みなさんこんにちは。
今回は、千島フウロ(チシマフウロ)についてまとめていきたいと思います。
千島フウロ(チシマフウロ)はフウロソウ科フウロソウ属の多年草で、日当たりの良い草地や砂礫地に生える高山植物です。
北海道~東北地方の亜高山帯~高山帯、シベリア東部~北米北部に分布します。
別名は特になく、和名は「千島風露」、学名は「Geranium erianthum」です。
今回は、千島フウロ(チシマフウロ)についてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
まずは千島フウロ(チシマフウロ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
千島フウロ(チシマフウロ)の育て方は?
千島フウロ(チシマフウロ)は、微塵を取り除いた軽石・桐生砂・硬質鹿沼土などを混ぜ込んだものを使用し、鉢の底にはゴロ土を入れ排水が良くなるように植え付けます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、千島フウロ(チシマフウロ)が好む環境についてお伝えします!
千島フウロ(チシマフウロ)の育て方!環境はどうする?
千島フロウ(チシマフウロ)は、日当たりと風通しの良い環境で育てます。
春と秋は日当たりが良く、夏は風通しの良い日陰で、冬は日当たりが良く風が当たらない場所で管理しましょう。
次は、千島フウロ(チシマフウロ)に適した用土についてお伝えします!
千島フウロ(チシマフウロ)を育てる際の適した用土は何?
千島フウロ(チシマフウロ)を地植えで育てる場合は、腐葉土や火山レキを沢山混ぜ込むことで水はけが良くなります。
鉢植えで育てる場合は、火山レキや鹿沼土などを主体に、赤玉土と腐葉土を混ぜ込んだ用土を使用するのが良いでしょう。
次は、千島フウロ(チシマフウロ)に必要な肥料についてお伝えします!
千島フウロ(チシマフウロ)の育て方!肥料はどうする?
千島フウロ(チシマフウロ)は、春と秋に肥料を与えます。
肥料を与える際は、油かすなどの有機肥料を置き肥しましょう。
では次は、千島フウロ(チシマフウロ)の水やりポイントについてお伝えします!
千島フウロ(チシマフウロ)を育てる際の水の量はどうする?
千島フウロ(チシマフウロ)は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
夏の間は夕方に鉢と鉢の間にたっぷりと水を与え、夜には温度を下げるようにします。
夏以外水やりは朝に行いましょう。
以上で基本的な千島フウロ(チシマフウロ)の育て方については終わりです。
次は千島フウロ(チシマフウロ)の写真をお見せします!
チシマフウロの画像(写真)!花の特徴は?
(インスタグラム te_tucci 様より引用)
千島フウロ(チシマフウロ)は、直径2.5cm~3cmの紅紫色の花色で茎や葉柄に下向きの伏毛が密生し、萼片には毛が密集しています。
茎頂には花が10数個集散状にかたまって付き、花柄には下向きの屈毛と開出する長毛が密生し腺毛が混じることもあります。
また、花柱の合着部の長さは6~8mmで花柱分岐は2mm~3mmとなっています。
次は、千島フウロ(チシマフウロ)の開花時期や季節はいつ頃なのかについてお伝えします。
チシマフウロの開花時期や季節はいつ頃なの?
千島フウロ(チシマフウロ)の開花時期は2つあり、自宅などで栽培する場合は4月~6月の春から初夏にかけてで、自生地の場合は7月~8月の夏に開花します。
淡い紫色の花色がとても美しく涼しげ見えますよね。
次は、千島フウロ(チシマフウロ)の値段や販売価格はいくらぐらいなのかについてお伝えします。
チシマフウロの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
千島フウロ(チシマフウロ)の価格は、インターネット通信販売で550円で販売されていますが、あまり多く販売されていないようです。
それでは、千島フウロ(チシマフウロ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします!
チシマフウロの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
千島フウロ(チシマフウロ)は1年に1回新芽は出る直前の2月~3月上旬に植え替えを行い、地植えする場合は、3年~5年に1回株分けを兼ねて植え替えを行います。
それでは次に、千島フウロ(チシマフウロ)の花言葉や英語名はなにかをお伝えします!
