みなさんこんにちは。
今回は、鷹の爪(タカノツメ)についてまとめていきたいと思います。
鷹の爪(タカノツメ)はナス科トウガラシ属の多年草(日本のような温帯地方では一年草)または低木で、唐辛子の品種で日本では代表的な品種です。
原産地はメキシコまたは南米アンデス地方です。
和名は「トウガラシ」・「唐辛子」・「蕃椒」で、学名は「Capsicum annuum」です。
今回は、鷹の爪(タカノツメ)についてのポイント、
以上13個の点についてお伝えします。
まずは鷹の爪(タカノツメ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
鷹の爪(タカノツメ)の育て方(栽培方法)は?
鷹の爪(タカノツメ)は、生育の適温が25~30度と高温性で暑さに強く病気や害虫の心配もあまりないので初心者にも育てやすい野菜です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、鷹の爪(タカノツメ)が好む環境についてお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の育て方!環境はどうする?
鷹の爪(タカノツメ)は高温と乾燥を好み日光と水はけの良い場所を好みますが、あまり高温になり過ぎないよう注意が必要です。
次は、鷹の爪(タカノツメ)に適した用土についてお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)を育てる際の適した用土は何?
鷹の爪(タカノツメ)は酸性の土を嫌うので、酸性よりの土には必ず石灰を蒔き耕して置きます。
苗を植え付ける2~3週間前には苦土石灰を蒔き良く耕し、1週間前には堆肥と化成肥料を施し良く耕し高めに畝を立て黒マルチを張ります。
また連作障害が置きやすい野菜なので、3年以上栽培していない場所を選びましょう。
次は、鷹の爪(タカノツメ)に必要な肥料についてお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の育て方!肥料はどうする
鷹の爪(タカノツメ)は茎や葉を次々と伸ばし実を付けていくので、栽培期間を通して定期的な追肥が必要です。
では次は、鷹の爪(タカノツメ)の水やりポイントについてお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)を育てる際の水の量はどうする?
鷹の爪(タカノツメ)は地植えで育てる場合は、根が張ってしまえば基本的に水やりの必要はありませんが、暑い夏の時期に葉が枯れてしまうようであれば水をたっぷりと与えましょう。
鷹の爪(タカノツメ)は乾燥を好む野菜なので乾燥気味に育てることで辛味成分が増し、葉が枯れないうちに水を与え続けることであまり辛くない鷹の爪(タカノツメ)となります。
以上で基本的な鷹の爪(タカノツメ)の育て方については終わりです。
次は鷹の爪(タカノツメ)の写真をお見せします!
鷹の爪(タカノツメ)の画像(写真)!特徴は?生で食べれる?どんなレシピで使われるの?
(インスタグラム nakaya.shiozaki 様より引用)
鷹の爪(タカノツメ)は唐辛子の品種の一つで、実の大きさは6cmで形が鷹の爪に似ていることから名前が付けられており生で食べることも出来ます。
実の色が緑色のものは未熟ですが熟すと真っ赤となります。
熟した実は乾燥させ香辛料に使われ、粉末のものでは一味唐辛子と呼ばれるものになります。
レンコンのキンピラや手作りタバスコ、ペペロンチーノなど、沢山の料理に使われています。
次に、鷹の爪(タカノツメ)の旬の季節や収穫時期をお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の旬の季節や収穫時期はいつ頃なの?
鷹の爪(タカノツメ)は、夏から秋にかけての7月~10月が旬の時期です。
また収穫時期は秋から冬の9月~11月ですが、乾燥させたものは1年中出回っています。
次は、鷹の爪(タカノツメ)の値段や販売価格をお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?どこで売ってるの?
