みなさんこんにちは。
今回は、カンスゲについてまとめていきたいと思います。
カンスゲは、カヤツリグサ科スゲ属に属す常緑宿根草です。
冬になっても枯れないので、カンスゲ(寒菅)と名付けられました。
北海道・本州・九州の、低山~山地でやや湿った林床や林縁、岩場に見られます。
今回は、カンスゲについてのポイント、
以上4個の点についてお伝えします。
まずはカンスゲの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
カンスゲの育て方は?
カンスゲはとても丈夫で、育てるのにほとんど手間がかかりません。
その丈夫さから、古くは蓑を作るのに用いられたり、現在ではガーデニングのグランドカバーや寄せ植えにも使われています。
大きな株を作って生育し、緑色の葉のまま越冬します。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、カンスゲが好む環境についてお伝えします!
カンスゲの育て方!環境はどうする?
カンスゲは、日なた・日陰どちらの環境でも育ちますが、やや湿り気のある場所を好みます。
株が大きく育ち混みあってきたら、株分けをすると良いでしょう。
次は、カンスゲに適した用土についてお伝えします!
カンスゲを育てる際の適した用土は何?
カンスゲを育てる際の用土は、地植えであれば、種類は選びません。
鉢植えの場合は、水はけの良い土を使用すると良いでしょう。
次は、カンスゲに必要な肥料についてお伝えします!
カンスゲの育て方!肥料はどうする?
カンスゲを育てる際に、肥料は余り必要ありません。
では次は、カンスゲの水やりポイントについてお伝えします!
カンスゲを育てる際の水の量はどうする?
水やりは、地植えの場合は、雨が降らない日が続く以外は必要ありません。
鉢植えの場合は、土が乾いたら、たっぷりお水をあげましょう。
以上で基本的なカンスゲの育て方については終わりです。
次はカンスゲの写真をお見せします!
カンスゲの画像(写真)!特徴は?
カンスゲは、根元から密に伸びる、緑色の固く細長い葉が特徴です。
葉の長さは20~40cmになり、幅は6~15mmと細長く、縁はザラザラしています。
春には葉の間から沢山の花穂を出し、実をつけます。
花穂は20~40cmで、淡い褐色をしています。
都心近郊では高尾山でも自生しているそうです。
花穂の季節以外は余り目立たないかも知れませんが、知っている植物を探しながらのハイキングも楽しそうです。
次に、カンスゲの開花時期をお伝えします!
カンスゲの開花時期や季節はいつ頃なの?
カンスゲは、早春の3~4月頃に、葉の間から多くの花茎を出し、頂に長さ2~4cmの褐色を帯びた花穂をつけます。
花穂は、一番先に雄花が一つとその下に多数の雌花からなります。
雄花は葯を伸ばして沢山花粉をまき、雌花は受粉して4~5月に実がなります。
春の花が出始める時期に、カンスゲの花穂が現れます。
色とりどりの春の花のなかで、フワフワした花穂はまるで綿毛が飛んでいるような様子で、とても優しい雰囲気を醸し出します。
それでは最後に、カンスゲの斑入りの種類や品種をお伝えします!
カンスゲの斑入りの種類や品種は何があるの?
カンスゲには、ヒメカンスゲ、オクノカンスゲなどの品種があります。
ヒメカンスゲは、カンスゲの近縁種で、小型で日本各地の林床に自生します。
オクノカンスゲは、カンスゲに似ているものの、葉の断面がW型に波打っているのが特徴です。
その他にも斑入りの品種に、シマカンスゲやベアグラスがあります。
シマカンスゲは、縁が黄緑色の葉が特徴です。
ベアグラスは、黄中斑の葉をもち、寄せ植えによく使用されています。
オオシマカンスゲの斑入り園芸品種です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
カンスゲのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは4個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①カンスゲの育て方(環境、土、肥料、水やり)
カンスゲは、日なた・日陰どちらの環境でも育ちますが、やや湿り気のある場所を好みます。
株が大きく育ち混みあってきたら、株分けをすると良いでしょう。
用土は、地植えであれば、種類は選びません。
鉢植えの場合は、水はけの良い土を使用すると良いでしょう。
肥料は余り必要ありません。
水やりは、地植えの場合は、雨が降らない日が続く以外は必要ありません。
鉢植えの場合は、土が乾いたら、たっぷりお水をあげましょう。
②カンスゲの画像(写真)!特徴は?
カンスゲは、根元から密に伸びる、緑色の固く細長い葉が特徴です。
葉の長さは20~40cmになり、幅は6~15mmと細長く、縁はザラザラしています。
春には葉の間から沢山の花穂を出し、実をつけます。
花穂は20~40cmで、淡い褐色をしています。
③カンスゲの開花時期や季節はいつ頃なの?
カンスゲは、早春の3~4月頃に、葉の間から多くの高さ20~40cmの花茎を出し、頂に長さ2~4cmの褐色を帯びた花穂をつけます。
花穂は、一番先に雄花が一つとその下に多数の雌花からなります。
雄花は葯を伸ばして沢山花粉をまき、雌花は受粉して4~5月に実がなります。
④カンスゲの斑入りの種類や品種は何があるの?
カンスゲには、ヒメカンスゲ、オクノカンスゲなどの品種があります。
その他にも斑入りの品種に、シマカンスゲやベアグラスがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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