みなさんこんにちは。
今回は、ゲンカイツツジについてまとめていきたいと思います。
ゲンカイツツジは「ツツジ科」「ツツジ属」に分類される落葉広葉の低木です。
ゲンカイツツジの学名は「Rhododendron mucronulatum var. ciliatum」です。
この学名は、ギリシャ語の「rhodon(バラ)」+「 dendron(樹木)」が語源とされています。
ゲンカイツツジの原種は準絶滅危惧種に指定されているほど数が少なくなっていますが、園芸品種は多く栽培されています。
学名からもわかりますが、ゲンカイツツジの花はバラのように鮮やかな紅色でとてもきれいですよ!
ゲンカイツツジは初心者でも栽培もしやすいので、ぜひ挑戦してみてください!
今回は、ゲンカイツツジについてのポイント、
以上7つの点についてお伝えします。
まずはゲンカイツツジの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ゲンカイツツジの育て方は?
ゲンカイツツジは中国地方から四国北部、九州北部、朝鮮半島と広く分布しています。
ゲンカイツツジは乾燥気味の岩場で自生し、また耐寒性、耐暑性があり病害虫にも強いので、放任状態でも育ちます。
日当たりのよい場所で育てると花つきがよいですが少し日陰でも十分に育ちます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ゲンカイツツジが好む環境についてお伝えします!
ゲンカイツツジの育て方!環境はどうする?
上で言ったようにゲンカイツツジは乾燥気味の岩場という厳しい環境に自生しているので、多少放任しても問題ありません。
また、ゲンカイツツジは寒さと暑さどちらにも強いので初心者にも育てやすい植物です。
日当たりは少々悪いところでも大丈夫です。
目安は最低限午前中は日が当たるところです。
ですが、花つきをよくしたいのであれば日当たりがよい場所で育てましょう!
日陰では徒長してしまい、花つきも悪くなってしまいます。
鉢植えは、一年中屋外で管理します。
夏は半日陰に置き、それ以外の季節は日当たりのよい場所に置くようにします。
冬は、寒風に当たって乾燥しない場所に移動させてください。
次は、ゲンカイツツジに適した用土についてお伝えします!
ゲンカイツツジを育てる際の適した用土は何?
ゲンカイツツジは水はけと保水性の高い酸性土壌を好みます。
具体的には「赤玉小粒」と「鹿沼土」、「ピートモス」と「バーミキュライト」を混ぜてください!
ピートモスは酸性未調整を使うとよいです。
それぞれの割合はおおよそ赤玉小粒:4 鹿沼土:3 ピートモス:2 バーミキュライト:1がお勧めです!
次は、ゲンカイツツジに必要な肥料についてお伝えします!
ゲンカイツツジの育て方!肥料はどうする?
肥料を与える時期は鉢植え、庭植えどちらも花が咲き終わった5月から6月と、株の充実する9月下旬、休眠期の1月にします。
肥料は「緩効性化成肥料」や「固形の油かす」を与えます。
では次は、ゲンカイツツジの水やりポイントについてお伝えします!
ゲンカイツツジを育てる際の水の量はどうする?
ゲンカイツツジは根が細く、また地表近くに根を張るので極度の乾燥に弱い性質があります。
なので水やりは夏などの暑い日は朝と夕の2回、そのほかは土が乾いたらあげましょう。
以上で基本的なゲンカイツツジの育て方については終わりです。
次はゲンカイツツジの写真をお見せします!
ゲンカイツツジの画像(写真)!
こちらがご紹介したゲンカイツツジの写真です!
鮮やかな紅色がとてもきれいで見ごたえがありますね。
次に、ゲンカイツツジの開花時期や季節についてお知らせします。
ゲンカイツツジの開花時期や季節はいつ頃なの?
ゲンカイツツジの開花時期は3~4月です。
ゲンカイツツジはツツジの仲間のなかでも最も早く開花します。
そのため早い時期から楽しむことができます。
次はゲンカイツツジの剪定のポイントです。
ゲンカイツツジの剪定(切り戻し)のポイントは?
