みなさんこんにちは。
今回は、オーストラリアンビーンズについてまとめていきたいと思います。
オーストラリアンビーンズはマメ科カタスノペルムム属の非耐寒性常緑高木で、葉や実にサポニンという毒性があります。
原産国はパプアニューギニアや、オーストラリアなどの亜熱帯地域です。
オーストラリアンビーンズの学名は「Castanospermum australe」ですね。
ほかにも、「ジャックと豆の木」「ブラックビーンズ」「ラッキービーンズ」「グリーンボール」「アマゾンエッグ」「ジャイアントビーンズ」など、別名がたくさんあります。
今回は、オーストラリアンビーンズについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはオーストラリアンビーンズの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
オーストラリアンビーンズの育て方は?
オーストラリアンビーンズは、亜熱帯地域原産なので暖かい場所を好む植物です。
日当たりや水はけのよい用土で育てると、成長が早く大きく育ちます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、オーストラリアンビーンズが好む環境についてお伝えします!
オーストラリアンビーンズの育て方!環境はどうする?
オーストラリアンビーンズは春~秋にかけては、屋外のよく日の当たる場所で管理します。
真夏の直射日光で葉焼けを起こすことがあるので、その時期は明るい日陰や寒冷紗で日差しを遮ってあげて下さい。
オーストラリアンビーンズは耐寒性が弱いので、冬の間は室内の日が当たる暖かい場所で育てましょう。
全体的に乾かし気味に育てるのがコツなので、梅雨や長雨が続くようであれば、軒下や屋根のある場所へ避難させてください。
冬から春にかけて、室内から屋外へ移動させるときもいきなり日光に当てると葉焼けを起こすので、2週間くらいずつかけて、日陰、半日陰、木漏れ日、日向などと慣らしていきましょう。
次は、オーストラリアンビーンズに適した用土についてお伝えします!
オーストラリアンビーンズを育てる際の適した用土は何?
オーストラリアンビーンズを育てるときは、水はけのよい用土を選びましょう。
市販の草花用や観葉植物用の用土に、赤玉土を3割程度まぜてもよいですし、自作する場合はピートモスと赤玉土を同量ずつ混ぜてもよいです。
次は、オーストラリアンビーンズに必要な肥料についてお伝えします!
オーストラリアンビーンズの育て方!肥料はどうする?
オーストラリアンビーンズは成長期の、5月~6月と夏を避けた9月に肥料を与えてください。
この時期に緩効性化成肥料を置き肥するか、2週間に1回水やりのタイミングで液肥を与えてもよいでしょう。
冬はオーストラリアンビーンズの休眠期にあたるので、肥料はあたえなくてもよいです。
市販されているオーストラリアンビーンズの苗には、矮化剤(大きくなるのを抑制する薬)が使われていることがあります。
矮化剤はいずれ排出されますが、肥料が足りないのかもしれないと多く与えすぎると、肥料過多で枯れる原因になってしまいます。
矮化剤がなくなれば、大きくなりますので肥料の与えすぎには注意しましょう。
では次は、オーストラリアンビーンズの水やりポイントについてお伝えします!
オーストラリアンビーンズを育てる際の水の量はどうする?
オーストラリアンビーンズの水やりは、春と秋には土が乾いたら鉢底からたっぷり流れ出るくらい与えます。
夏は乾燥するので、土がかわくようであれば毎日水やりしましょう。
オーストラリアンビーンズの土の中にある古い空気や廃棄物を流れ出して、新しい新鮮な空気や水を与える助けになるので、思い切ってしっかり与えてください。
その際、受け皿の水を放置すると根腐れの原因になるので捨ててしまいましょう。
冬は、休眠期に入り水揚げも鈍くなるのでほとんど乾かし気味に管理してください。
オーストラリアンビーンズの葉が枯れたり落ちたりする場合は、葉水を霧吹きでかけてください。
1年を通して室内で育てる場合、エアコンの風が直接当たらない場所で管理します。
しかし、直接風があたらなくても乾燥するので、頻繁に葉水をして湿度を保つようにしましょう。
以上で基本的なオーストラリアンビーンズの育て方については終わりです。
次はオーストラリアンビーンズの写真(画像)をお見せします!
