みなさんこんにちは。
今回は、すかんぽについてまとめていきたいと思います。
すかんぽの別名ではスイバともいい、タデ科の多年草です。
草丈は60cm~1m程に育ち、薬用にもなる食草です。
新芽の中心が空洞で、折るとポコンと音がする事、食べると酸っぱい味がすることから「すかんぽ」と呼ばれます。
日本全国の道端や土手で見ることができます。
今回は、すかんぽについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
まずはすかんぽの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
すかんぽの育て方は?
すかんぽは生育旺盛で日当たりが良ければ土質を選ばず、肥料も必要ありません。
簡単に育ることができます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、すかんぽが好む環境についてお伝えします!
すかんぽの育て方!環境はどうする?
日当たりの良い排水の良い場所であればどこでも育ちます。
夏の暑さにも冬の寒さにも強いです。
なので、特別な管理はいりません。
次は、すかんぽに適した用土についてお伝えします!
すかんぽを育てる際の適した用土は何?
用土は地植の場合は有機質をすき込んで排水を良くしておきます。
鉢植えは一般園芸用の培養土で育てられます。
次は、すかんぽに必要な肥料についてお伝えします!
すかんぽの育て方!肥料はどうする?
肥料は基本不要ですが、生育を良くするために春先と秋に少量与えます。
では次は、すかんぽの水やりポイントについてお伝えします!
すかんぽを育てる際の水の量はどうする?
水やりは地上であれば特に必要ありません。暑い時期に晴天が続くようなら水やりします。
鉢植えは用土が乾いたらたっぷりと与えます。
以上で基本的なすかんぽの育て方については終わりです。
次はすかんぽの写真をお見せします!
すかんぽの画像(写真)!花の特徴は?英語名や学名はなに?
すかんぽの花の特徴は、赤みを帯びた淡緑の花を上向きの花穂になってつけることです。
花はほとんど緑のものから赤色が強いものまで花色に差があります。
すかんぽ(スイバ)の英語名は “Common Sorrel” で、学名は “Rumex acetosa” です。
この植物はタデ科スイバ属の多年草で、日本では道端などに生えています。
食べると酸っぱい味がするので、日本地方名でスカンポとよばれます1
次に、すかんぽの開花時期をお伝えします!
すかんぽの開花時期や季節はいつ頃なの?
すかんぽの開花時期は初夏~夏にかけてです。
具体的には、7月から10月までとなります。
また、若い茎が出始めるのは桜が咲いた後で、タケノコと同じ頃からです。
地方にもよりますが、4月から5月頃にかけてが収穫時期となります。
この時期に紅紫色でタケノコ状の新芽・若い茎が出てきて、これらはやわらかく、「スカンポ」などと称して食用の山菜になります。
ただし、大量摂取すると下痢をおこす原因になるため、注意が必要です。
種は秋口に熟して飛び散ります。
冬はロゼットいわれる平べったい葉だけの状態になり冬をこします。
春暖かくなると、所々で赤みを帯びた鏃形の葉がついた新芽を伸ばして成長していきます。
次は、すかんぽの値段や販売価格をお伝えします!
すかんぽの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
すかんぽは苗は売られていません。
緑化用に売られている種があり、500~1,000円程度で購入できます。
すかんぽの販売価格はオンラインショッピングサイトによりますが、楽天市場での価格は約1,540円となっています。
ただし、価格は販売者や時期により変動する可能性があります。
最新の情報は直接オンラインショッピングサイト等を確認するようにください。
また、すかんぽの種類や品質、数量などによっても価格は異なることを念頭に置いておいてくださいね。
それでは次に、すかんぽの増やし方をお伝えします!