ゲンカイツツジの剪定は花が咲き終わってからなるべく早い時期、目安としては6月上旬までに行います。
ゲンカイツツジは夏にはもう翌年の花芽ができるので、夏以降の剪定では、せっかくできた花芽を切ってしまいます。
そしてゲンカイツツジは枝数が多く、芽吹きもよいので、花がら摘みと合わせて剪定することも可能です。
枝先から3cmほど軽く刈り込み、枯れている枝や重なった枝を枝の根もとから切ることで、風通しをよくします。
次はゲンカイツツジの増やし方と挿し木の方法についてお話します。
ゲンカイツツジの増やし方!挿し木はどうすればいいの?
ゲンカイツツジは6月から7月に、挿し木でふやします。
充実して堅くなった枝を10cmほどに切り、「鹿沼土小粒」や市販の「さし木用土」などにお互いの葉が触れるくらいの間隔で挿します。
そして風の当たらない日陰で乾かさないように管理します。
そうすれば秋には発根します。
次はゲンカイツツジの販売価格を見てみましょう。
ゲンカイツツジの販売価格はどれくらいなの?
ゲンカイツツジの販売価格は品種にもよりますが、相場は500円からとお手頃なようです。
これだけ価格がお手頃だと初心者でも安心して挑戦できますね!
次はゲンカイツツジの種類やミツバツツジとの違いについてお話します。
ゲンカイツツジの種類はなにがあるの?ミツバツツジとの違いはなに?
ゲンカイツツジには白花ゲンカイツツジ、金子ゲンカイツツジ、タンナゲンカイ、サクラゲンカイなどたくさんの変種、品種があります。
一般にミツバツツジ類はツツジやシャクナゲの仲間で、落葉(一部常緑もあり)種のうち枝先に3枚のひし形の葉をつけるものが分類されています。
なのでゲンカイツツジはミツバツツジに似ていますが、ゲンカイツツジは特徴として花に丸みがあり、葉の裏や枝に毛があります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ゲンカイツツジのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
➀ゲンカイツツジの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ゲンカイツツジは半日陰程度の場所で育てましょう。
土は水はけがよく保水性が高いとよいです。
肥料は花が咲き終わった5月から6月と、株の充実する9月下旬、休眠期の1月に与えます。
「緩効性化成肥料」と「固形の油かす」をあげましょう。
水はあまり乾燥させすぎないように、暑い日は朝と夕の2回、それ以外は土が乾いたらあげましょう。
➁ゲンカイツツジの画像(写真)!
鮮やかな紅色がとてもきれいですね。
➂ゲンカイツツジの開花時期や季節はいつ頃なの?
ゲンカイツツジの開花時期は3~4月です。
ゲンカイツツジはツツジの仲間のなかでも最も早く開花します。
➃ゲンカイツツジの剪定(切り戻し)のポイントは?
ゲンカイツツジの剪定は花が咲き終わってからなるべく早い時期、目安としては6月上旬までに行います。
枝先から3cmほど軽く刈り込み、枯れている枝や重なった枝を枝の根もとから切ることで、風通しをよくします。
⑤ゲンカイツツジの増やし方!挿し木はどうすればいいの?
ゲンカイツツジは6月から7月に、挿し木でふやします。
充実して堅くなった枝を10cmほどに切り、「鹿沼土小粒」や市販の「さし木用土」などにお互いの葉が触れるくらいの間隔で挿します。
そして風の当たらない日陰で乾かさないように管理します。
⑥ゲンカイツツジの販売価格はどれくらいなの?
ゲンカイツツジの販売価格は品種にもよりますが、相場は500円からとお手頃なようです。
⑦ゲンカイツツジの種類はなにがあるの?ミツバツツジとの違いはなに?
ゲンカイツツジには白花ゲンカイツツジ、金子ゲンカイツツジ、タンナゲンカイ、サクラゲンカイなどたくさんの変種、品種があります。
ゲンカイツツジはミツバツツジに似ていますが、ゲンカイツツジは特徴として花に丸みがあり、葉の裏や枝に毛があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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