みなさんこんにちは。
今回は、茗荷(みょうが)についてまとめていきたいと思います。
茗荷はショウガ科ショウガ属の多年草です。
原産地は東アジアです。
学名は「Zingiber miog」で、
英語では「Japanese ginger」といいます。
独特の風味と食感が特徴の香味野菜で、薬味やつまとしてよく食されています。
今回は、茗荷(みょうが)についてのポイント、
以上19個の点についてお伝えします。
まずは茗荷(みょうが)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
茗荷(みょうが)の育て方(栽培方法)は?家庭菜園に向いてる?室内でも育てることはできるの?連作障害に注意?
茗荷は家庭菜園の初心者でも栽培しやすいとてもおすすめの野菜です。
一度植えてしまえばほとんど手を付けず収穫することが出来ます。
茗荷は太陽の光を必要とせず、暗いところを好むので室内でも育てることが出来ます。
その際は水耕栽培で育てることになります。
後で方法は説明いたしますが、茗荷は地下茎から直接花が伸びるので難易度が高めです。
茗荷は数年たつと地下茎が込み合ってきますので、2~3年に1回植え替えをしてください。
その際、連作障害にならないように場所を変えて受け付けましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、茗荷(みょうが)が好む環境についてお伝えします!
茗荷(みょうが)の育て方!環境はどうする?
茗荷は暗いところと湿気を好みます。
一般的に、植物は光合成を行うので、日光を必要としますが、茗荷は必要としません。
直射日光を当てると葉焼けをしてうまく育ちません。
育てる場所を選ばないので、初心者にもおすすめです。
次は、茗荷(みょうが)に適した用土についてお伝えします!
茗荷(みょうが)を育てる際の適した用土は何?
茗荷を育てるときに適している土は水持ちの良い土です。
先ほどもお伝えしたとおり、茗荷は湿気を好みます。
野菜用の培養土を使うのがおすすめです。
腐葉土を混ぜ込んで、通気性をよくするとなおよいでしょう。
次は、茗荷(みょうが)に必要な肥料についてお伝えします!
茗荷(みょうが)の育て方!肥料はどうする?
茗荷は植え付けの前に土壌に堆肥と化成肥料を施します。
1平方メートル当たり、堆肥は2㎏、化成肥料は100gほど入れてください。
その後、芽が出て葉が立ち上がって生長をしたら、追肥を行います。
追肥のタイミングは1か月に1回、1平方メートルあたり20~30g施してください。
時期は6~10月頃までです。
では次は、茗荷(みょうが)の水やりポイントについてお伝えします!
茗荷(みょうが)を育てる際の水の量はどうする?
茗荷を育てるときは土を乾燥させないようにするのがポイントです。
鉢植えの場合は、毎日欠かさず水やりをしましょう。
地植えをする場合は、表土が乾燥したらたっぷりとお水をあげて下さい。
どちらとも敷き藁やマルチをすると乾燥を防ぐことが出来ます。
以上で基本的な茗荷(みょうが)の育て方については終わりです。
次は茗荷(みょうが)の写真をお見せします!
茗荷(みょうが)の画像(写真)!特徴は?毒性はあるの?カロリーや栄養価は豊富なの?
茗荷の草丈は40~100cmです。
葉は20~30cmで尖っています。
私達が食べているのは茗荷の「花芽」です。
花芽が出ると1,2日で花が咲きます。花が咲くと食味が悪くなるので
その前に収穫をします。
茗荷は肝蛭という寄生虫や卵が付いていることがまれにあります。
それを食べると肝蛭症という中毒症状を起こすことがあります。
肝蛭症は嘔吐、腹痛、発熱、蕁麻疹などの症状が表れます。
茗荷の栄養素はカリウム、マグネシウム、ビタミンEが豊富です。
次に、茗荷(みょうが)の旬の季節や収穫時期をお伝えします!
茗荷(みょうが)の旬の季節や収穫時期はいつ頃なの?
茗荷を3月頃に植え付けをすると初年度の収穫は8~9月頃です。
ですが、初年度は株が安定しないため、収穫できないことがあります。
2年目以降は株が安定して、7~8月頃に収穫することが出来ます。
茗荷の旬は夏です。
夏に茗荷をとることが出来たら、冷ややっこやそうめん、冷や麦の薬味として楽しむことが出来ます。
次は、茗荷(みょうが)の値段や販売価格をお伝えします!