鷹の爪(タカノツメ)の販売価格は165円程度で、インターネット通信販売やスーパーなどで購入することが出来ます。
それでは次に、鷹の爪(タカノツメ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントをお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
鷹の爪(タカノツメ)は、根鉢に根が回り本葉が3~4枚程度になったら苗を植え付けます。
土に穴を開け水を注ぎ、完全に乾いたら穴の苗を植え付けます。
畝と苗の間に高低差が出来ないように土を被せ軽く鎮圧したら、仮支柱を立てたっぷりと水を与えましょう。
次は、鷹の爪(タカノツメ)の鉢植え(プランター)で育てる際のポイントをお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の鉢植え(プランター)で育てる際のポイントは?
鷹の爪(タカノツメ)を鉢植えで育てる場合は、表面の土が乾いたらたっぷりと水を与えるのがポイントです。
植え付けたばかりの小さな苗や高温が続く真夏には、適度に水やりを行いましょう。
次に、鷹の爪(タカノツメ)の水耕栽培のやり方をお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の水耕栽培のやり方は?
鷹の爪(タカノツメ)は水耕栽培でも育てることが出来ます。
清潔な容器に薄く水を張り、鷹の爪(タカノツメ)の根を浸し毎日水を替えてあげます。
夏の暑い時期には水の減りが早い時もあるので水切れには注意しましょう。
次は、鷹の爪(タカノツメ)の剪定や摘心のポイントをお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の剪定や摘心のポイントは?
鷹の爪(タカノツメ)は花が咲いた時に主枝の先端を摘み取ることで次々と芽が出てきます。
下の方から生えてくる芽は全て摘み取った後は、そのまま放って置いても大丈夫です。
それでは次に、鷹の爪(タカノツメ)の増やし方をお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?発芽までの日数は?
鷹の爪(タカノツメ)は挿し木で増やすことが出来ます。
種まきの時期は2月末~5月です。
鷹の爪(タカノツメ)は発芽適温が25~30度と生育適温が20~30度で暖かい気候を好むので、マルチを使って生育するのが良いでしょう。
鷹の爪(タカノツメ)を育てる適温が整っていれば5~7日で発芽し、苗の場合は種を蒔いてから65~80日程で発芽します。
次は、鷹の爪(タカノツメ)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
鷹の爪(タカノツメ)には、かかりやすい病気や付きやすい害虫がいくつかあります。
・主な病気には、青枯病・萎凋病、モザイク病があります。
- 青枯病:昼間は萎れ夜には回復するということえお1週間繰り返し、根元から徐々に枯れていきます。
発病した株を撤去し、使用したハサミなどはその都度消毒しましょう。
- 疫病:葉に水が染みたような暗い緑色の病斑が現れ、葉の裏には白いカビが発生しやがて枯れてしまいます。
発病した葉は摘み取って処分しましょう。
- モザイク病:ウイルス感染による伝染病で、この病気にかかると葉の緑色がまだらに色抜けしモザイク状となり次第に矮化してしまいます。
圃場や周辺の雑草を徹底的に除草し伝染源を根絶しましょう。
・付きやすい害虫には、モモアカアブラムシ・ホオズキカメムシ・タバコガがあります。
- モモアカアブラムシ:体長1mm程の小さな虫が集団で発生し吸汁加害し、モザイク病の原因を作ります。
発見次第捕獲するのが良く、薬剤を散布するのが一番有効的な方法です。
- ホオズキカメムシ:亀のような形をした虫がつぼみや果実を吸汁加害します。
ホオズキカメムシは移動性があるので薬剤を散布する時期を逃してしまうと非常に困難です。
手で捕獲すると強い臭いを放つため、ガムテープなどでくっつけて捕獲するのが良いでしょう。
- タバコガ:緑色をしたイモムシ状の幼虫が果実に潜み込んで加害します。
見つけ次第手で捕獲しますが、幼虫が若い時であれば薬剤を使って散布しましょう。
次に、鷹の爪(タカノツメ)と赤唐辛子の違いをお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)と赤唐辛子の違いはなに?
