みなさんこんにちは。
今回は、ハクモクレンについてまとめていきたいと思います。
ハクモクレンは、【モクレン科 モクレン属】で、学名は、【Magnolia liliiflora(Magnolia quinquepeta)】です。
別名は、【ハクレン、ハクレンゲ】といわれ、原産地 は中国になります。
今回は、ハクモクレンについてのポイント、
以上14個の点についてお伝えします。
まずはハクモクレンの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ハクモクレンの育て方は?
ハクモクレンに適した環境には、日当たりの良さや用土、そして肥料の最低限の工夫が必要になります。
水やりに関しても、乾燥を避けるためにも大切になります。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ハクモクレンが好む環境についてお伝えします!
ハクモクレンの育て方!環境はどうする?
ハクモクレンの生育環境は、【日当たりの良い場所】と【風通しの良い環境】を選ぶことが大切です。
また、植える場所も【直径3m】の範囲は確保して、栽培するといいでしょう。(横枝が張るので広さが必要)
次は、ハクモクレンに適した用土についてお伝えします!
ハクモクレンを育てる際の適した用土は何?
ハクモクレンの好む用土は、【腐植質の土壌】です。
また、水はけの良い環境も必要ですので、工夫してあげるとよく育ちます。
次は、ハクモクレンに必要な肥料についてお伝えします!
ハクモクレンの育て方!肥料はどうする?
肥料の与え方、時期は【若木】と【成木】とで違いがあります。
若木の肥料時期は、【成長期:5月、充実期:9月中旬~下旬、休眠期:1月】になります。(緩効性化成肥料、または固形の油かすを使用)
注意点としては、9月は、【チッ素分少なめの肥料】を与えます。
そして、成木になった時には、【5月、1月】が時期になりますので、肥料を与えてあげてください。
では次は、ハクモクレンの水やりポイントについてお伝えします!
ハクモクレンを育てる際の水の量はどうする?
ハクモクレンは基本的には、水やりは必要ありません。
しかし、植え付け後、一定期間は乾燥するたびに与える必要があります。
状況をみながら、水やりをしていくといいでしょう。
以上で基本的なハクモクレンの育て方については終わりです。
次はハクモクレンの写真をお見せします!
ハクモクレンの画像(写真)!特徴は?花や香りはどんな感じ?
ハクモクレンは、【樹高が約15m】にもなる高木の1つになります。
花は白色で、花びらは9枚ついています。
ハクモクレンの花は空を向いて咲き、その姿を見るだけで、感動してしまうでしょう。
しかし、ハクモクレンの花は2~3日で枯れるはかない植物でもあるので、見逃したくないものです。
また、上品で芳香な香りを漂わせ、匂いが通り過ぎるだけで、豊かな気持ちになっていきます。
次に、ハクモクレンの開花時期をお伝えします!
ハクモクレンの開花時期や季節はいつ頃なの?
ハクモクレンの開花時期は、【3~4月】になります。
花の色は綺麗で美しい白で、見る人を魅了するほどの印象を与えます。
しかし、開花時期は、雨が多いこともあって花が痛むことで、見頃の期間が短くなる場合もあります。
次は、ハクモクレンの苗木の販売場所をお伝えします!
ハクモクレンの苗木の販売場所は?価格(値段)はいくら位なの?
ハクモクレンは楽天市場などの通販サイトを覗いてみてください。
たとえばですが、
【花芽あり2020年3月頃開花木蓮 スノーホワイト 白花木蓮白木蓮 ハクモクレン 白花:価格 3,950円 (税込)】になっています。
その他、販売していますので、チェックしてみてください。
それでは次に、ハクモクレンの苗の植え付けのポイントをお伝えします!
ハクモクレンの苗の植え付けのポイントは?
ハクモクレンの苗の植え付けは、『マグァンプK大粒』や植物用活力液の『リキダス』を使用することもオススメです。
『マグァンプK大粒』は肥料の効果の持続をする力があり、リキダスは根に活力を与えてくれます。(リキダスは水で1,000倍希釈する)
植え付け時の元肥に対して、マグァンプK大粒やリキダスを効果的に使うといいでしょう。
植え付け時期については、暖かい地域で【11~12月】にして、寒い地域に関しては、【1~3月】になります。
植え付けの注意点は、【深い植え付けはしないこと】と【鉢植え時に土の上に置かないこと】です。
鉢植え時に土の上に置くと、鉢底から根が飛び出して、張ってとれなくなったりします。
ですので、ブロックやレンガを使って、鉢の底に置き、防止していきましょう。
次は、ハクモクレンの楽しみ方をお伝えします!
