【ユリ根のまとめ!】栽培方法や下処理のやり方等11個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、ユリ根についてまとめていきたいと思います。

 

ユリ根は、名前のとおり百合の花の球根部分のことで、お正月料理や懐石料理に使われる植物です。

食用となるユリ根は、オニユリやコオリユリの鱗茎で、日本では、主に北海道で生産されています。

 

ユリ根の学名は、「Lilium Leichtlinii var. tigrinum」です。

 

今回は、ユリ根についてのポイント、

①ユリ根の育て方(環境、土、肥料、水やり)
②ユリ根の画像(写真)!花の特徴は?毒性はあるの?効果や効能は?
③ユリ根の旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?北海道が生産地になるの?
④ユリ根の値段や販売価格はいくらぐらいなの?高級食材なの?
⑤ユリ根の苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
⑥ユリ根の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
⑦ユリ根の下処理のやり方(下ごしらえ)やあく抜きのやり方は?
⑧ユリ根の美味しい食べ方!ホイル焼きや卵とじや炊き込みご飯等の人気のレシピも!
⑨ユリ根の保存方法は?日持ちするの?常温での保存期間はどれくらい?冷凍保存にしても大丈夫なの?
⑩ユリ根を食べ過ぎたらどうなるの?アレルギー症状はどんなものがあるの?
⑪ユリ根の種類や品種は何があるの?

 

以上11個の点についてお伝えします。

まずはユリ根の育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

ユリ根の育て方(栽培方法)は?連作障害に注意?

 

ユリ根は食用になるまで長い年月がかかると言われています。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、ユリ根が好む環境についてお伝えします!

 

ユリ根の育て方!環境はどうする?

 

ユリ根は、日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。

 

次は、ユリ根に適した用土についてお伝えします!

 

ユリ根を育てる際の適した用土は何?

 

ユリ根の用土は、地植えの場合は、元肥を入れる2週間前に石灰を馴染ませておきましょう。

プランターで育てる場合は野菜用培養土が良いでしょう。

 

次は、ユリ根に必要な肥料についてお伝えします!

 

ユリ根の育て方!肥料はどうする?

 

ユリ根の肥料は、堆肥を元肥として施すことと、発芽したころに堆肥を追肥として与えるのが良いでしょう。

 

では次は、ユリ根の水やりポイントについてお伝えします!

 

ユリ根を育てる際の水の量はどうする?

 

ユリ根の水やりは、土が乾いたらたっぷり与えるのが良いでしょう。

乾燥に弱いので、夏場の水切れには注意しましょう。

 

以上で基本的なユリ根の育て方については終わりです。

次はユリ根の写真をお見せします!

 

ユリ根の画像(写真)!花の特徴は?毒性はあるの?効果や効能は?

 

 

ユリ根は、ユリの花の鱗茎部分です。

 

ユリ根の花は、オニユリやコオリユリで、オレンジ色で花びらに黒い斑点があります。

 

食用のユリ根には毒性はありません。

食用のユリ根以外のユリ根は、腐敗しないように薬剤に漬けられている場合が多いので、食用のユリ根以外は食べないようにしましょう。

 

ユリ根は、漢方薬にも使用されるくらい栄養豊富な食物です。

カリウムが豊富なので高血圧予防に効果がある他、精神不安のような不定愁訴、気管支の炎症などに効果があります。

 

次に、ユリ根の旬の時期や収穫時期をお伝えします!

 

ユリ根の旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?北海道が生産地になるの?

 

ユリ根の収穫時期は、葉茎が枯れてくる10月以降から12月にかけてが旬です。

 

ユリ根の産地は、北海道がほとんどで、9割以上を生産しています。

北海道以外には京都でも若干生産しています。

 

次は、ユリ根の値段や販売価格をお伝えします!

 

ユリ根の値段や販売価格はいくらぐらいなの?高級食材なの?

 

ユリ根の販売価格は、Lサイズ1㎏で¥2,500程度で販売されています。

おおよそ9個分くらい入ってますので、1個当たりの値段は¥300弱程度です。

 

ユリ根が高級食材と言われているのは、種球から植え付けまで2年~3年程度、植え付けから収穫まで2年~3年と長い年月をかけて生育する植物のためです。

更に、連作ができず7年間を空けることや、デリケートな食材のため、手作業で収穫するという手間暇がかかることが理由となっています。

 

それでは次に、ユリ根の苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントをお伝えします!

