一番です。
次は山桜(ヤマザクラ)の販売価格についてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)の販売価格はいくらぐらいなの？
ヤマザクラの価格は大きさにもよりますが、一例として約1ｍのポット苗が1,500円～2,000円程度です。
盆栽にも使える20～30㎝のものや、より大きい木での販売もありますので、お好みのものを探してみてくださいね！
次は山桜(ヤマザクラ)の花言葉についてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)の花言葉はなに？
山桜の花言葉は「純潔」「あなたに微笑む」などがあります。
自然の中に凛と佇むヤマザクラにはぴったりの花言葉ですね。
次は山桜(ヤマザクラ)とソメイヨシノの違いについてお伝えします！
山桜(ヤマザクラ)とソメイヨシノの違いはなに？
ヤマザクラとソメイヨシノの大きな違いは葉と花が同時かそうではないかです。
全国各地の花見で楽しまれるソメイヨシノは、花が咲いた後に葉が出ます。
一方ヤマザクラはソメイヨシノと違い、葉と花が同時に生えるのですが、ご存知でしょうか。
皆さんも、ヤマザクラを見かけたときはよく見てみてくださいね！
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
山桜(ヤマザクラ)のまとめ！
いかがでしたでしょうか？今回お伝えした重要なポイントは11つありました。
覚えているでしょうか？1個ずつ振り返っていきましょう！
①山桜(ヤマザクラ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
ヤマザクラは日当たりと風通しの良い場所を好みます。
また、生長が早く、大きくなると20ｍ以上にもなるので、育てるのなら庭植えがおすすめです。
ヤマザクラを庭植えする場合はそのままの土壌でも構いませんが、ヤマザクラは肥沃な土壌を好むので必要に応じて腐葉土を混ぜると良いでしょう。
鉢植えの場合は、赤玉土と腐葉土を7:3で混合したものがおすすめです。
ヤマザクラに与える肥料は、花後と2月に根の先のあたりに穴を掘って、直接肥料が根に触れないように緩効性肥料を与えます。
ヤマザクラを庭植えにしてる場合は、夏場や長期間雨が降らないとき以外は自然に任せても構いません。
ヤマザクラを鉢植えしている場合は、表面が乾いたら水をやるようにし、花後～梅雨入り前まではなるべく水切れを起こさないようにします。
②山桜(ヤマザクラ)の画像(写真)！寿命はいくらぐらいなの？
ヤマザクラはもともと山に自生している桜で、種でも増やしやすい桜です。
ヤマザクラの寿命は約300年といわれていますが、中には500年以上のものもあります。
③山桜(ヤマザクラ)の開花時期や季節はいつ頃なの？香りはいいにおい？
ヤマザクラの開花時期は地域にもよりますが3月～4月です。
ヤマザクラの花はほとんど香りがありません。
④山桜(ヤマザクラ)の名所はどこなの？
ヤマザクラの名所は奈良県の吉野山です。
開花時期は4月上旬～下旬で、山一面に花を咲かせる光景は圧巻です。
⑤山桜(ヤマザクラ)の苗の植え付けのポイントは？
ヤマザクラを庭植えするときは、大きくなってもまわりの外壁やほかの木々に枝が当たらないように考慮することがポイントです。
ヤマザクラは生長が早く、大きいものでは20ｍにもなるので、周囲に影響を与えます。
鉢植えする場合は、あまり深い鉢を選ばないことがポイントです。
苗に見合わないほど深い鉢に植えると、生育が悪くなることがあるので気を付けましょう。
⑥山桜(ヤマザクラ)の鉢植え(盆栽)や庭で育てる際のポイントは？
ヤマザクラを鉢植えするときのポイントは、約2年に1回、9月ごろに行う植え替えです。
桜は総じてあまり植え替えが得意ではないので、毎年植え替えるのは控えたほうが良いですが、植え替えをしないと根詰まりを起こして生育不良を起こしてしまうことがあります。
⑦山桜(ヤマザクラ)の挿し木のやり方はどうするの？
挿し木は6月～7月と3月～4月が適しており、その時期に枝を10～15㎝程に切り取ります。
切り取った枝の挿す方の先を斜めに切り、葉がついている場合は葉を2～3枚残して落とします。
作った挿し穂に発根促進剤を塗り土に挿しますが、その時用いるのは赤玉土とピートモスを混ぜたものや、市販の挿し木用の用土がおすすめです。
用意した土に挿し、明るい日陰で管理し水をたっぷり与え、根がついたらポットや鉢に植え替えましょう。
⑧山桜(ヤマザクラ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は？
山桜のかかりうる病気は、べっこうたけ病やうどんこ病などで、発生しやすい害虫は、ケムシやハダニ、コスカシバなどがあります。
ヤマザクラの病気も害虫も多くは市販の薬剤で対処できるので、注意深く観察し、早期発見するのが一番です。
⑨山桜(ヤマザクラ)の販売価格はいくらぐらいなの？
ヤマザクラの価格は大きさにもよりますが、一例として約1ｍのポット苗が1,500円～2,000円程度です。
⑩山桜(ヤマザクラ)の花言葉はなに？
山桜の花言葉は「純潔」「あなたに微笑む」などがあります。
⑪山桜(ヤマザクラ)とソメイヨシノの違いはなに？
ヤマザクラとソメイヨシノの大きな違いは葉と花が同時かそうではないかです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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