【ハウチワカエデのまとめ!】育て方(剪定や挿し木)や販売価格等11個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、ハウチワカエデについてまとめていきたいと思います。

 

ハウチワカエデは、ムクロジ科カエデ属の落葉高木で、同じ株に両性花と雄花が生ずる雄性同株で、カエデの中でも特に葉が大きいです。

別名は「メイブツカエデ」で、学名は「Acer japonicum」です。

 

ハウチワカエデは、日本固有種で北海道や本州の中部以北に分布しています。

低山帯から亜高山帯の下部にある山地の谷間などに広く自生し、カエデ類の中でも寒さに強くブナ帯に生育します。

 

今回は、ハウチワカエデについてのポイント、

①ハウチワカエデの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②ハウチワカエデの画像(写真)!花や葉や実や冬芽の特徴は?
③ハウチワカエデの開花時期や季節はいつ頃なの?紅葉は楽しむことができるの?
④ハウチワカエデの株立ちの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤ハウチワカエデの苗木の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
⑥ハウチワカエデの盆栽や庭植えで庭木として育てる際のポイントは?
⑦ハウチワカエデの剪定のポイントは?
⑧ハウチワカエデの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
⑨ハウチワカエデの種まき時期と種まきのポイントは?
⑩ハウチワカエデのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
⑪ハウチワカエデとコハウチワカエデの違いはなに?

 

以上11個の点についてお伝えします。

まずはハウチワカエデの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

ハウチワカエデの育て方は?成長速度は早いの?

 

ハウチワカエデは、新緑や紅葉の美しさから庭植えする人も増えており、成長速度も普通から遅く手入れもあまりしなくて済むので初心者には育てやすい樹木の一つです。

近年では入手が困難となっている樹種で、葉は大きくボリュームがあり、花は雄花と両性花があり、魅力ある印象的な花を咲かせます。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、ハウチワカエデが好む環境についてお伝えします!

 

ハウチワカエデの育て方!環境はどうする?

 

ハウチワカエデは、とても丈夫な樹木ですが庭木として育てる場合は、ある程度日が当たる水はけや通気性の良い場所で管理すると良く育つことが出来ます。

しかし強い日差しにはとても弱いため、半日日陰になる場所か、あるいは日陰の場所に植栽するのが良いでしょう。

 

次は、ハウチワカエデに適した用土についてお伝えします!

 

ハウチワカエデを育てる際の適した用土は何?

 

ハウチワカエデは、赤玉土7・腐葉土1・黒土2の割合で混合し植え付けますが、盆栽で育てる場合は、他の用土と混合せずに赤玉土だけを用いる場合が多いです。

 

次は、ハウチワカエデに必要な肥料についてお伝えします!

 

ハウチワカエデの育て方!肥料はどうする?

 

ハウチハカエデは、春の新芽が出るのを助けたり、葉の色艶や成長を助けるために、落葉する12~1月に寒肥を与えますが、その際は、腐葉土や堆肥と一緒に緩効性肥料を与えてあげましょう。

 

また寒肥のやり方については、3つの方法があるのでご紹介します。

  • 壺肥

庭木が密集している場所に3~6箇所穴を掘り、肥料を施します。

  • 輪肥

独立した庭木の周囲に円を描くように穴を掘り肥料を施します。

  • 車肥

大きい庭木の周りに4~6箇所放射線状の穴を掘り肥料を施します。

 

では次は、ハウチワカエデの水やりポイントについてお伝えします!

 

ハウチワカエデを育てる際の水の量はどうする?

 

ハウチハカエデは、植え付け後の2年間は乾燥に気をつけぬがら水やりをし、2年目以降は基本的に水やりをしなくても大丈夫です。

しかし、暑さが続く夏の時期は乾燥気味になるので、朝または夕方の涼しい時間帯にたっぷりと水を与えます。

 

ハウチハカエデを鉢植えしている場合は、乾燥しがちなので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

夏場に水切れしてしまうと、葉がしおれてしまうので注意しましょう。

 

以上で基本的なハウチワカエデの育て方については終わりです。

次はハウチワカエデの写真をお見せします!