茗荷(みょうが)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
茗荷はネットスーパーで1パック約150~200円で販売しております。
また、苗も1ポット約500~700円で販売しております。
春先になるとホームセンターなどでも販売をしておりますので、ご自身の購入しやすい方法を活用してください。
また、100円ショップでも販売していることもありますので、
季節になったら確認をしてみてください。
それでは次に、茗荷(みょうが)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とポイントをお伝えします!
茗荷(みょうが)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とポイントは?植えてはいけないと言われているのはなぜ?
茗荷の植え付けは、根株だと2~3月、苗だと4~5月が最適な植え付け時期です。
根株や苗を買ってきたらすぐ植えましょう。
気温は気にする必要はありません。
植え付けの際は株間は15~20cm程度深さは5~10㎝程度に植え付けをしてください。
また、植え付けから数年たつと地下茎が込み合ってきますので、2~3年に1回植え替えをしてください。
その際、連作障害にならないように場所を変えて受け付けましょう。
茗荷を「植えてはいけない」と言われている理由は、どんどん生息範囲を広げていき、やめるときに大変だからでしょう。
もし心配がある方は、鉢植えで栽培するのがおすすめです。
次は、茗荷(みょうが)の鉢植え(プランター)や地植え(庭植え)や水耕栽培で育てる際のポイントをお伝えします!
茗荷(みょうが)の鉢植え(プランター)や地植え(庭植え)や水耕栽培で育てる際のポイントは?
茗荷を鉢植えをする場合は、深さ30cmくらいのものを用意してください。
茗荷は地下茎でどんどん育っていくので、深さがないと狭いものだとうまく育ちません。
地植えをする場合は、植え付けの2週間前に石灰を散布し耕しておきます。
高さ10㎝くらいの畝を作り、植え付けをします。
いずれも深さ5~10㎝を目安に植えて、そのあと敷き藁やマルチを施し、乾燥させないようにします。
特に鉢植えは乾燥しやすいので、毎日水やりをしてください。
次に茗荷の水耕栽培の方法ですが、ハイドロカルチャーといって人口の土を使用します。
プランターにハイドロカルチャーを敷き詰め、水溶液を入れ、ハイドロカルチャーが水溶液を吸収したら、そこに根鉢を植えます。
あとは鉢植えや庭植えと同じ方法で育てます。
次に、茗荷(みょうが)の寄せ植えに合う植物をお伝えします!
茗荷(みょうが)の寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
茗荷の寄せ植えにあうものは「ローズマリー」です。
寄せ植えというよりもコンパニオンプランツといった方がいいでしょう。
茗荷はローズマリーのアレロパシーの影響を受けない唯一の植物と言われています。
ローズマリーは日当たりの良い場所を好みますが、
茗荷を一緒に植えても、ローズマリーが日よけとなりすくすくと育ちます。
次は、茗荷(みょうが)の剪定や間引きのポイントをお伝えします!
茗荷(みょうが)の剪定や間引きのポイントは?
茗荷を植え付けし、芽が出た後、あっという間に葉が茂りだします。
そうすると間引きが必要になります。
7~8cm間隔で葉を間引き、風通しを良くしましょう。
葉を根元からバッサリと切ってください。
それでは次に、茗荷(みょうが)の増やし方をお伝えします!
茗荷(みょうが)の増やし方!挿し木や株分けのやり方はどうするの?
茗荷は「株分け」で増やすことが出来ます。
2~4月頃に株を掘り起こし、10~15cmくらいに切り分けてそれぞれ植え付けをします。
その際、同じ場所に植えると連絡障害が起きますので、場所を変えて植え付けをしてください。
株分けは2~3年に1回、植え替えを兼ねてやるといいでしょう。
次は、茗荷(みょうが)の種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
茗荷(みょうが)の種まき時期と種まきのポイントは?
茗荷の種は市販されていません。
ですので、種から栽培することはほぼありません。
茗荷は根株を植えて栽培をします。
または、苗を購入してきて植え付けをします。
次に、茗荷(みょうが)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!
茗荷(みょうが)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
茗荷は病害虫の被害はほとんどありません。
一般的に家庭菜園は病害虫との戦いですが、茗荷にはそれがありません。
虫が苦手な人も簡単に育てることが出来るのが人気の理由かもしれませんね。
ですが、病気にかかることはあります。
糸状菌(カビ)が原因となって、「葉枯れ病」や「根茎腐敗病」になることがあります。
病気にかかった株は除去し、処分しましょう。
次は、茗荷(みょうが)の花が咲かない原因をお伝えします!
