みなさんこんにちは。
今回は、ビョウヤナギについてまとめていきたいと思います。
ビヨウヤナギは、オトギリソウ科オトギリソウ属に属します。
中国原産で、古くから観賞用として親しまれてきました。
庭園に植栽されたり、グランドカバーとしての需要もあります。
また、ビヨウヤナギの美しい花は切り花としても楽しまれています。
今回は、ビョウヤナギについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはビョウヤナギの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ビョウヤナギの育て方は?
ビヨウヤナギは、耐寒性・耐暑性共に強く、育てやすいのが特徴です。
関東地方や市街地では常緑樹、寒冷地では半落葉樹とされています。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ビョウヤナギが好む環境についてお伝えします!
ビョウヤナギの育て方!環境はどうする?
ビヨウヤナギは温暖な環境を好む一方で、乾燥を嫌う傾向があるので、植栽は関東以南の地域が適しています。
旺盛に成長するので、鉢植えで購入した場合でも、庭植えをお勧めします。
庭植えをする場合には、日向~半日陰の環境を選ぶようにしましょう。
次は、ビョウヤナギに適した用土についてお伝えします!
ビョウヤナギを育てる際の適した用土は何?
ビヨウヤナギを育てる際の用土は、水はけがよく、腐植質に富んだ、保水力のある用土を選びましょう。
腐葉土と完熟堆肥を少しだけ混ぜ込んだものを用いると良いでしょう。
次は、ビョウヤナギに必要な肥料についてお伝えします!
ビョウヤナギの育て方!肥料はどうする?
ビヨウヤナギを育てる際の肥料は、生育期前の3月と、花が終わり暑い夏が過ぎた9月下旬~10月下旬に与えます。
緩効性化成肥料や、固形の油かすなどを使用すると良いでしょう。
では次は、ビョウヤナギの水やりポイントについてお伝えします!
ビョウヤナギを育てる際の水の量はどうする?
ビヨウヤナギは、庭植えの場合は、水やりの必要はありません。
ただし、夏の高温期には、朝か夕方に水やりしましょう。
以上で基本的なビョウヤナギの育て方については終わりです。
次はビョウヤナギの写真をお見せします!
ビョウヤナギの画像(写真)!特徴は?葉や実はどんな感じ?
ビヨウヤナギは、黄金色の上向きに咲く花と、花から突き出している多数の雄しべが特徴です。
高さは1mほどに成長します。
花は直径5cm程で、涙型の5枚の花弁の中心から30ほどの雄しべが突き出しています。
葉は、長い楕円形~披針形で、十字対生します。
春に直立する新梢は葉だけをつけていて、そのあとに花をつけた枝は、梅雨の雨の重みで柳のようにしなります。
このことから、ビヨウヤナギの名前が付きました。
ビヨウヤナギには花が終わった後に実がなる品種もあります。
アンドロサエマム’オータム・ブレイズ’は、赤い実をつけます。
イノドルム’エルステッド’は、ピンクから熟すと赤くなる実をつけます。
実のついた枝をアレンジメントに使ったりしても可愛らしいですね。
次に、ビョウヤナギの開花時期をお伝えします!
ビョウヤナギの開花時期や季節はいつ頃なの?
ビヨウヤナギの開花時期は、6~7月(梅雨~初夏)です。
この時期は、春先の色とりどりの花がいったん落ち着き、アジサイがよくみられる季節です
ブルーや薄いピンクのアジサイの中に、黄色い花を咲かせるビヨウヤナギは、暗くなりがちな梅雨空の中にも華やかさを見せてくれますね。
次は、ビョウヤナギの販売場所をお伝えします!
ビョウヤナギの販売場所は?どこで買えるの?
ビヨウヤナギは、園芸店や通販サイトで購入できます。
通販サイトでは、10.5cmポットで1,000円程度、15cmポットで2,000円程度の値段で販売されているようです。
それでは次に、ビョウヤナギの苗の植え付けのポイントをお伝えします!
ビョウヤナギの苗の植え付けのポイントは?
ビヨウヤナギの苗の植え付けは、3~4月か9月下旬~10月に行いましょう。
根鉢より一回り大きく植穴を掘り、腐葉土もしくは少量の完熟堆肥を混ぜた土を入れて苗を植え付けます。
十分水を与え、植えこんだ根の部分を棒などでつついて根と土をなじませると良いでしょう。
次は、ビョウヤナギの剪定のポイントと時期をお伝えします!
ビョウヤナギの剪定のポイントと時期は?
ビヨウヤナギの剪定は、3月に行いましょう。
株を小さくまとめたい場合には、地面の際から20~30cm位の高さに刈り込みます。
大きく育てたい場合には、浅く刈り込んで樹形を整えるくらいで大丈夫です。
枯れ枝や花がつかなくなった古い枝は、元から切り除きましょう。
カリキナムは、枯れ枝を除く程度で大丈夫です。
イノドルム’エルステッド’は、3月に切り戻しをしましょう。
次に、ビョウヤナギの挿し木のやり方をお伝えします!
ビョウヤナギの挿し木のやり方はどうするの?