 

ユリ根の苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?

 

ユリ根の植え付けは、60㎝程の高めの畝を作り、20㎝間隔で球根を植え付けるようにしましょう。

植え付ける際は、球根の2倍~4倍の深さに植えるのが良いでしょう。

 

ユリ根の植え替えは、毎年秋に行います。

球根を植え付けてから、食用のユリ根になるまでは3年ほどかかるので、秋に掘り起こし、春に植え付けることを繰り返します。

又、ユリ根は連作障害があるので、植え替える際は同じ畑には植えないようにしましょう。

 

次は、ユリ根の増やし方をお伝えします!

 

ユリ根の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?

 

ユリ根は、ユリの葉の付け根にできる球芽⁽むかご)で増やすことができます。

 

ユリ根の球芽⁽むかご)を10月頃植え付け、1年後に掘り起こし植え替えます。

これを3年ほど繰り返すことで、ユリ根の球根ができます。

 

次に、ユリ根の下処理のやり方(下ごしらえ)やあく抜きのやり方をお伝えします!

 

ユリ根の下処理のやり方(下ごしらえ)やあく抜きのやり方は?

 

ユリ根の下処理は、保存用のおがくずや汚れを洗い落とし、鱗片をはがして再度洗います。

傷んでいる部分がある場合は取り除いておくようにしましょう。

 

ユリ根のあく抜きは必要ありません。

 

次は、ユリ根の美味しい食べ方をお伝えします!

 

ユリ根の美味しい食べ方!ホイル焼きや卵とじや炊き込みご飯等の人気のレシピも!

 

ユリ根は、ホクホクとした触感と上品な味が特徴です。

素材の良さを生かした、ホイル焼きや、卵とじ、炊き込みご飯のレシピを紹介します。

 

ユリ根のホイル焼き

<材料>

ユリ根  1個

バター  10g

塩    適量

<作り方>

①下処理したユリ根とバター、塩をアルミホイルに包む。

②①をフライパンで弱火、15分ほど蒸し焼きにする。

 

ユリ根の卵とじ

<材料>

ユリ根 1個~2個

水   180㏄

煮干し 3本

卵   1個

砂糖  大さじ2

塩   適量

<作り方>

①下処理したユリ根を食べやすい大きさにカットする。

②ユリ根と、水、煮干しを火にかける。

③煮立ったら、煮干しを取り除き、砂糖と塩を加え、改めて煮る。

④ユリ根に串が刺さるくらい柔らかくなったら、溶いた卵を加え火を止める。

⑤余熱で卵が固まったら完成。

 

ユリ根の炊き込みご飯

<材料>

米   2合

ユリ根 1個

油揚げ 1枚

だし汁 360㏄

醤油  大さじ2

酒   大さじ2

<作り方>

①お米は砥いで水気を切っておきます。

②油揚げは熱湯で油抜きをして、食べやすい大きさにカットします。

③ユリ根は下処理したのもを食べやすい大きさにカットします。

④炊飯器にお米、ユリ根、油揚げ、だし汁、醤油、酒をいれて炊き上げます。

 

それでは次に、ユリ根の保存方法をお伝えします!

 

ユリ根の保存方法は?日持ちするの?常温での保存期間はどれくらい?冷凍保存にしても大丈夫なの?

 

ユリ根の保存方法は、おがくずに入った状態のものは、そのまま冷蔵庫で1ヶ月ほど保存できます。

おがくずに入っていないものは、新聞紙などで包んでから保存するようにしましょう。

 

ユリ根は、高温多湿に弱いので、夏場は常温では保存できません。

夏以外の季節はおがくずにいれたまま、涼しい場所で保存しましょう。

 

ユリ根を冷凍保存する場合は、下処理したものを一度茹でてから冷凍するようにしましょう。

 

次は、ユリ根を食べ過ぎたらどうなるのかをお伝えします!

 

ユリ根を食べ過ぎたらどうなるの?アレルギー症状はどんなものがあるの?