 

ハウチワカエデの画像(写真)!花や葉や実や冬芽の特徴は?

 

https://www.instagram.com/p/CNEOGP1Jtoi/?utm_source=ig_web_copy_link

 

ハウチワカエデは、深い紅色で雄花と両性花が混合した小さな花で、10~15個程まとまって咲きます。

 

花弁や萼片は共に5枚あり、雄しべは8本、花冠は紅色で約1cmで萼の色は暗い紅色、花びらは淡い黄色、4月~5月に開花し中心から外側に向かって咲いて行くのが特徴です。

葉質はやや厚く、手の平を広げたような形で全体に鋸歯があり、葉の大きさは10~13cm、葉柄は2~4cmもありカエデの仲間では一番の大きさです。

 

実は7月~9月に熟し、果実は長い翼がある実がプロペラの形をしており、2個の分果かあなっています。

この実が熟すと2つに分かれ、まるでヘリコプターのようにプロペラを回しながら落ちて行く姿が魅力なんですよ。

 

ハウチワカエデの冬芽は、普通4対あり下部は白色の膜質に包まれ内側には長い毛が生え、普通頂芽は付きませんが、仮頂芽が2個付きます。

 

次に、ハウチワカエデの開花時期をお伝えします!

 

ハウチワカエデの開花時期や季節はいつ頃なの?紅葉は楽しむことができるの?

 

ハウチワカエデは、春の5月~初夏の6月に開花し小さくて深い紅色の花が幾つか密集した状態で花を咲かせます。

またハウチワカエデは、清々しい新緑も美しいですが紅葉の時期には赤色を主体としながらも、気候や地理条件などにもより橙色や黄色などにも染まり、更に美しさを増しより一層楽しませてくれるんですよ。

 

次は、ハウチワカエデの株立ちの値段や販売価格をお伝えします!

 

ハウチワカエデの株立ちの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

ハウチワカエデの株立ちは、インターネット販売価格で2.3mのものが56,100円、2.5mのもので60,500円で販売されています。

 

それでは次に、ハウチワカエデの苗木の植え付け(植え方)や植え替えのポイントをお伝えします!

 

ハウチワカエデの苗木の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?

 

ハウチワカエデを鉢植えで育てる場合は、草花用の培養土を使い、苗よりも1~2回り程大きな鉢に植えていきますが、この際、傷んだ根は切り詰めるなどして処理し植え付けましょう。

地植えで育てる場合は、直射日光の当たらない広い場所に苗よりも大きな穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土や堆肥を混ぜ込み、15~20cmの高さで埋め戻し苗を高めに植え付けます。

 

また鉢植え・地植え共に、植え付け後はたっぷりとみずを与えてあげましょう。

 

次は、ハウチワカエデの盆栽や庭植えで庭木として育てる際のポイントをお伝えします!

 

ハウチワカエデの盆栽や庭植えで庭木として育てる際のポイントは?

 

ハウチワカエデを盆栽として育てる場合は、庭木よりもこまめな手入れが必要となります。

中でも一番大切なのが水やりで、土の表面が乾燥したら必ず水やりを行い、暑い夏の時期には毎日水やりを行う必要があります。

 

また風で倒れてしまわないためにコンパクトに育て、庭や鉢で育てるのと同様に風通しが良く日が当たる場所を選ぶことが重要となってきます。

春の芽出し時期には1日1~2回、夏は1日2~3回水やりを行い落葉した冬には2~3日に1回水やりを行います。

 

ハウチワカエデを庭木で育てる場合は、日差しが強すぎる場所には向かないため、半日日陰になる場所で育てるのが良いです。

風通しが悪い場所ではアブラムシなどの害虫被害に合う場合もあるので、広々とした余裕のある場所で育てるのが良いでしょう。

 

次に、ハウチワカエデの剪定のポイントをお伝えします!