チシマフウロの花言葉や英語名はなに?
千島フウロ(チシマフウロ)の花言葉は変わらぬ信頼・陽気・慰める・嫉妬・妬みで、英語名はWooly geraniumです。
最後に、千島フウロ(チシマフウロ)の種類や品種は何があるのかをお伝えします!
チシマフウロの種類や品種は何があるの?タカネグンナイフウロやトカチフウロとの違いはなに?
千島フウロ(チシマフウロ)の近隣種には、アサマフウロ・グンナイフウロ・ゲラニウムマクロリズム・ゲンノショウコ・タカネグンナイフウロ・ツクシフウロ・ハクサンフウロがあります。
- アサマフウロ:本州の中部地方に分布する、濃い紅紫色の美しい花です。
- グンナイフウロ:タカネグンナイフウロの母種で、花色は紅紫色で濃淡があります。
- ゲラニウムマクロリズム:ヨーロッパ~コーカス地方に分布する多年草です。
- ゲンノショウコ:日本の各地に分布し、昔から下痢止めの薬草と知られています。
- タカネグンナイフウロ:産地に生えるグンナイフウロの高山型です。
- ツクシフウロ:絶滅危惧種で、国内では阿蘇山や九重連山に分布しています。
- ハクサンフウロ:本州の中部地方以北の高山から亜高山地帯に分布する多年草です。
タカネグンナイフロウはチシマフロウの近隣種で、トカチフロウはチシマフロウの1種で主に大雪山系や日光山脈に自生します。
チシマフロウよりも花色淡く、トカチフロウの花色は淡青紫色をしています。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
千島フウロ(チシマフウロ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①チシマフウロの育て方(環境、土、肥料、水やり)
千島フロウ(チシマフウロ)は、日当たりと風通しの良い環境で育てます。
千島フウロ(チシマフウロ)を地植えで育てる場合は、腐葉土や火山レキを沢山混ぜ込むことで水はけが良くなります。
千島フウロ(チシマフウロ)は、春と秋に肥料を与えます。
千島フウロ(チシマフウロ)は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
②チシマフウロの画像(写真)!花の特徴は?
千島フウロ(チシマフウロ)は、直径2.5cm~3cmの紅紫色の花色で茎や葉柄に下向きの伏毛が密生し、萼片には毛が密集しています。
茎頂には花が10数個集散状にかたまって付き、花柄には下向きの屈毛と開出する長毛が密生し腺毛が混じることもあります。
また、花柱の合着部の長さは6~8mmで花柱分岐は2mm~3mmとなっています。
③チシマフウロの開花時期や季節はいつ頃なの?
千島フウロ(チシマフウロ)の開花時期は2通りあり、自宅などで栽培する場合は4月~6月の春から初夏にかけてで、自生地の場合は7月~8月の夏に開花します。
④チシマフウロの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
千島フウロ(チシマフウロ)の価格は、インターネット通信販売で550円で販売されていますが、あまり多く販売されていないようです。
⑤チシマフウロの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
千島フウロ(チシマフウロ)は1年に1回新芽は出る直前の2月~3月上旬に植え替えを行い、ロックガーデンに植える場合は、3年~5年に1回株分けを兼ねて植え替えを行います。
⑥チシマフウロの花言葉や英語名はなに?
千島フウロ(チシマフウロ)の花言葉は変わらぬ信頼・陽気・慰める・嫉妬・妬みで、英語名はWooly geraniumです。
⑦チシマフウロの種類や品種は何があるの?タカネグンナイフウロやトカチフウロとの違いはなに?
千島フウロ(チシマフウロ)の近隣種には、アサマフウロ・グンナイフウロ・ゲラニウムマクロリズム・ゲンノショウコ・タカネグンナイフウロ・ツクシフウロ・ハクサンフウロがあります。
タカネグンナイフロウはチシマフロウの近隣種で、トカチフロウはチシマフロウの1種で主に大雪山系や日光山脈に自生します。
チシマフロウよりも花色淡く、トカチフロウは淡青紫色をしています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、インスタグラム ymiwayo 様より引用)
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