 

ユリ根は、栄養価が高い食物です。

ユリ根を食べ過ぎると、カロリーと糖質の取り過ぎになるので程々にするのがよいでしょう。

 

ユリ根は、アレルギー症状を起こしづらい食物とされていますが、心配な場合は少量ずつたべて様子を見るのが良いでしょう。

 

それでは最後に、ユリ根の種類や品種をお伝えします!

 

ユリ根の種類や品種は何があるの?

 

ユリ根の品種は、一般的な「白銀」、新品種で病気に強い「白玲」、甘さがある「月光」などがあります。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

ユリ根のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ユリ根の育て方(環境、土、肥料、水やり)

ユリ根は、日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。

ユリ根の用土は、地植えは植え付ける2週間前に石灰を馴染ませておくようにしましょう。

プランターの場合は野菜用培養土が良いでしょう。

ユリ根の肥料は、堆肥を元肥として施すことと、発芽したころに堆肥を追肥として与えるのが良いでしょう。

ユリ根の水やりは、土が乾いたらたっぷり与えるのが良いでしょう。

 

②ユリ根の画像(写真)!花の特徴は?毒性はあるの?効果や効能は?

ユリ根の花は、オレンジ色で花びらに黒い斑点があります。

食用のユリ根には毒性はありません。

ユリ根は、カリウムが豊富で高血圧予防に効果がある他、精神不安のような不定愁訴、気管支の炎症などに効果があります。

 

③ユリ根の旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?北海道が生産地になるの?

ユリ根の収穫時期は、10月以降から12月にかけてが旬です。

ユリ根の産地は、北海道がほとんどで、北海道以外には京都で生産しています。

 

④ユリ根の値段や販売価格はいくらぐらいなの?高級食材なの?

ユリ根の販売価格は、Lサイズ1㎏で¥2,500程度で販売されています。

ユリ根が高級食材と言われているのは、長い年月をかけて生育することと、連作ができず7年間を空けること、手作業で収穫するという手間暇がかかることが理由となっています。

 

⑤ユリ根の苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?

ユリ根の植え付けは、20㎝間隔で、球根の2倍~4倍の深さに植えるのが良いでしょう。

ユリ根の植え替えは、毎年秋に行います。

ユリ根は連作障害があるので、植え替える際は同じ畑には植えないようにしましょう。

 

⑥ユリ根の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?

ユリ根は、ユリの葉の付け根にできる球芽⁽むかご)で増やすことができます。

球芽⁽むかご)を10月頃植え付け、1年後に掘り起こすことを3年ほど繰り返すことで、ユリ根の球根ができます。

 

⑦ユリ根の下処理のやり方(下ごしらえ)やあく抜きのやり方は?

ユリ根の下処理は、汚れを洗い落とし、鱗片をはがして再度洗います。

ユリ根のあく抜きは必要ありません。

 

⑧ユリ根の美味しい食べ方!ホイル焼きや卵とじや炊き込みご飯等の人気のレシピも!

ユリ根は、ホクホクとした触感と上品な味が特徴です。

素材の良さを生かして、ホイル焼きや、卵とじ、炊き込みご飯など主食や副菜までいろいろなレシピがあります。

 

⑨ユリ根の保存方法は?日持ちするの?常温での保存期間はどれくらい?冷凍保存にしても大丈夫なの?

ユリ根はおがくずに入った状態で冷蔵庫で1ヶ月ほど保存できます。

ユリ根は、高温多湿に弱いので、夏場の常温保存は避け、夏以外の季節はおがくずにいれたまま、涼しい場所で保存しましょう。

ユリ根を冷凍保存する場合は、下処理したものを一度茹でてから冷凍するようにしましょう。

 

⑩ユリ根を食べ過ぎたらどうなるの?アレルギー症状はどんなものがあるの?

ユリ根を食べ過ぎると、カロリーと糖質の取り過ぎになるので程々にするのがよいでしょう。

ユリ根は、アレルギー症状を起こしづらい食物とされています。

 

⑪ユリ根の種類や品種は何があるの?

ユリ根の品種は、「白銀」「白玲」「月光」などがあります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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