みなさんこんにちは。
今回は、エイザンスミレについてまとめていきたいと思います。
エイザンスミレは、スミレ科スミレ属に属する多年草です。
本州から四国・九州各地の低山の落葉樹林に自生します。
関東では高尾山などで見ることができるようですよ。
今回は、エイザンスミレについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
まずはエイザンスミレの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
エイザンスミレの育て方は?
エイザンスミレは、耐暑性・耐寒性ともに強く、初心者でも育てやすい植物とされています。
スミレは自然のなかで見かける事が多い花ですが、自宅の庭で育てることができたら、野山の雰囲気を楽しめて素敵です。
寄せ植えなどに挑戦してみるのもいいかも知れませんね。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、エイザンスミレが好む環境についてお伝えします!
エイザンスミレの育て方!環境はどうする?
エイザンスミレはやや湿った環境を好みます。
庭植えの場合は、落葉樹の下などに植えると良いでしょう。
鉢植えの場合は、午前中は日光が当たり、午後は明るい日陰となる場所で管理しましょう。
夏は一日中明るい日陰の環境に置きましょう。
なるべく雨除けをし、棚の上など地面から離しておくと、そうか病の予防となります。
また、アブラムシ・ハダニ・ヨトウムシ等の害虫対策として、一日に1~2回葉水をすると良いでしょう。
次は、エイザンスミレに適した用土についてお伝えします!
エイザンスミレを育てる際の適した用土は何?
エイザンスミレを育てる際の用土は、硬質鹿沼土(小粒)もしくは日向土(小粒)・軽石(小粒)・赤玉土(小粒)もしくは桐生砂を等量配合した土を使用すると良いでしょう。
根が深く張るので、鉢は深鉢を使いましょう。
山草鉢など乾きやすい鉢を使う場合には、軽石の量を減らしたり赤玉土の量を増やしたりして、水持ちを良くします。
あるいは、腐植質(腐葉土や殻チップの細かいもの)のを3割ほど入れてもよいでしょう。
庭植えの場合も、鉢植えと同様の用土を用意し、10~20cm盛土をして植えましょう。
葉に泥がはねないように、グランドカバーやマルチングを施すと、そうか病の予防になります。
次は、エイザンスミレに必要な肥料についてお伝えします!
エイザンスミレの育て方!肥料はどうする?
エイザンスミレを育てる際の肥料は、鉢植えの場合は、元肥としてリン酸とカリウムを多く含む緩効性肥料を3号鉢で2つまみの割合で与えます。
春から秋にかけては、月に2~3回、リン酸とカリウムを多めに含んだ液肥を2,000~3,000倍に薄めて与えます。
夏は肥料は必要ありません。
庭植えの場合は、肥料はほとんど必要ありません。
では次は、エイザンスミレの水やりポイントについてお伝えします!
エイザンスミレを育てる際の水の量はどうする?
エイザンスミレを育てる際の水やりは、鉢植えの場合は、表土が乾いたら水をたっぷり与えましょう。
山草鉢など乾燥しやすい鉢を使用する場合は、二重鉢にしたり、鉢を砂床に埋めたりして極度な乾燥に注意しましょう。
庭植えの場合は、雨が降らない日が続き、しおれてしまっている様な場合には、十分水を与えます。
昼間しおれてしまっていても、夕方に元に戻っていたら水やりは必要ありません。
以上で基本的なエイザンスミレの育て方については終わりです。
次はエイザンスミレの写真をお見せします!
エイザンスミレの画像(写真)!花や葉の特徴は?比叡山との関係性は?
エイザンスミレは、比叡山に生息することが由来でそう名付けられました。
エゾスミレとも呼ばれますが、エイザンスミレは北海道には分布していないので、エイザンが訛ってエゾとなったと言われています。
草丈は開花時は10cmほど、花が終わると2~3倍に成長します。
良い香りがする花は、淡い薄紅紫色をしていて、大きさは2cm位です。
エイザンスミレは他のスミレとは一線を画した葉の形をしています。
葉の基部が3つに裂け、その先で更に深い切れ込みがある複葉性のスミレとして知られています。
確かに野原でよく見かけるスミレとは違った葉の形をしています。
深い切れ込みが入った葉には、山で自生する厳しさが表れているかのようです。
次に、エイザンスミレの開花時期をお伝えします!
