みなさんこんにちは。
今回はネコノヒゲについてまとめていきたいと思います。
ネコノヒゲはシソ科オルトシフォン属の植物であり、宿根草の多年草です。
英名はCat’s whiskersで、おしべが猫のヒゲのように見えることからこのネコノヒゲという名前が付きました。
見た目がとても可愛らしいネコノヒゲですが、クミスクチンという名前の生薬として重宝されています。
今回はネコノヒゲについてのポイント、
以上11つの点についてお伝えします。
まずはネコノヒゲの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ネコノヒゲの育て方は?
ネコノヒゲの原産は東南アジアで、暑さに強い植物です。
反対に、耐寒性には弱く、寒い環境では枯れてしまいます。
このように、ネコノヒゲを育てるポイントはたくさんあるので、今回はその点を詳しくまとめていきたいと思います!
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ネコノヒゲが好む環境についてお伝えします!
ネコノヒゲの育て方!環境はどうする?
ネコノヒゲは日当たりの良い、高温多湿な環境を好みます。
反対に寒さと乾燥にはとても弱く、気温が10℃以下になると枯れてしまうので、育てる地域によっては注意が必要です。
寒い地域で育てる際の一工夫として、鉢やプランターで育てるという方法があります。
鉢などでネコノヒゲを移動できるようにすることで、温かい時期は屋外、寒い時期は屋内で育てることで枯れることを防ぐことができます。
地域に合った育て方があるので、自分の地域の気候をぜひ調べてみてくださいね。
次は、ネコノヒゲに適した用土についてお伝えします!
ネコノヒゲを育てる際の適した用土は何?
ネコノヒゲは高温多湿を好みますが、用土は水はけの良いものが適しています。
鉢やプランターで育てる場合、赤玉土と腐葉土を2:1で混ぜたものや培養土を使うと良いでしょう。
庭植えの場合は、腐葉土を混ぜると水はけが良くなり、土が柔らかくなるので根も張りやすくなります。
また、酸性の土壌では育たないことがあるので、石灰をまくなどしてアルカリ性に傾けましょう。
次は、ネコノヒゲに必要な肥料についてお伝えします!
ネコノヒゲの育て方!肥料はどうする?
ネコノヒゲを育てるには肥料を与えるとより生長します。
植える際に緩効性の化学肥料を元肥として与え、その後も1か月に一度追肥すると良いです。
ただし、用土に培養土を用いる場合には、元肥が含まれているので植え付け時の肥料は不要です。
では次は、ネコノヒゲの水やりポイントについてお伝えします!
ネコノヒゲを育てる際の水の量はどうする?
ネコノヒゲは水切れを起こしてしまうと枯れてしまうことがあります。
ですので、水やりは欠かさず、用土が乾燥する前に与えるのが適しています。
特に夏場の炎天下では用土が乾燥しやすいので、毎日朝や夕方にたっぷり水を与えると良いでしょう。
以上で基本的なネコノヒゲの育て方については終わりです。
次はネコノヒゲの写真をお見せします!
ネコノヒゲの画像(写真)!
ネコノヒゲは成長すると40~50㎝ほどになります。
花は白色が主ですが、淡いピンク色などもあります。
ネコノヒゲはその名の由来である猫のヒゲのようなおしべが特徴的ですが、花弁も変わった形をしていて、そこから飛び出るヒゲがとても可愛らしいですね。
このような可愛らしい花はいつ見ることができるのでしょうか。
次はネコノヒゲの開花時期や季節についてお伝えします!
ネコノヒゲの開花時期や季節はいつ頃?
ネコノヒゲの開花時期は6月~11月です。
ただ、これは日本のような環境での開花時期で、本来ネコノヒゲは最適な原産地のような最適な環境であれば1年中花を楽しむことができます。
一年中楽しみたいときは、温室で高温な環境を作ってあげると良いです。
しかし、高温や生長するための最低10℃以上という環境を保つことがなかなか難しいところもあるので、一年草として楽しむのも良いかもしれませんね。
次はネコノヒゲの苗の植え付けのポイントについてお伝えします!
ネコノヒゲの苗の植え付けのポイントは?
ネコノヒゲを植え付ける際には、根が成長しても余裕があるくらいにしましょう。
特に鉢やプランターへ植える際は、根が成長しすぎて水切れを起こしやすくなってしまうのを避けるため、余裕を持ちましょう。
また植え付け後はたっぷり水やりをしましょう。
次はネコノヒゲの剪定のやり方についてお伝えします!
ネコノヒゲの剪定のやり方は?
ネコノヒゲの生育において選定はとくに必要ありませんが、越冬させたいという方は挑戦してみてください。
やり方としては、花芽のない茎を上から15㎝程度で切り取るだけです。
花芽がある場合には、それを取り除きます。
株ごと越冬させることもできますが、この切り取った茎を活かして翌年も花を咲かせる方が簡単かと思います。
後でその詳しい方法をご紹介するので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
次はネコノヒゲの増やし方をお伝えします!