茗荷(みょうが)の花が咲かない原因は?
茗荷の花が咲かないときは「乾燥」です。
茗荷は乾燥を嫌います。土が乾燥すると花が咲かなくなってしまいます。
鉢植えの場合は土が乾燥しないように毎日水やりを忘れずにしてください。
庭植えの場合は、植える場所に気を付けてください。
直射日光が当たる場所は避けて、日陰や半日陰の場所に植えるようにしてください。
それでは次に、茗荷(みょうが)の根腐れや枯れる(枯れた)原因と対策方法をお伝えします!
茗荷(みょうが)の根腐れや枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
茗荷の根腐れは地下茎が密集していることが考えられます。
根腐れは水はけが悪い時に起きるものです。
ですので、2~3年に一回は植え替えを行うようにしてください。
茗荷か枯れてしまうのは「葉枯れ病」が考えられます。
病気にかかった場合、その株を排除します。
また、水はけをよくするために、畝を高くしたり、プランターの底に底石を入れたりして対策をします。
次は、茗荷(みょうが)の冬越しのやり方をお伝えします!
茗荷(みょうが)の冬越しのやり方は?
茗荷は冬になると葉が枯れます。
それは季節性なものなので問題ありません。
地下茎が土の中で休眠期に入り、春になると芽を出してくれます。
特に寒さに弱い植物ではないので、そのままでも大丈夫ですが、
凍結が心配であれば、藁を敷いてあげるのもいいでしょう。
次に、茗荷(みょうが)の下処理のやり方(下ごしらえやアク抜きとも)や茹で時間をお伝えします!
茗荷(みょうが)の下処理のやり方(下ごしらえやアク抜きとも)や茹で時間はどれくらいなの?切り方は?
茗荷にはアクがあり、苦みや独特の香りがあります。
ですので、生で食べるときはアク抜きが必要です。
アク抜きの方法は茗荷を千切りや小口切りに切った後、
冷水に30秒くらいさらします。
水気を切り、ペーパーでしっかりと水分を拭きとりましょう。
茗荷を茹でて使用するときは、沸騰したお湯に塩を入れて
30秒くらいさっと茹でましょう。
次は、茗荷(みょうが)の美味しい食べ方をお伝えします!
茗荷(みょうが)の美味しい食べ方!味噌汁や甘酢漬けや天ぷら等の人気のレシピは?
茗荷の食べ方でおすすめしたいのは「味噌汁」と「甘酢漬け」や「天ぷら」です。
味噌汁に使用する場合は、茗荷をお好みの切り方で切り、水にさらしましょう。
下ごしらえをした茗荷を味噌汁の出来上がり直前に入れましょう。
シャキシャキの食感が楽しめます。
甘酢漬けを作るときは、茗荷を根元から5㎜くらい切り落とします。
縦半分に切り、さっと茹でます。
ポリ袋に甘酢と茗荷を入れて混ぜ合わせ、半日くらい漬け込み完成です。
天ぷらで食すときは、茗荷を縦半分にきって、てんぷら粉を付けて中温の油で揚げて完成です。
塩で食べるのがおすすめです。
それでは次に、茗荷(みょうが)の保存方法をお伝えします!
茗荷(みょうが)の保存方法は?日持ちするの?作り置きや冷凍保存にしても大丈夫なの?
茗荷を冷蔵保存する場合は約10日間保存できます。
保存方法は買ってきた茗荷をしっかりと水洗いし、濡れたキッチンペーパーでつつみ、ジップ付きの保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れてください。
ペーパーは乾燥してくるので、2~3日間ごとに取り換えましょう。
茗荷を冷凍保存する場合は約2か月間保存できます。
保存方法は茗荷をしっかりと水洗いし、ひとつずつラップにくるみ、ジップ付きの保存袋に入れて、冷凍保存します。
保存食としておすすめするのは「甘酢漬け」です。
調理方法は先ほどおすすめした通りで、ジップ付きの保存袋に入れて野菜室で管理をすると約2か月間持ちます。
次は、茗荷(みょうが)の花言葉をお伝えします!
茗荷(みょうが)の花言葉はなに?みょうがを食べると物忘れするようになるの?