エイザンスミレの開花時期や季節はいつ頃なの?
エイザンスミレの開花時期は、4~5月(春)です。
促成品は2月頃から開花します。
エイザンスミレが咲き始めたら、落葉樹林の茶色い枯葉で覆われている山の中に、癒しの春が来た知らせになりますね。
次は、エイザンスミレの販売価格はいくらぐらいなのかをお伝えします!
エイザンスミレの販売価格はいくらぐらいなの?
エイザンスミレは、花が咲いた促成株が2月頃から市場に出回ります。
ウェブサイトでは、2.5~3号ポットで1ポット700円程度の値段で販売されているようです。
次に、エイザンスミレとヒゴスミレの違い(見分け方)をお伝えします!
エイザンスミレとヒゴスミレの違い(見分け方)は?
エイザンスミレとヒゴスミレの違いは葉の形態です。
エイザンスミレの葉の基部が3つに裂けるのに対し、ヒゴスミレは葉の基部が5つに裂けます。
エイザンスミレとヒゴスミレが交配した雑種がヒラツカスミレです。
ヒラツカスミレの葉は5裂します。
色は個体によって様々な色があるそうです。
それでは最後に、エイザンスミレの花言葉をお伝えします!
エイザンスミレの花言葉はなに?
エイザンスミレの花言葉は、「茶目っ気」です。
比叡山で自生することが由来となっているそうです。
延暦寺のある比叡山で花を咲かせる姿が、茶目っ気たっぷりの子供のように修行僧の癒しになっていたのでしょうか。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
エイザンスミレのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①エイザンスミレの育て方(環境、土、肥料、水やり)
エイザンスミレはやや湿った環境を好みます。
庭植えの場合は、落葉樹の下などに植えると良いでしょう。
鉢植えの場合は、午前中は日光が当たり、午後は明るい日陰となる場所で管理しましょう。
用土は、硬質鹿沼土(小粒)もしくは日向土(小粒)・軽石(小粒)・赤玉土(小粒)もしくは桐生砂を等量配合した土を使用すると良いでしょう。
根が深く張るので、鉢は深鉢を使いましょう。
山草鉢など乾きやすい鉢を使う場合には、軽石の量を減らしたり赤玉土の量を増やしたりして、水持ちを良くします。
あるいは、腐植質(腐葉土や殻チップの細かいもの)のを3割ほど入れてもよいでしょう。
昼間しおれてしまっていても、夕方に元に戻っていたら水やりは必要ありません。
②エイザンスミレの画像(写真)!花や葉の特徴は?比叡山との関係性は?
エイザンスミレは、比叡山に生息することが由来でそう名付けられました。
エゾスミレとも呼ばれますが、エイザンスミレは北海道には分布していないので、エイザンが訛ってエゾとなったと言われています。
草丈は開花時は10cmほど、花が終わると2~3倍に成長します。
良い香りがする花は、淡い薄紅紫色をしていて、大きさは2cm位です。
エイザンスミレは他のスミレとは一線を画した葉の形をしています。
葉の基部が3つに裂け、その先で更に深い切れ込みがある複葉性のスミレとして知られています。
③エイザンスミレの開花時期や季節はいつ頃なの?
エイザンスミレの開花時期は、4~5月(春)です。
促成品は2月頃から開花します。
④エイザンスミレの販売価格はいくらぐらいなの?
エイザンスミレは、花が咲いた促成株が2月頃から市場に出回ります。
ウェブサイトでは、2.5~3号ポットで1ポット700円程度の値段で販売されているようです。
⑤エイザンスミレとヒゴスミレの違い(見分け方)は?
エイザンスミレとヒゴスミレの違いは葉の形態です。
エイザンスミレの葉の基部が3つに裂けるのに対し、ヒゴスミレは葉の基部が5つに裂けます。
⑥エイザンスミレの花言葉はなに?
エイザンスミレの花言葉は、「茶目っ気」です。
比叡山で自生することが由来となっているそうです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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