みなさんこんにちは。
今回は、日本三大有毒植物についてまとめていきたいと思います!
みなさん、日本三大有毒植物についてどこまで知識があるでしょうか?
そして、もし食べてしまったらどうなってしまうのかまで知っているでしょうか?
いざという時のために分かりやすくまとめたので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
今回は日本三大有毒植物についてのポイント、
以上4つにポイントをしぼっていきます!
それでは、日本三大有毒植物について詳しく見ていきましょう!
目次(クリックで飛べます)
日本三大有毒植物とはなに?
日本三大有毒植物は、トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギの3つでグループ化されています。
特に、トリカブトの毒は猛毒で、山菜のシーズンには間違って食べてしまう例も毎年発生してます。
見分け方はそれぞれ比較的簡単なので、予備知識として知っているだけでも自分の命を守れるかもしれません。
それでは、トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギの順番で簡単にポイントを押さえていきましょう。
それぞれの詳しい情報についてはそれぞれのページで解説をしているので、気になったらそのページを見てみてください。
それでは、トリカブトから見ていきましょう!
トリカブト
トリカブトは、キンポウゲ属トリカブト属の総称です。
青くて綺麗な花を8月から10月までの間に咲かせます。
トリカブトは、茎から枝まですべての部分に毒を含んでいるのですが、漢方として利用されることもあります。
ただし、のちにお伝えしますが、トリカブトの毒はとても猛毒です!
絶対に個人でトリカブトの漢方を作らないようにしましょう。
トリカブトの花言葉は、「騎士道」「栄光」「人嫌い」「厭世家」「復讐」などです。
次は、ドクゼリについて簡単にまとめますね!
ドクゼリ
ドクゼリは、ドクゼリは、セリ科ドクゼリ属に属する植物です。
オオゼリや、地域よっては、ウマゼリとも呼ばれたりします。
また、ドクゼリは、6月から7月にかけて白色の花を咲かせます。
ドクゼリの花言葉は、「あなたは私を死なせる」「死も惜しまず」「切実な思い」です。
つぎは、ドクウツギについてみていきましょう!
ドクウツギ
ドクウツギは、ドクウツギ科ドクウツギ属に所属する落葉低木です。
現在では、昔その危険さから大量に駆除されてしまったために絶滅寸前になってしまいました。
なんと、ドクウツギの実は熟すると黒色になるんですよ~その写真を見たい方は、ぜひドクウツギの個人ページで見てみてください。
ドクウツギの花言葉は、「野生」や「元気」です。
それでは次に、日本三大有毒植物を食べてしまったらどのような症状が出てくるのかについてお伝えします。
もしも日本三大有毒植物を食べてしまったらどうなるの?
日本三大有毒植物トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギについてそれぞれ簡単にご紹介しましたが、特に気になったものはあったでしょうか?
もしも詳しく知りたいと思ったらなら、詳しく解説しているのでぜひそれぞれのページを見てみてください。
さて、これらの植物を食べてしまったらですが、最悪のケースではどの植物も死んでしまいます!!
なので、絶対に食べないでくださいね。
また、トリカブトの場合には、ヨモギやニリンソウなどの食べられる野草に似ている事から食べてしまって、毎年病院に運ばれるというケースが多発しています。
次の段落では、それぞれの毒についての名前と対処法についてお伝えします。
それでは、それぞれに含まれる毒について詳しく見ていきましょう。
日本三大有毒植物に含まれる毒はなに?
まずは、トリカブトに含まれる毒ですが、アコニチンという名前の毒が含まれています。
なんと、このアコニチンの致死量は、1グラム!