ネコノヒゲの増やし方は?
ネコノヒゲは剪定した茎や株分けで増やすことで簡単に増やすことができます。
株分けはご自分の好きな大きさに分けて植え替えるだけです。
ただ、最も難しいのが温度管理です。
ネコノヒゲはよく生長し、株も大きくなりやすいのですが、低温な時期の温度管理を間違ってしまうと枯れてしまします。
株分けで増やす場合は生育に必要な気温10℃以上を徹底しましょう。
次はネコノヒゲの挿し木のやり方をお伝えします!
ネコノヒゲの挿し木のやり方は?
ネコノヒゲの挿し木は、先ほど剪定のやり方でご紹介したように茎を切り取り、メネデールを薄めた水にそのままさすというのが簡単な方法です。
さし芽用土でも根は張りますが、水に入れるだけでも十分根が出ます。
次はネコノヒゲの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
ネコノヒゲの種まき時期と種まきのポイントは?
ネコノヒゲの種はほとんど流通しておらず、入手困難です。
自分で育てたものからもほとんど種は採取できないので、育てる際は市販の苗や、挿し木で増やしたものを育てるのが良いでしょう。
次はネコノヒゲの冬越しのポイントについてお伝えします!
ネコノヒゲの冬越しのポイントは?
ネコノヒゲを越冬させるうえで最も大切なのは温度管理です。
生育に必要な気温10℃以上を保つことで越冬することができます。
庭植えしたものは鉢に植え替えて温かい屋内に移動させたり、はじめから温室で育てることをお勧めします。
また、鉢ごと越冬させるのも良いですが、茎を剪定して水にさしておく方法もおすすめです。
この方法だと鉢ほど場所を取らずキッチンやリビングに置くこともできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
次はネコノヒゲの花が咲かない原因についてお伝えします!
ネコノヒゲの花が咲かない原因は?
ネコノヒゲの花が咲かない原因として考えられるのは、低温です。
もともと原産地などでは一年中花が咲くことが多いですが、日本では夏~秋と限られています。
これは気温が低いことによるものなので、花が咲かないのはこれと同じ状況だということが考えられます。
ここでは低温に言及しましたが、根の張り杉や栄養不足など原因は様々考えられるので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。
最後はネコノヒゲの花言葉をお伝えします!
ネコノヒゲの花言葉は?
ネコノヒゲの花言葉は「楽しい家庭」「貢献」「進歩」です。
ポジティブな花言葉と可憐な花とで励ましてくれそうですね。
それでは、最後に今回お伝えした事をまとめたいと思います。
ネコノヒゲのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイント11個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ネコノヒゲの育て方(環境、土、肥料、水やり)
日当たりの良い高温な、水はけの良い用土で育てましょう。
肥料は月に一度緩効性の化学肥料を少量与えるとよく育ちます。
また、用土を乾燥させないために水やりは欠かさず、特に夏場は朝や夕方毎日水を与えましょう。
②ネコノヒゲの画像(写真)!
ネコノヒゲは40~50㎝ほどになります。
猫のヒゲのようなおしべが特徴で、花はおもに白色が多いです。
③ネコノヒゲの開花時期や季節はいつ頃なの?
ネコノヒゲの開花時期は6月~11月の温暖な時期ですが、高温な環境を保つと1年中咲きます。
④ネコノヒゲの苗の植え付けのポイントは?
ネコノヒゲの植え付けは、根が成長しても十分な余裕をつくり、植え付け後はたっぷりと水やりをしましょう。
⑤ネコノヒゲの剪定のやり方は?
ネコノヒゲに選定は特に必要ではありませんが、増やす際は上から15㎝位のところで茎を切り取りましょう。
⑥ネコノヒゲの増やし方!
ネコノヒゲは主に株分けや挿し木で増やすことができます。
株分けでは自分の好きな大きさに分けて植え替えるだけです。
⑦ネコノヒゲの挿し木のやり方は?
ネコノヒゲの挿し木は剪定した茎をメネデールを薄めた水に差すだけで十分根が出ます。
⑧ネコノヒゲの種まき時期と種まきのポイントは?
種は手に入りにくいので、増やす際は株分けや挿し木がおすすめです。
⑨ネコノヒゲの冬越しのポイントは?
ネコノヒゲの越冬は最低でも気温を10℃以上に保つことがポイントです。
これより低いを枯れてしまうので、鉢を屋内にいれたり、挿し木で室内で越冬させましょう。
⑩ネコノヒゲの花が咲かない原因は?
ネコノヒゲの花が咲かない原因の一つは、低温です。
原産地では一年中花が咲きますが、日本では低温な時期には花が咲きません。
⑪ネコノヒゲの花言葉はなに?
ネコノヒゲの花言葉は「楽しい家庭」「貢献」「進歩」です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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