みなさんこんにちは。
今回は、トウヤマツツジについてまとめていきたいと思います。
トウヤマツツジは、ツツジ科ツツジ属の半落葉低木です。
別名シナヤマツツジ、タイワンヤマツツジとも呼ばれます。
野生種は山地の尾根や日当たりの良い斜面で生育し、奄美大島、徳の島~沖縄の各島に分布しています。
朱色または紅紫色の花を咲かせます。
今回は、トウヤマツツジについてのポイント、
以上7つの点についてお伝えします。
まずはトウヤマツツジの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
トウヤマツツジの育て方は?
トウヤマツツジなどのツツジ全般は、比較的育てやすいです。
しかし、いくつかのポイントを押さえておくと、よりきれいな花を咲かせることができます。
大まかにまとめると、
・日当たりの良い場所
・酸性の土
・5月~6月と、9月下旬、1月に肥料を与える
・乾燥したら水をやる
になります。
次からさらに詳しくお伝えします。
最初は、トウヤマツツジが好む環境についてお伝えします!
トウヤマツツジの育て方!環境はどうする?
トウヤマツツジは、少なくとも午前中は日が当たる、腐植質に富んだ水はけの良い場所が適しています。
日陰では花つきが悪くなってしまいます。
鉢植えは、1年を通して屋外で管理します。
夏は半日陰に、その他の時期は日当たりの良い場所に置きましょう。
冬は、乾燥した寒風に当たらない場所に移動させてください。
次は、トウヤマツツジに適した用土についてお伝えします!
トウヤマツツジを育てる際の適した用土は何?
トウヤマツツジは、pH5~6程の酸性土壌を好みます。
ピートモスを入れると根張りが良くなります。
赤玉土小粒4、鹿沼土小粒3、酸度未調整のピートモス2、バーミキュライト1の配合土などがおすすめです。
次は、トウヤマツツジに必要な肥料についてお伝えします!
トウヤマツツジの育て方!肥料はどうする?
トウヤマツツジの肥料は、鉢植えと庭植えどちらも、5月~6月と、9月下旬、1月に与えます。
5月~6月は花後のお礼肥として与えます。また、枝が充実する9月、1月の休眠期にも肥料を与えると翌年の花付きが良くなります。
では次は、トウヤマツツジの水やりポイントについてお伝えします!
トウヤマツツジを育てる際の水の量はどうする?
トウヤマツツジは根が細く、地表近くに張るため土の極端な乾燥に弱いです。
鉢植え、庭植えともに夏の高温期には乾かさないように注意し、朝または夕方に水やりをします。
他の季節は、乾いたら与える程度で大丈夫です。
以上で基本的なトウヤマツツジの育て方については終わりです。
次はトウヤマツツジの写真をお見せします!
トウヤマツツジの画像(写真)!
トウヤマツツジの写真は以下の通りです。
とてもきれいな鮮やかな赤色をしています!
見た目は他のツツジと同じように5枚の花びらと、長いおしべを持っています。
次は、トウヤマツツジの開花時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
トウヤマツツジの開花時期や季節はいつ頃なの?
トウヤマツツジの開花時期は、4月中旬~5月中旬になります。
朱色または紅紫色の花を咲かせます。
花冠は他のツツジと同じく直径4cm程度で5浅裂し、 おしべは通常9~10本です。
次はトウヤマツツジの剪定(切り戻し)のポイントについてお伝えします!
トウヤマツツジの剪定(切り戻し)のポイントは?
トウヤマツツジの剪定は、開花後のなるべく早い時期、6月上旬までに行います。
夏以降の剪定は、せっかくできた花芽を切ることになり、翌年花が咲かない原因となります。
ツツジは枝数も多く、芽吹きも良いので、刈り込むことができます。
強剪定すると新芽が出にくいことがあるので、3cm程度の長さに留めておきます。
枝先から3cm程度に軽く刈り込み、枯れた枝や重なった枝を基部から切り、風通しを良くすると良いでしょう。
次はトウヤマツツジの増やし方についてお伝えします!
トウヤマツツジの増やし方!
トウヤマツツジは、6月から7月に、挿し木で増やします。
充実して堅くなった枝を10cmほどに切り、葉を4~5枚残してあとは切り取り、挿し穂にします。
それから水に浸けて吸水させておきます。
鹿沼土小粒や市販のさし木用土などに、葉が触れる程度の間隔でさします。
風の当たらない日陰で乾かさないように管理すれば、秋には発根します。
次はトウヤマツツジの花言葉についてお伝えします!
トウヤマツツジの花言葉はなに?
トウヤマツツジに限らず、ツツジ全般の花言葉は「節度」「慎み」になります。
ちなみに、ツツジは色ごとに違う花言葉を持ちます。
赤のツツジの花言葉は「恋の喜び」、白のツツジの花言葉は「初恋」です。
トウヤマツツジは朱色なので、「恋の喜び」になりますね!
次はトウヤマツツジの種類や品種についてお伝えします!
トウヤマツツジの種類や品種は何があるの?
トウヤマツツジはヤマツツジの仲間になりますが、他の品種としては、
- ヤエザキヤマツツジ
- シキザキヤマツツジ
- シロヤマツツジ
- オオシマツツジ
- ミカワツツジ
- サイカイツツジ
- ヒメヤマツツジ
- ケラマヤマツツジ
があります。
野生種の分布は品種によって異なります。
日本全国にいろいろな種類のヤマツツジがありますね!
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
トウヤマツツジのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①トウヤマツツジの育て方(環境、土、肥料、水やり)
トウヤマツツジの育て方としては、
・日当たりの良い場所で育てる
・酸性の土が良く、ピートモスを入れるとよく育つ
・5月~6月と、9月下旬、1月に肥料を与える
・乾燥したら水をやる
になります。
②トウヤマツツジの画像(写真)!
トウヤマツツジの写真は以下の通りです。
③トウヤマツツジの開花時期や季節はいつ頃なの?
トウヤマツツジの開花時期は、4月中旬~5月中旬になります。
④トウヤマツツジの剪定(切り戻し)のポイントは?
開花後のなるべく早い時期、6月上旬までに行います。
夏以降の剪定は、翌年花が咲かない原因となるので注意です。
枝先から3cm程度に軽く刈り込み、枯れた枝や重なった枝を基部から切り、風通しを良くしましょう。
⑤トウヤマツツジの増やし方!
6月から7月に、さし木でふやします。
充実して堅くなった枝を10cmほどに切り、葉を4~5枚残してあとは切り取り、挿し穂にします。
それから水に浸けて吸水させ、鹿沼土小粒や市販のさし木用土などに、葉が触れる程度の間隔でさします。
⑥トウヤマツツジの花言葉はなに?
トウヤマツツジに限らず、ツツジ全般の花言葉は「節度」「慎み」になります。
色でもそれぞれ花言葉があり、トウヤマツツジのような赤のツツジの花言葉は「恋の喜び」、白のツツジの花言葉は「初恋」になります。
⑦トウヤマツツジの種類や品種は何があるの?
トウヤマツツジの他のヤマツツジの品種としては、
- ヤエザキヤマツツジ
- シキザキヤマツツジ
- シロヤマツツジ
- オオシマツツジ
- ミカワツツジ
- サイカイツツジ
- ヒメヤマツツジ
- ケラマヤマツツジ
があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す