オーストラリアンビーンズの画像(写真)!種や花の特徴は?
(インスタグラムriena0128様より引用)
オーストラリアンビーンズの種は4cm~5cmの黒っぽい茶色をしています。
土の上に乗せる、あるいは半分くらい埋めるという種まき方法なので、まくというよりも置くといったほうがしっくりくるでしょう。
皮を剥きとがったほうを下にして土の上へ置き、水を切らさないようにして日陰で管理すると、早ければ1ヵ月でパカッと豆が割れて、芽が出てきます。
種は、草丈が60cmくらいになるとしぼんで消えてしまうのが特徴です。
オーストラリアンビーンズの種は、大きな鞘に3つくらいずつなります。
オーストラリアンビーンズは、幹から直接花茎を出して複数の花が咲くのが特徴です。
最初は黄色ですが、徐々に鮮やかなオレンジになり最終的には赤く変色します。
オーストラリアンビーンズは、原産国では30m~40mくらいまで育つ大木です。
現地では5m~10mくらいにならないと、花が咲かないといわれています。
日本では露地植えでの越冬が難しいので、本州ではそこまで大きく育てるのは難しいですね。
まれに、種(豆)がまだついているのに開花したという例もなくはありませんが、めったにあることではないそうです。
次に、オーストラリアンビーンズの開花時期や季節はいつ頃なのかについてお伝えします。
オーストラリアンビーンズの開花時期や季節はいつ頃なの?
オーストラリアンビーンズの開花時期は、5月~8月の初夏になります。
次に、オーストラリアンビーンズの種の値段や販売価格はいくらぐらいなのかについてお伝えします。
オーストラリアンビーンズの種の値段や販売価格はいくらぐらい?通販で購入できるの?
オーストラリアンビーンズの種や苗は、通販サイトで購入できます。
植物を中心に扱っているサイトだと、探しやすいですね。
サイトにもよりますが、30cmの鉢植えで3000円前後、種だと1つ1000円くらいでしょう。
次は、オーストラリアンビーンズの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします。
オーストラリアンビーンズの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
オーストラリアンビーンズはとても成長の早い植物です。
苗を購入して、底から根が出ていたらすぐに一回り大きな鉢に植え替えましょう。
普通に育てていても、1年~3年に1回は植え替えをおすすめします。
オーストラリアンビーンズが根詰まりをおこすようであれば、時期をまたずに植え替えましょう。
植え替えや植え付けの時期は、成長期の4月~5月と真夏を避けた9月が適期です。
植え替え方法は、一回り大きな鉢の底にネットを張り底石を2cmくらい敷き詰めます。
そっとオーストラリアンビーンズの株を置き、すきまにまんべんなく用土を入れてください。
そのあとたっぷりと水やりし、新芽出るまで1週間くらいは明るい日陰で管理しましょう。
次は、オーストラリアンビーンズの剪定(切り戻し)の時期とやり方についてお伝えします。
オーストラリアンビーンズの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
オーストラリアンビーンズは基本的にはあまり剪定(切り戻し)は必要ありませんが、あまり大きく育てたくない場合は、6月~8月の成長期に先端を剪定(切り戻し)します。
また、葉が混みあったり形が崩れてきたときにも、剪定して整えるのがよいでしょう。
オーストラリアンビーンズの葉が傷んだり枯れたりした場合は随時、取りのぞくと見た目も美しいですね。
それでは、オーストラリアンビーンズの増やし方についてお伝えします!