少しでも体内に入れてしまった場合には、口のまわりが痺れていき、最後には心停止してしまいます。
ドクゼリに含まれる毒ですが、シクトシキン、シクチンという毒が含まれています。
これらの毒は、体重60キログラムの人で約3グラムです。
アコニチンの3倍まで致死量が増えましたが、依然として少しのシクトキシンで死んでしまいます。
とても危険な毒物の一種と言えるでしょう。
最後に、ドクウツギに含まれる毒ですが、コリアミルチン、ツチンです。
これらの毒がどれほど強いのかというと、マウスでの実験でしたが、体重60キロの人であれば、60ミリグラムがボーダーとなるようです。
上記の中の毒でも強い毒ですね。
いずれの毒も、体内に入ってから痙攣がはじまり、死んでしまいます。
絶対に、体に入れてはいけない植物3選に選ばれるのも納得ですね。
日本三大有毒植物は「トリカブト」、「ドクゼリ」、「ドクウツギ」でしたね。
それでは次に、この植物以外の有毒植物を見ていきましょう!
日本三大有毒植物以外にも注意しなければいけない有毒植物はなに?
当たり前ですが、これらの植物以外にも毒が含まれている植物はたくさんあります。
いくつかピックアップしたので、確認してみてください。
気になったものについては、それぞれのページで詳しく見てみてください。
ジギタリス
ジギタリスは、オオバコ科ジギタリス属の総称です。
開花時期は、5月から6月で、白,ピンク,オレンジ,黄,紫,茶,複色の花を咲かせます。
ジギタリスに含まれる毒は、ジギトキシン、ジゴキシンで、株全体に含まれています。
また、ジギタリスの花言葉は「不誠実」「熱愛」です。
グロリオサ
グロリオサは、イヌサフラン科グロリオサ属の総称です。
グロリオサの開花時期は、7月から9月いっぱいまでです。
コルヒチン、グロリオシンといった毒が球根に含まれています。
また、過去には、グロリオサの球根をヤマイモと間違って食べてしまって死亡してしまったケースが発生しています。
グロリオサの花言葉は「栄光」「燃える情熱」「勇敢」です。
クワズイモ
クワズイモは、サトイモ科クワズイモ属の総称です。
観葉植物として育てられることも多く、別名はアロカシアです。
クワズイモに含まれる毒は、シュウ酸カルシウムで、食べることはおろか、触れることもやめましょう。
触れただけでかゆみを感じ、最悪の場合は皮膚がただれてしまいます。
クワズイモの花言葉には「復縁」「仲直り」などがあります。
シキミ
シキミは、マツブサ科シキミ属の総称です。
3月から4月に黄色の花を咲かせます。
シキミには、アニサチンという毒成分が含まれます。
アニサチンもとても毒性が強く、毒物及び劇物取締り法により劇物にまで指定されています。
シキミの花言葉は「猛毒」「甘い誘惑」「援助」などです。
アセビ
アセビは、ツツジ科アセビ属の総称です。
開花時期は、2月から4月で、白色や、赤色の花を咲かせます。
アセビには、グラヤノトキシンI(旧名アセボトキシン)、アセボプルプリン、アセボイン、ジテルペン、アンドロメドトキシンなどといった毒成分が含まれており、殺虫剤に含まれる成分と同じです。
アセビの花言葉は「犠牲」「献身」「清純な心」「危険」「あなたと二人で旅をしましょう」などです。
以上で、日本三大有毒植物についてのご紹介は終わりになります。
最後にまとめていきましょう。
日本三大有毒植物のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは4つありました。
1個ずつ振り返ってみましょう!
①日本三大有毒植物とはなに?
1.トリカブト
2.ドクゼリ
3.ドクウツギ
です。
②もしも日本三大有毒植物を食べてしまったらどうなるの?
それぞれの植物がかなりの強い猛毒をもっており、食べると最悪死んでしまいます。
③日本三大有毒植物に含まれる毒はなに?
それぞれ、
トリカブト・・・アコニチン
ドクゼリ・・・シクトシキン、シクチン
ドクウツギ・・・コリアミルチン、ツチン
の毒を持っています。
④日本三大有毒植物以外にも注意しなければいけない有毒植物はなに?
ジギタリス、グロリオサ、クワズイモ、シキミ、アセビなどが毒を持っています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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