茗荷の花言葉は「忍耐」です。
光の当たらない、湿った場所で育っている姿から由来されたのでしょうか。
また、茗荷を食べると物忘れをするようになるという言い伝えがありますが、科学的根拠はありません。
なぜ、そのような言い伝えがあるかと言いますと、お釈迦様の弟子に物忘れの名人である「周利槃特(しゅりはんどく)」がいます。
その方が、亡くなった後、お墓から茗荷が生えてきたため、茗荷を食べると物忘れをするという言い伝えとなりました。
それでは最後に、茗荷(みょうが)の種類や品種をお伝えします!
茗荷(みょうが)の種類や品種は何があるの?
茗荷の種類は「花みょうが」と「みょうがたけ」に分けられることが出来ます。
花みょうがはいつも食べていて、スーパーなどで販売している茗荷のことです。
花みょうがはみょうがの蕾です。
みょうがたけは茎を光に当てないように育てたものです。
やわらかくて、香りが良く香味野菜として使用します。
茗荷の品種は「夏みょうが」と「秋みょうが」があります。
夏みょうがの収穫時期は7~8月です。
大きさはやや小型です。
秋みょうがの収穫時期は8~9月です。
大きさはやや大型で、みょうがたけに使用されることが多いです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
茗荷(みょうが)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは19個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①茗荷(みょうが)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
茗荷は暗いところと湿気を好みます。
茗荷を育てるときに適している土は水持ちの良い土です。
茗荷は植え付けの前に土壌に堆肥と化成肥料を施します。
先ほどもお伝えしたとおり、茗荷は湿気を好みます。
野菜用の培養土を使うのがおすすめです。
1㎡当たり、堆肥は2㎏、化成肥料は100gほど入れてください。
茗荷を育てるときは土を乾燥させないようにするのがポイントです。
鉢植えの場合は、毎日欠かさず水やりをしましょう。
地植えをする場合は、表土が乾燥したらたっぷりとお水をあげて下さい。
②茗荷(みょうが)の画像(写真)!特徴は?毒性はあるの?カロリーや栄養価は豊富なの?
茗荷の草丈は40~100cmです。
葉は20~30cmで尖っています。
茗荷は肝蛭という寄生虫や卵が付いていることがまれにあります。
それを食べると肝蛭症という中毒症状を起こすことがあります。
肝蛭症は嘔吐、腹痛、発熱、蕁麻疹などの症状が表れます。
茗荷の栄養素はカリウム、マグネシウム、ビタミンEが豊富です。
③茗荷(みょうが)の旬の季節や収穫時期はいつ頃なの?
茗荷を3月頃に植え付けをすると初年度の収穫は8~9月頃です。
ですが、初年度は株が安定しないため、収穫できないことがあります。
2年目以降は株が安定して、7~8月頃に収穫することが出来ます。
④茗荷(みょうが)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
茗荷はネットスーパーで1パック約150~200円で販売しております。
また、苗も1ポット約500~700円で販売しております。
⑤茗荷(みょうが)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とポイントは?植えてはいけないと言われているのはなぜ?
茗荷の植え付けは、根株だと2~3月、苗だと4~5月が最適な植え付け時期です。
根株や苗を買ってきたらすぐ植えましょう。
気温は気にする必要はありません。
茗荷を「植えてはいけない」と言われている理由は
どんどん生息範囲を広げていき、やめるときに大変だからでしょう。
もし心配がある方は、鉢植えで栽培するのがおすすめです。
⑥茗荷(みょうが)の鉢植え(プランター)や地植え(庭植え)や水耕栽培で育てる際のポイントは?
茗荷を鉢植えをする場合は、深さ30cmくらいのものを用意してください。
茗荷は地下茎でどんどん育っていくので、深さがないと狭いものだとうまく育ちません。
地植えをする場合は、植え付けの2週間前に石灰を散布し耕しておきます。
高さ10㎝くらいの畝を作り、植え付けをします。
水耕栽培の方法ですが、ハイドロカルチャーといって人口の土を使用します。
プランターにハイドロカルチャーを敷き詰め、水溶液を入れ、ハイドロカルチャーが水溶液を
吸収したら、そこに根株を植えます。
⑦茗荷(みょうが)の寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
茗荷の寄せ植えにあうものは「ローズマリー」です。
寄せ植えというよりもコンパニオンプランツといった方がいいでしょう。
茗荷はローズマリーのアレロパシーの影響を受けない唯一の植物と
言われています。
⑧茗荷(みょうが)の剪定や間引きのポイントは?