オーストラリアンビーンズの増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
オーストラリアンビーンズは秋に種が入った鞘ができますが、日本では難しいので、挿し木(挿し芽)で増やすのがよいでしょう。
5月~7月に枝を切り、葉のついた1本の枝以外を切り落とします。
日の当たらない場所で管理し、毎日水を取り替えて風通しをよくしておくと、1ヵ月くらいで新芽が出てきます。
新芽が出たら、鉢へ植え替えましょう。
それでは次に、オーストラリアンビーンズの花言葉はなにかをお伝えします!
オーストラリアンビーンズの花言葉はなに?風水との関係性は?
オーストラリアンビーンズの花言葉は「思わぬ出会い」と「再開」です。
オーストラリアンビーンズの種は皮を剥いた時は、クリーム色をしていますが徐々にエメラルドグリーンに変色します。
そのため中国では「緑宝石」と呼ばれ、風水的には金運や財力を呼ぶ、開運の印として重宝されてきました。
最後に、オーストラリアンビーンズの種類や品種は何があるのかをお伝えします!
オーストラリアンビーンズの種類や品種は何があるの?
オーストラリアンビーンズには、とくに別の種類や品種はないようです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
オーストラリアンビーンズのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①オーストラリアンビーンズの育て方(環境、土、肥料、水やり)
オーストラリアンビーンズは日当たりのよい場所で、水はけのよい用土を使って育てます。
春と秋に緩効性化成肥料を置き肥するか、2週間に1回ていど液肥を与えましょう。
オーストラリアンビーンズは乾かし気味に育てるのがコツなので、春~秋は土が乾いたらたっぷり水やりし、冬は葉水をまめにかけてあげてください。
②オーストラリアンビーンズの画像(写真)!種や花の特徴は?
オーストラリアンビーンズの種は豆状で、4cm~5cmの暗い茶色をしています。
花は幹から直接花茎を伸ばし、最初は黄色で、徐々にオレンジになり最終的に赤く変色します。
③オーストラリアンビーンズの開花時期や季節はいつ頃なの?
オーストラリアンビーンズの花の開花時期は5月~8月の初夏です。
④オーストラリアンビーンズの種の値段や販売価格はいくらぐらい?通販で購入できるの?
オーストラリアンビーンズの種や苗は通販サイトで購入できますが、植物専門のサイトだと探しやすいでしょう。
サイトにもよりますが、苗は30cmくらいで3000円前後、種は1つ1000円くらいです。
⑤オーストラリアンビーンズの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
オーストラリアンビーンズの植え付けや植え替えは成長期の4月~5月か、夏を避けた9月ごろが適期です。
オーストラリアンビーンズの株をそっと植木鉢からはずし、一回り大きな植木鉢の底に鉢底ネットと底石をしいて株を入れます。
すきまに用土を入れてたっぷり水やりして、新芽がでるまでは明るい日陰で管理しましょう。
⑥オーストラリアンビーンズの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
オーストラリアンビーンズの剪定(切り戻し)は6月~8月の間にします。
原産国ではほとんど剪定(切り戻し)はしませんが、大きく育てたくない場合や株の形を整えたいとき、葉が混みあってきたときなどに行いましょう。
⑦オーストラリアンビーンズの増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
オーストラリアンビーンズの挿し木は、5月~7月に元気のよい枝を切り、葉のついた1本の枝を残して切り落とします。
日の当たらない風通しのよい場所で管理し、水を毎日取り換えるとはやければ1ヵ月で新芽が出てきます。
挿し木用の用土にそっと植え替えて、根が育ったら定植してください。
⑧オーストラリアンビーンズの花言葉はなに?風水との関係性は?
オーストラリアンビーンズの花言葉は「思わぬ出会い」「再開」です。
風水的には、種が白からエメラルドグリーンに変わることから中国では「緑宝石」と呼ばれ、金運と財力を呼ぶものとして重宝されています。
⑨オーストラリアンビーンズの種類や品種は何があるの?
オーストラリアンビーンズには他の種類はないようです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、インスタグラムgreenworks_boga様より引用)
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