すかんぽの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
すかんぽの種のまき時は春から初夏(5月〜6月)です。
種まきの適期としては、気温が20℃~30℃ぐらいの暖かい時期に行います。
殻が硬いので一晩水につけてからまくと発芽率が良くなります。
具体的なすかんぽの種まきの方法としては、湿らせた用土に種が重ならないようにまき、その後薄く(約5mm程度)土を被せます。
発芽するまでは土が乾かないように管理し、柔らかい光の当たる半日陰に置くと良いでしょう。
発芽して芽が出てきたら、日当たりと風通しの良い場所に移します。
また、以下は種まきの際の酸素供給のポイントとなります。
学校で習った発芽の3条件は、水、温度、そして酸素です。
乾かしてはいけないのでつい水をたくさんやりがちですが、つねに水につかっている状態だとタネが酸素不足になってしまいます。
また水が多いと発芽した苗がひょろひょろになりがちです。
種まきのときにたっぷり水をあげたら、あとは乾かさないように、軽く湿り気のある状態を維持するだけで大丈夫です。
これらのポイントを押さえてすかんぽ(スイバ)を育ててみてください。
ただし、すかんぽ(スイバ)は自然界でよく見られる植物であり、特別な手間をかけずとも自然と増えていきます。
そのため、特別な栽培方法は必要としません。
次は、すかんぽに似た花をお伝えします!
すかんぽに似た花は何がある?イタドリとの違いはなに?
すかんぽに似た花として有名なのはイタドリです。
(イタドリの記事に関しては、上記をクリックして見てみてください。)
イタドリの別名もすかんぽというので同じだと思われていますが、別の植物です。
違いは花が一番わかりやすく、すかんぽは初夏に赤い花をつけますが、イタドリは初秋に白い花をつけます。
イタドリは日本各地に生息しており、背丈が2mを超えることもある大型の多年生植物で、新芽は赤紅色で、春先に食用にされます。
また、傷口にイタドリの若葉を揉んでつけておくと痛みを和らげることができるとして重宝されてきました。
すかんぽは口にすると酸味があるため、「酸模」という名前がついたと考えられます。
すかんぽの新芽は外皮を取り除いてそのまま食べたり、炒め物や肉や魚と一緒に着けたりして食べます。
ただし、すかんぽにはシュウ酸が含まれており、食べ過ぎると下痢を引き起こすので注意が必要です1.
それでは次に、すかんぽのおすすめレシピや料理をお伝えします!
すかんぽは食べられるの?ジャムにすると美味しいの?おすすめレシピや料理をご紹介!
すかんぽは、葉や若い花茎を食べます。
上記の通りシュウ酸が多いのでアク抜きしてください。
すかんぽの新芽は外皮を取り除いてそのまま食べたり、炒め物や肉や魚と一緒に着けたりして食べます。
新鮮な新芽はジャムにできます。
ゆでてあく抜きをしたスカンポを使いましょう。
葉は湯がいてサラダやおひたしにします。
新芽は茹でてアク抜きしてから、刻んで炒め物にしたり、おひたしにして食べます。
すかんぽのジャムも有名です。
アク抜きしたすかんぽを細かく刻んで同量の砂糖で煮詰めます。
ルバーブ似た味になり、とても美味しいです。
程よい酸味と爽やかな色合いがきれいなジャムができますよ。
次は、すかんぽの歌をお伝えします!
すかんぽの歌とは?どんな歌詞なの?
土手のすかんぽ ジャワ更紗(さらさ)
昼は蛍が ねんねする
僕ら小学 一年生
今朝も通って またもどる
すかんぽ すかんぽ 川のふち
夏が来た来た ドレミファソ
「一年生」の部分は、原詩では「尋常科(じんじょうか)」となっています。
ジャワ更紗とは織物で、その質感がすかんぽの花に似ているから歌詞に使われたといわれています。
次に、すかんぽとイタドリとの違いをお伝えします!
すかんぽとイタドリとの違いは?別名はなに?
すかんぽとイタドリの違いは大きさと花と葉の形状になります。
イタドリのほうがすかんぽより大型で、1mを超える大きさになります。
すかんぽは1m以内に草丈が収まります。
葉もすかんぽのほうが細く、イタドリのほうが幅広の矢じり型になります。
花期もずれていて初夏から夏にかけて赤みを帯びた緑色に咲くのがすかんぽ、初秋に白い花を咲かせるのがイタドリです。
すかんぽの別名はスイバです。
葉や茎は食べると酸っぱいので酸い葉(すいば)の名前で呼ばれます。
それでは最後に、すかんぽの花言葉をお伝えします!