ハクモクレンの楽しみ方!盆栽やシンボルツリーやコンパスなど
ハクモクレンはシンボルツリーでも楽しむことができます。
実際の写真を見たほうがイメージしやすいと思いますので、引用サイトで見てみてください。
ちなみに、モクレンや「サラサモクレン(更紗木蓮)」のシンボルツリーも人気が出ているようです。
(引用:https://greensnap.jp/post/142309)
次に、盆栽での楽しみ方ですが、剪定のポイントを掴むことが大切です。
冬の時期に、花芽と葉芽が分かりやすくなってきますので、花芽を残しながら後ろの枝を切るようにしましょう。
細い枝や絡んでいる枝、または込み合っているような枝はカットしていきましょう。
これらのポイントを意識すれば、上手く整えることができます。
最後に、ハクモクレンは、別名【コンパスフラワー】といわれます。
これは、蕾が北を向くことから方角が分かるというものです。
もし、道に迷ってしまったた、ハクモクレンを磁石代わりにするといいかもしれません。
次に、ハクモクレンの鉢植えや庭植えで育てる際のポイントをお伝えします!
ハクモクレンの鉢植えや庭植えで育てる際のポイントは?
ハクモクレンの鉢植えのポイントは上記と重複しますが、ポイントは、【鉢底から出てくる根に注意すること】です。
鉢を通り越して、土に張ると鉢ごととれなくなるので、ブロックやレンガの上で生育する必要があります。(用土などは上記同様)
また、鉢植えの植え替え目安は、【年に2回】です。(タイミングは、花後の4月中旬~5月中旬頃)
庭植えの場合の必要な用土として、【腐葉土(バーク堆肥)】を植穴に混ぜることがオススメです。
基本的には、手のかからない植物ですので、気楽に生育していくといいでしょう。
次は、ハクモクレンの剪定のポイントをお伝えします!
ハクモクレンの剪定のポイントは?
ハクモクレンの剪定時期は、【11~2月】がオススメであり、こまめに剪定する必要があります。
鉢植えの場合は、特にこまめな目安で剪定することが大切で、長くなった枝を探して切っていきましょう。
剪定の注意点は、【花芽がついている枝はきらない】ことです。(※葉が茂っている時期の剪定はNG)
花芽がついた枝を誤って切らないためにも、葉が落ちた時期に剪定すると上手くできます。
また、花芽ができるのが【7月~8月上旬】になるので、【6月上旬ごろまでの剪定】でも構いません。
それでは次に、ハクモクレンの挿し木のやり方をお伝えします!
ハクモクレンの挿し木のやり方はどうするの?
ハクモクレンは、一般的な増やし方で挿し木はしません。(※活着率が悪い)
ただ、増やし方の1つで、【接ぎ木】があります。(時期:2~3月)
やり方としては、モクレン属である「コブシ」をまず、用意します。(2年目の苗)
そして、コブシを株元付近に斜めに切り込みます。
その後、ハクモクレンの枝先を切り落としていく形になります。(枝先5㎝、1〜2芽がついているタイミングで切る)
ハクモクレンも斜めに切り口を入れ、コブシの株元に挿し、【接ぎ木用テープ】で固定して完了になります。
次は、ハクモクレンの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
ハクモクレンの種まき時期と種まきのポイントは?
ハクモクレンの実は熟す時期が【10月】であり、その中から裂けてない実を取り除き、陰干し保管をします。
数日の保管をし、実から種を取り出していきます。
取り出した種を水洗いして、果肉を取り除く作業をしていきます。
種が潤っている内に、土にまいて埋めますが、浅めにまいて土を軽くかぶせていくことが大切です。
鉢植えの場合は、【赤玉土】を使うといいでしょう。
そして、水やりはしっかりしながら発芽から生長になって鉢に植え替えしていきます。
ちなみに鉢は、ハクモクレンの大きさに合わせたものを使用するといいでしょう
ハクモクレンの種まきをする目安は、【9~10月】を意識してやってみてください。
次に、ハクモクレンの害虫の対策方法をお伝えします!
ハクモクレンの害虫の対策方法は?
ハクモクレンの害虫としては、【カミキリムシの幼虫】があげられます。
見つけて放置した場合には、木が弱ることや枯れるまでに悪化しますので、駆除が必要です。
駆除としては、幹の穴でカミキリムシの幼虫を発見したら薬剤や針金で退治することが大切です。
次は、ハクモクレンに似た花をお伝えします!