鷹の爪(タカノツメ)はナス科トウガラシ属の中に含まれる品種の名前です。
この植物から取れる果実を一般的に唐辛子と呼び、熟したものが赤唐辛子となります。
次は、鷹の爪(タカノツメ)の花言葉をお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の花言葉はなに?英語でなんていうの?名前の由来はなに?
鷹の爪(タカノツメ)の花言葉は、「旧友」・「雅味」・「嫉妬」・「生命力」・「辛辣」・「悪夢が覚めた」です。
最初の頃は緑色だった果実が赤く熟した様子や、香辛料として使われていた由来からこのような花言葉が付けられています。
英語では「Takanotsume」・「Red Hot Pepper」で、鷹の爪に似ていることからこの名前が付けられました。
それでは最後に、鷹の爪(タカノツメ)の種類や品種をお伝えします!
鷹の爪(タカノツメ)の種類や品種は何があるの?
鷹の爪(タカノツメ)は唐辛子の品種名で、他にも幾つかの種類があります。
- 本鷹(ホンタカ):サヤの大きさが5cmもある非常に大きな唐辛子です。
- 八房(ヤツフサ):果実が上向きになって付き、三鷹より少し大きめです。
- 三鷹(サンタカ):本鷹と八鷹を交配した品種です。
- 熊鷹(クマタカ):果実の色は深紅色で大きさは4~8cm程で細長く非常に辛く、日本で一番辛いと言われる唐辛子です。
- 日光唐辛子:一般的な青唐辛子のようにぶら下がるように実を付け、その大きさは10~15cmで辛味が弱い品種です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
鷹の爪(タカノツメ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①鷹の爪(タカノツメ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
鷹の爪(タカノツメ)は高温と乾燥を好み、日光と水はけの良い場所を好みますが、あまり高温になり過ぎないよう注意が必要です。
鷹の爪(タカノツメ)は酸性の土を嫌うので、酸性よりの土には必ず石灰を蒔き耕して置きます。
鷹の爪(タカノツメ)は茎や葉を次々と伸ばし実を付けていくので、栽培期間を通して定期的な追肥が必要です。
鷹の爪(タカノツメ)は地植えで育てる場合は、根が張ってしまえば基本的に水やりの必要はありませんが、暑い夏の時期に葉が枯れてしまうようであれば水をたっぷりと与えましょう。
②鷹の爪(タカノツメ)の画像(写真)!特徴は?生で食べれる?どんなレシピで使われるの?
鷹の爪(タカノツメ)は唐辛子の品種の一つで、実の大きさは6cmで形が鷹の爪に似ていることから名前が付けられており生で食べることも出来ます。
レンコンのキンピラや手作りタバスコ、ペペロンチーノなど、沢山の料理に使われています。
③鷹の爪(タカノツメ)の旬の季節や収穫時期はいつ頃なの?
鷹の爪(タカノツメ)は、夏から秋にかけての7月~10月が旬の時期です。
また収穫時期は秋から冬の9月~11月ですが、乾燥させたものは1年中出回っています。
④鷹の爪(タカノツメ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?どこで売ってるの?
鷹の爪(タカノツメ)の販売価格は165円程度で、インターネット通信販売やスーパーなどで購入することが出来ます。
⑤鷹の爪(タカノツメ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
鷹の爪(タカノツメ)は、根鉢に根が回り本葉が3~4枚程度になったら苗を植え付けます。
⑥鷹の爪(タカノツメ)の鉢植え(プランター)で育てる際のポイントは?
鷹の爪(タカノツメ)を鉢植えで育てる場合は、表面の土が乾いたらたっぷりと水を与えるのがポイントです。
⑦鷹の爪(タカノツメ)の水耕栽培のやり方は?
鷹の爪(タカノツメ)は水耕栽培でも育てることが出来ます。
清潔な容器に薄く水を張り、鷹の爪(タカノツメ)の根を浸し毎日水を替えてあげます。
⑧鷹の爪(タカノツメ)の剪定や摘心のポイントは?