すかんぽの花言葉はなに?いつの季語なの?方言での言い方もあるの?
すかんぽの花言葉は「親愛の情」「情愛」「忍耐」です。
生育旺盛でどこでも育成することと、赤みを帯びた花穂からこのような花言葉になっています。
すかんぽは俳句の季語にもなっていて、春の季語になります。
方言ではギシギシといいます。
葉っぱがこすれてギシギシ音を立てるからといわれています。
別名の「スイバ」や「ギシギシ」も同様に春の季語として詠まれます。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
すかんぽのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①すかんぽの育て方(環境、土、肥料、水やり)
すかんぽの好む環境は日当たりの良い場所です。
土質は極端な砂地以外は何でも大丈夫です。
植えるときに有機質をすき込んで排水を良くします。
鉢植えは一般園芸用土で育てられます。
肥料は基本不要で、春先と秋に少量施します。
水やりは乾いたらたっぷりとあげてください。
②すかんぽの画像(写真)!花の特徴は?
すかんぽの花穂は垂直に立ち上がり、赤みを帯びた淡い緑色の花を咲かせます。
花色はほとんど緑のものから赤が濃いものまで差があります。
③すかんぽの開花時期や季節はいつ頃なの?
すかんぽの開花時期は初夏~夏です。
その後は栄養を蓄えて、ロゼットで冬を越します。
春に新芽を伸ばして花茎を立ち上げます。
この新芽を食用にします。
④すかんぽの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
すかんぽは苗は売られていません。
緑化用に売られている種があり、500~1,000円程度で購入できます。
⑤すかんぽの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
すかんぽの種のまき時は春から初夏です。
殻が硬いので一晩水につけてからまくと発芽率が良くなります。
⑥すかんぽに似た花は何がある?イタドリとの違いはなに?
すかんぽに似た花として有名なのはイタドリです。
イタドリの別名もすかんぽというので同じだと思われていますが、別の植物です。
違いは花が一番わかりやすく、すかんぽは初夏に赤い花をつけますが、イタドリは初秋に白い花をつけます。
⑦すかんぽは食べられるの?ジャムにすると美味しいの?おすすめレシピや料理をご紹介!
すかんぽは、食べられます。シュウ酸が多いのでアク抜きしてください。
葉は湯がいてサラダやおひたしにします。
新芽は茹でてアク抜きしてから、刻んで炒め物にしたり、おひたしにして食べます。
すかんぽのジャムはアク抜きしたすかんぽを細かく刻んで同量の砂糖で煮詰めます。
ルバーブ似た味になり、とても美味しいです。
⑧すかんぽの歌とは?どんな歌詞なの?
土手のすかんぽ ジャワ更紗(さらさ)
昼は蛍が ねんねする
僕ら小学 一年生
今朝も通って またもどる
すかんぽ すかんぽ 川のふち
夏が来た来た ドレミファソ
「一年生」の部分は、原詩では「尋常科(じんじょうか)」となっています。
ジャワ更紗とは織物で、その質感がすかんぽの花に似ているから歌詞に使われたといわれています。
⑨すかんぽとイタドリとの違いは?別名はなに?
すかんぽとイタドリの違いは大きさと花と葉の形状になります。
イタドリのほうがすかんぽより大型で、1mを超える大きさになります。
すかんぽは1m以内に草丈が収まります。
葉もすかんぽのほうが細く、イタドリのほうが幅広の矢じり型になります。
花期もずれていて初夏から夏にかけて赤みを帯びた緑色に咲くのがすかんぽ、初秋に白い花を咲かせるのがイタドリです。
すかんぽの別名はスイバです。葉や茎は食べると酸っぱいので酸い葉(すいば)の名前で呼ばれます。
⑩すかんぽの花言葉はなに?いつの季語なの?方言での言い方もあるの?
すかんぽの花言葉は「親愛の情」「情愛」「忍耐」です。
生育旺盛でどこでも育成することと、赤みを帯びた花穂からこのような花言葉になっています。
すかんぽは俳句の季語にもなっていて、春の季語になります。
方言では「ギシギシ」といいます。葉っぱがこすれてギシギシ音を立てるからといわれています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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