ハクモクレンに似た花は何がある?モクレンやコブシとの違いはなに?
ハクモクレンとモクレン、そしてコブシの違いは【花色】と【樹高】で判別してください。
モクレンは、一般的には、【紫木蓮(シモクレン)】と言われたりいます。
このシモクレンの花色は、【赤紫】であり、ハクモクレンは【白】になります。
シモクレンの花の内側の色は、白や薄ピンクになっており、外側が赤紫色になっています。
そしてハクモクレンの樹高は高く、シモクレンは低いので、そのあたりも意識しておくといいでしょう。(シモクレンの樹高最大:約5m)
一方で、コブシの花色は白で、ハクモクレンの花と似ています。
別名を【田打ち桜(たうちざくら)】や【種蒔き桜(たねまきざくら)】といわれます。
コブシはハクモクレンに比べて、【花びらの大きさが薄くて細い】です。
ハクモクレンは全開はしませんが、コブシは大きく咲き、花の下に一枚の葉が残ります。(ハクモクレンは開花後、花はつかない)
そして、ハクモクレンの匂いはほのかに甘い感じを漂わせますが、コブシは【柑橘系の匂い】を出します。
次に、ハクモクレンの花言葉をお伝えします!
ハクモクレンの花言葉はなに?
ハクモクレンの花言葉は、【自然への愛】【自然な愛情】【荘厳】【気高さ】【高潔】【崇敬】【慈悲】になります。
開会時期が、冬から春に向かう空間であり、それに見合うような花言葉ではないかと思います。
言葉由来としては、【自然への愛】【自然な愛情】【荘厳】は、【自然を満喫する姿がハクモクレンにはある】ことからつけられています。
【気高さ】【高潔】は、ハクモクレンの花姿や色から作られています。
それでは最後に、ハクモクレンの種類や品種をお伝えします!
ハクモクレンの種類や品種は何があるの?スノーホワイトやマグノリアなど
モクレン(木蓮)と同じ仲間の、【スノーホワイト】は、庭植えで人気があります。
匂いも爽やかさで包み込み、姿も上品に風に揺られています。
また、【地球上最古の花木】とされ、形状そのものが一億年以上前から変わらないといわれています。(平安時代の書記にも出てくるほど有名)
開花時期に関しては、【3月下旬~4月】になります。
そして、マグノリアは、【香りと姿】が魅力的です。
マグノリアは、香水にも使ていますので、ここで載せておきます。↓
【グラマラス マグノリア(グッチ)】
【ホットクチュール(ジバンシー)】
【アグア マグノリアーナ(フエギア)】になります。
花姿は、こちらが包み込まれるようないい意味で強烈な印象を与えってくるほどの魅力を放ってきます。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ハクモクレンのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは14個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ハクモクレンの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ハクモクレンの生育環境には、【日当たりの良い場所】と【風通しの良い環境】が必要になります。
植える場所は【直径3m】の範囲を取り、栽培してきます。(横枝が張るのため)
水はけの良い環境も作ってあげましょう。
成木になった時には、【5月、1月】が肥料時期になります。
ハクモクレンは基本的には、水やりは不要です。
しかし、植え付け後、一定期間は乾燥す防止のために水やりをします。
状況をみて、水やりをしていきましょう。
②ハクモクレンの画像(写真)!特徴は?花や香りはどんな感じ?
ハクモクレンは、【樹高が約15m】になります。
花は白色で、花びらは9枚つけます。
ハクモクレンの花は空を向いて咲きます。
しかし、ハクモクレンの花は2~3日で枯れるはかない植物でもあります。
匂いは、上品で芳香な香りを漂わせます。
③ハクモクレンの開花時期や季節はいつ頃なの?
ハクモクレンの開花時期は、【3~4月】です。
④ハクモクレンの苗木の販売場所は?価格(値段)はいくら位なの?
購入は楽天市場が選びやすいでしょう。
⑤ハクモクレンの苗の植え付けのポイントは?