鷹の爪(タカノツメ)は花が咲いた時に主枝の先端を摘み取ることで次々と芽が出てきます。
⑨鷹の爪(タカノツメ)の増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?発芽までの日数は?
鷹の爪(タカノツメ)は挿し木で増やすことが出来ます。
種まきの時期は2月末~5月です。
鷹の爪(タカノツメ)を育てる適温が整っていれば5~7日で発芽し、苗の場合は種を蒔いてから65~80日程で発芽します。
⑩鷹の爪(タカノツメ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
鷹の爪(タカノツメ)には、かかりやすい病気や付きやすい害虫がいくつかあります。
・主な病気には、青枯病・萎凋病、モザイク病があります。
- 青枯病:昼間は萎れ夜には回復するということえお1週間繰り返し、根元から徐々に枯れていきます。
発病した株を撤去し、使用したハサミなどはその都度消毒しましょう。
- 疫病:葉に水が染みたような暗い緑色の病斑が現れ、葉の裏には白いカビが発生しやがて枯れてしまいます。
発病した葉は摘み取って処分しましょう。
- モザイク病:ウイルス感染による伝染病で、この病気にかかると葉の緑色がまだらに色抜けしモザイク状となり次第に矮化してしまいます。
圃場や周辺の雑草を徹底的に除草し伝染源を根絶しましょう。
・付きやすい害虫には、モモアカアブラムシ・ホオズキカメムシ・タバコガがあります。
- モモアカアブラムシ:体長1mm程の小さな虫が集団で発生し吸汁加害し、モザイク病の原因を作ります。
発見次第捕獲するのが良く、薬剤を散布するのが一番有効的な方法です。
- ホオズキカメムシ:亀のような形をした虫がつぼみや果実を吸汁加害します。
ホオズキカメムシは移動性があるので薬剤を散布する時期を逃してしまうと非常に困難です。
手で捕獲すると強い臭いを放つため、ガムテープなどでくっつけて捕獲するのが良いでしょう。
- タバコガ:緑色をしたイモムシ状の幼虫が果実に潜み込んで加害します。
見つけ次第手で捕獲しますが、幼虫が若い時であれば薬剤を使って散布しましょう。
⑪鷹の爪(タカノツメ)と赤唐辛子の違いはなに?
鷹の爪(タカノツメ)はナス科トウガラシ属の中に含まれる品種の名前です。
この植物から取れる果実を一般的に唐辛子と呼び、熟したものが赤唐辛子となります。
⑫鷹の爪(タカノツメ)の花言葉はなに?英語でなんていうの?名前の由来はなに?
鷹の爪(タカノツメ)の花言葉は、「旧友」・「雅味」・「嫉妬」・「生命力」・「辛辣」・「悪夢が覚めた」です。
最初の頃は緑色だった果実が赤く熟した様子や、香辛料として使われていた由来からこのような花言葉が付けられています。
英語では「Takanotsume」・「Red Hot Pepper」で、鷹の爪に似ていることからこの名前が付けられました。
⑬鷹の爪(タカノツメ)の種類や品種は何があるの?
鷹の爪(タカノツメ)は唐辛子の品種名で、他にも幾つかの種類があります。
- 本鷹(ホンタカ):サヤの大きさが5cmもある非常に大きな唐辛子です。
- 八房(ヤツフサ):果実が上向きになって付き、三鷹より少し大きめです。
- 三鷹(サンタカ):本鷹と八鷹を交配した品種です。
- 熊鷹(クマタカ):果実の色は深紅色で大きさは4~8cm程で細長く非常に辛く、日本で一番辛いと言われる唐辛子です。
- 日光唐辛子:一般的な青唐辛子のようにぶら下がるように実を付け、その大きさは10~15cmで辛味が弱い品種です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、インスタグラム michi8639 様より引用)
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