挿し木は5~6月の、新梢が固くなりかける時期に行いましょう。
挿し穂は、10cm程に切った枝で作ります。
切った枝の蕾を切り落とし、葉は先端に4~6枚残してあとは取り除きます。
赤玉小粒か挿し木専用の用土に、葉が触れ合う程度の間隔をあけて挿し穂を挿します。
挿し穂が倒れないように気を付けながら水をたっぷり与え、風の当たらない日陰で乾燥に気を付けながら管理しましょう。
次は、ビョウヤナギの花言葉をお伝えします!
ビョウヤナギの花言葉はなに?
ビヨウヤナギの花言葉は、「気高さ」「多感」です。
沢山の長い雄しべが花びらからそそり立つ花姿に、気高さや感情が豊かな様子を感じ取ったのかも知れませんね。
それでは最後に、ビョウヤナギとキンシバイやヒペリカムとの違いをお伝えします!
ビョウヤナギとキンシバイやヒペリカムとの違いはなに?
ビヨウヤナギとキンバシイは、同じオトギリソウ属の仲間です。
とても良く似ているビヨウヤナギとキンバシイですが、ビヨウヤナギのほうが花も葉も大きいつくりとなっています。
また、ビヨウヤナギの方が雄しべの数も多く、長さも長いです。
大きさと雄しべの数・長さが違いを見極めるポイントですね。
また、ヒペリカムとは、オトギリソウ属の園芸品種として古くから栽培されている中国原産の、キンバシイやビヨウヤナギと、近年海外から導入された新しい品種の総称をいいます。
園芸業界では、オトギリソウ属の植物は学名のHypericum chinense を片仮名表記した「ヒペリカム」の名称で扱われていることが多いです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ビョウヤナギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ビョウヤナギの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ビヨウヤナギは温暖な環境を好む一方で、乾燥を嫌う傾向があるので、植栽は関東以南の地域が適しています。
旺盛に成長するので、鉢植えで購入した場合でも、庭植えをお勧めします。
庭植えをする場合には、日向~半日陰の環境を選ぶようにしましょう。
用土は、水はけがよく、腐植質に富んだ、保水力のある用土を選びましょう。
肥料は、生育期前の3月と、花が終わり暑い夏が過ぎた9月下旬~10月下旬に与えます。
緩効性化成肥料や、固形の油かすなどを使用すると良いでしょう。
庭植えの場合は、水やりの必要はありません。
ただし、夏の高温期には、朝か夕方に水やりしましょう。
②ビョウヤナギの画像(写真)!特徴は?葉や実はどんな感じ?
ビヨウヤナギは、黄金色の上向きに咲く花と、花から突き出している多数の雄しべが特徴です。
高さは1mほどに成長します。
花は直径5cm程で、涙型の5枚の花弁の中心から30ほどの雄しべが突き出しています。
葉は、長い楕円形~披針形で、十字対生します。
春に直立する新梢は葉だけをつけていて、そのあとに花をつけた枝は、梅雨の雨の重みで柳のようにしなります。
③ビョウヤナギの開花時期や季節はいつ頃なの?
ビヨウヤナギの開花時期は、6~7月(梅雨~初夏)です。
④ビョウヤナギの販売場所は?どこで買えるの?
ビヨウヤナギは、園芸店や通販サイトで購入できます。
通販サイトでは、10.5cmポットで1,000円程度、15cmポットで2,000円程度の値段で販売されているようです。
⑤ビョウヤナギの苗の植え付けのポイントは?
ビヨウヤナギの苗の植え付けは、3~4月か9月下旬~10月に行いましょう。
根鉢より一回り大きく植穴を掘り、腐葉土もしくは少量の完熟堆肥を混ぜた土を入れて苗を植え付けます。
十分水を与え、植えこんだ根の部分を棒などでつついて根と土をなじませると良いでしょう。
⑥ビョウヤナギの剪定のポイントと時期は?
ビヨウヤナギの剪定は、3月に行いましょう。
株を小さくまとめたい場合には、地面の際から20~30cm位の高さに刈り込みます。
大きく育てたい場合には、浅く刈り込んで樹形を整えるくらいで大丈夫です。
枯れ枝や花がつかなくなった古い枝は、元から切り除きましょう。
⑦ビョウヤナギの挿し木のやり方はどうするの?
挿し木は5~6月の、新梢が固くなりかける時期に行いましょう。
挿し穂は、10cm程に切った枝で作ります。
切った枝の蕾を切り落とし、葉は先端に4~6枚残してあとは取り除きます。
赤玉小粒か挿し木専用の用土に、葉が触れ合う程度の間隔をあけて挿し穂を挿します。
挿し穂が倒れないように気を付けながら水をたっぷり与え、風の当たらない日陰で乾燥に気を付けながら管理しましょう。
⑧ビョウヤナギの花言葉はなに?
ビヨウヤナギの花言葉は、「気高さ」「多感」です。
⑨ビョウヤナギとキンシバイやヒペリカムとの違いはなに?
とても良く似ているビヨウヤナギとキンバシイですが、ビヨウヤナギのほうが花も葉も大きいつくりとなっています。
また、ビヨウヤナギの方が雄しべの数も多く、長さも長いです。
大きさと雄しべの数・長さが違いを見極めるポイントですね。
また、ヒペリカムとは、オトギリソウ属の園芸品種として古くから栽培されている中国原産の、キンバシイやビヨウヤナギと、近年海外から導入された新しい品種の総称をいいます。
園芸業界では、オトギリソウ属の植物は学名のHypericum chinense を片仮名表記した「ヒペリカム」の名称で扱われていることが多いです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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