茗荷を植え付けし、芽が出た後、あっという間に葉が茂りだします。
そうすると間引きが必要になります。
7~8cm間隔で葉を間引き、風通しを良くしましょう。
葉を根元からバッサリと切ってください。
⑨茗荷(みょうが)の増やし方!挿し木や株分けのやり方はどうするの?
茗荷は「株分け」で増やすことが出来ます。
2~4月頃に株を掘り起こし、10~15cmくらいに切り分けて
それぞれ植え付けをします。
⑩茗荷(みょうが)の種まき時期と種まきのポイントは?
茗荷の種は市販されていません。
ですので、種から栽培することはほぼありません。
茗荷は根株を植えて栽培をします。
または、苗を購入してきて植え付けをします。
⑪茗荷(みょうが)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
茗荷は病害虫の被害はほとんどありません。
一般的に家庭菜園は病害虫との戦いですが、茗荷にはそれがありません。
病気にかかることはあります。
糸状菌(カビ)が原因となって、「葉枯れ病」や「根茎腐敗病」になることがあります。
⑫茗荷(みょうが)の花が咲かない原因は?
茗荷の花が咲かないときは「乾燥」です。
茗荷は乾燥を嫌います。土が乾燥すると花が咲かなくなってしまいます。
⑬茗荷(みょうが)の根腐れや枯れる(枯れた)原因と対策方法は?
茗荷の根腐れは地下茎が密集していることが考えられます。
根腐れは水はけが悪い時に起きるものです。
茗荷か枯れてしまうのは「葉枯れ病」が考えられます。
病気にかかった場合、その株を排除します。
⑭茗荷(みょうが)の冬越しのやり方は?
特に寒さに弱い植物ではないので、そのままでも大丈夫ですが、
凍結が心配であれば、藁を敷いてあげるのもいいでしょう。
⑮茗荷(みょうが)の下処理のやり方(下ごしらえやアク抜きとも)や茹で時間はどれくらいなの?切り方は?
アク抜きの方法は茗荷を千切りや小口切りに切った後、
冷水に30秒くらいさらします。
水気を切り、ペーパーでしっかりと水分を拭きとりましょう。
茗荷を茹でて使用するときは、沸騰したお湯に塩を入れて
30秒くらいさっと茹でましょう。
⑯茗荷(みょうが)の美味しい食べ方!味噌汁や甘酢漬けや天ぷら等の人気のレシピは?
茗荷の食べ方でおすすめしたいのは「味噌汁」と「甘酢漬け」や「天ぷら」です。
味噌汁に使用する場合は、茗荷をお好みの切り方で切り、水にさらしましょう。
下ごしらえをした茗荷を味噌汁の出来上がり直前に入れましょう。
シャキシャキの食感が楽しめます。
甘酢漬けを作るときは、茗荷を根元から5㎜くらい切り落とします。
縦半分に切り、さっと茹でます。
ポリ袋に甘酢と茗荷を入れて混ぜ合わせ、半日くらい漬け込み完成です。
天ぷらで食すときは、茗荷を縦半分にきって、てんぷら粉を付けて
中温の油で揚げて完成です。
塩で食べるのがおすすめです。
⑰茗荷(みょうが)の保存方法は?日持ちするの?作り置きや冷凍保存にしても大丈夫なの?
茗荷を冷蔵保存する場合は約10日間保存できます。
茗荷を冷凍保存する場合は約2か月間保存できます。
保存食としておすすめするのは「甘酢漬け」です。
⑱茗荷(みょうが)の花言葉はなに?みょうがを食べると物忘れするようになるの?
茗荷の花言葉は「忍耐」です。
茗荷を食べると物忘れをするようになるという言い伝えがありますが、
科学的根拠はありません。
なぜ、そのような言い伝えがあるかと言いますと、
お釈迦様の弟子に物忘れの名人である「周利槃特(しゅりはんどく)」がいます。
その方が、亡くなった後、お墓から茗荷が生えてきたため、
茗荷を食べると物忘れをするという言い伝えとなりました。
⑲茗荷(みょうが)の種類や品種は何があるの?
茗荷の種類は「花みょうが」と「みょうがたけ」に分けられることが出来ます。
茗荷の品種は「夏みょうが」と「秋みょうが」があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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