ハクモクレンの苗の植え付けは、『マグァンプK大粒』や植物用活力液の『リキダス』の使用がオススメです。
『マグァンプK大粒』は肥料効果持続をさせ、リキダスは根に活力を与えます。(リキダスは水で1,000倍に希釈する)
植え付け時の元肥に対して、マグァンプK大粒やリキダスを効果的に使うことをオススメします。
植え付け時期は、暖かい地域で【11~12月】で、寒い地域に関しては、【1~3月】になります。
植え付けの注意点は、【深い植え付けはしないこと】と【鉢植え時に土の上に置かないこと】です。
理由は、鉢植え時に土の上に置くと、鉢底から根が飛び出して、張ってとれなくなったりします。
対策は、ブロックやレンガを使い、鉢の底に置いて、防止していきましょう。
⑥ハクモクレンの楽しみ方!盆栽やシンボルツリーやコンパスなど
ハクモクレンはシンボルツリーでも楽しむことができます。(上記にて、サイト参照)
盆栽は、冬の時期に、花芽と葉芽が分かりにくいので、花芽を残し、後ろの枝を切るようにします。
細い枝や絡んでいる枝、または込み合っているような枝は切ります。
ハクモクレンは、別名【コンパスフラワー】といわれ、蕾が北を向くことから方角が分かります。(磁石代わりに活用できる)
⑦ハクモクレンの鉢植えや庭植えで育てる際のポイントは?
ハクモクレンの鉢植えのポイントは、【鉢底から出てくる根に注意すること】です。
鉢を通り越して、土に張ると鉢ごと取れなくなるため、ブロックやレンガの上で生育します。(用土などは上記同様)
鉢植えの植え替え目安は、【年に2回】になります。(タイミングは、花後の4月中旬~5月中旬頃)
庭植えの場合の用土は、【腐葉土(バーク堆肥)】を植穴に混ぜるといいでしょう。
⑧ハクモクレンの剪定のポイントは?
ハクモクレンの剪定時期は、【11~2月】で、こまめに剪定しましょう。
鉢植えの場合は、特にこまめな目安で剪定し、伸びた枝などを切ります。
剪定の注意点は、【花芽がついている枝は切らない】ことです。(※葉が茂っている場合の剪定はNG)
花芽がついた枝を切らないためにも、葉が落ちた時期に剪定すると上手くいきます。
花芽ができるのが【7月~8月上旬】になるので、【6月上旬ごろまでの剪定】でも構いません。
⑨ハクモクレンの挿し木のやり方はどうするの?
ハクモクレンは、一般的な増やし方で挿し木は不要です。(※活着率が悪いため)
増やし方の1つで、【接ぎ木】がオススメです。(時期は2~3月)
やり方は、モクレン属である「コブシ」を、用意します。(2年目の苗を使用)
コブシを株元付近に斜めに切り込みを入れ、その後、ハクモクレンの枝先を切り落としていく形です。
(※枝先5㎝ 1〜2芽がついているタイミングで切る)
ハクモクレンも斜めに切り口を入れ、コブシの株元に挿し、【接ぎ木用テープ】で安定させていきます。
⑩ハクモクレンの種まき時期と種まきのポイントは?
ハクモクレンの実の熟す時期が【10月】で、裂けてない実を取り除き、陰干し保管を行います。
数日間、保管をして、実から種を取り出します。
取り出した種を水洗いして、果肉を取り除いていきます。
種が濡れているうちに、土にまいて埋め、土を軽くかぶせていくことが大切です。
鉢植えの場合は、【赤玉土】を使います。
水やりは行い、発芽から生長になったら、鉢に植え替えをします。
ちなみに鉢は、ハクモクレンの大きさに合わせたサイズで生育します。
ハクモクレンの種まきをする目安は、【9~10月】です。
⑪ハクモクレンの害虫の対策方法は?
ハクモクレンの害虫で、【カミキリムシの幼虫】を発見した場合には、薬剤や針金で駆除をしましょう。
⑫ハクモクレンに似た花は何がある?モクレンやコブシとの違いはなに?
ハクモクレンとモクレン、そしてコブシの違いは【花色】と【樹高】で違いを見ていきます。
(詳しくは上記参照)
⑬ハクモクレンの花言葉はなに?
ハクモクレンの花言葉は、【自然への愛】【自然な愛情】【荘厳】【気高さ】【高潔】【崇敬】【慈悲】になります。
⑭ハクモクレンの種類や品種は何があるの?スノーホワイトやマグノリアなど
モクレン(木蓮)と同じ仲間の、【スノーホワイト】は、庭植えで人気が出ています。
匂いも爽やかさで上品な姿をしています。
スノーホワイトは、【地球上最古の花木】とされています。
スノーホワイトの形状はそのものが一億年以上前から変わらないといわれています。(平安時代の書記にも出てくるほど有名)
開花時期に関しては、【3月下旬~4月】です。
マグノリアは、【香りと姿】が魅力的です。
花姿は、こちらが包み込まれるようないい意味で強烈な印象を与えってくるほどの魅力を放っています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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