 

ハウチワカエデの剪定のポイントは?

 

ハウチワカエデは、繁茂に剪定をする必要がなく、樹形を整えたい時や大きくなりすぎた場合にだけ徒長枝を切り整えてあげるだけで充分です。

剪定をする場合は、冬の間に行いますが、夏の間は、次から次へと枝や葉が伸びて行くため剪定をしてもあまり意味がなく、また樹形を維持するための剪定には向きません。

 

若い樹木は徒長枝が強く出やすいので見つけたら直ぐに切りようにし、不要な枝は見つけたら直ぐに剪定をするようにしましょう。

また強剪定に耐える樹木ですが、不要な枝葉その都度抜きながらなるべく刈り込みは行わず自然のままの姿で管理するようにしましょう。

 

次は、ハウチワカエデの増やし方をお伝えします!

 

ハウチワカエデの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?

 

ハウチワカエデを増やす場合は、挿し木で増やすのが基本となります。

半日日陰になる水はけが良い場所を好みますが、特に木が若い場合は、紅葉の発色が悪くならないよう日陰で育てる方が良いでしょう。

 

それでは次に、ハウチワカエデの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!

 

ハウチワカエデの種まき時期と種まきのポイントは?

 

ハウチハカエデは、花後に付いた種を秋に採取し、湿らせた土の中に埋めえ保存します。

暖かい春の3月になったら種を蒔いてあげましょう。

 

次は、ハウチワカエデのかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!

 

ハウチワカエデのかかりうる病気や害虫の対策方法は?

 

ハウチハカエデは、新葉の時期に「アブラムシ」・「カミキリムシ」が発生する場合があり、「トビモンオオエダシャク」・「モンクロシャチホコ」・「カミキリムシの仲間」・「モミジニタイケアブラムシ」などの害虫にもかかりやすいです。

 

ここではそれぞれの害虫の特徴や対処法をご紹介します。

  • トビモンオオエダシャク

蛾の仲間で、幼虫の大きさは7~9cm程あり4月~5月に発生しやすいです。

葉を食害し、幼虫がはっせいする時期に農薬を散布するか、または捕殺しましょう。

  • モンクロシャチホコ

蛾の幼虫で、大きさは5cm程の赤または黒色の毛虫です。

植物の葉を食害する多犯性の害虫で、8~10月に発生し葉を食べてしまします。

幼虫が発生する時期に、農薬を散布するか、または捕殺しましょう。

  • カミキリムシの仲間

ゴマダラカミキリんぽ食害に合うことが多く、成虫を捕殺するのが一番効果的ですが、成虫が発生する前または後に樹幹に散布する農薬もあります。

  • モミジニタイケアブラムシ

大きさが2~3mmの暗赤褐色の色で、4月頃に新芽から吸汁加害をしすす病を誘発します。

剪定で風通し良くしてあげたり適用農薬を散布することで対応しましょう。

 

それでは最後に、ハウチワカエデとコハウチワカエデの違いをお伝えします!

 

ハウチワカエデとコハウチワカエデの違いはなに?

 

ハウチハカエデとコハウチハカエデは、とても良く似ているので間違える人も多いですが、ハウチハカエデは葉の大きさが10cmにもなります。

一方のコハウチハカエデの葉の大きさは8cm以下になる場合が多く、ハウチハカエデよりもコンパクトにまとまります。

 

またハウチハカエデの花の色は赤いので、開花する時に区別することが出来ます。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

ハウチワカエデのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①ハウチワカエデの育て方(環境、土、肥料、水やり)

しかし強い日差しにはとても弱いため、庭植えで育てる場合は半日日陰になる場所か、あるいは日陰の場所に植栽するのが良いでしょう。

ハウチワカエデは、赤玉土7・腐葉土1・黒土2の割合で混合し植え付けますが、盆栽で育てる場合は、他の用土と混合せずに赤玉土だけを用いる場合が多いです。

ハウチハカエデは、春の新芽が出るのを助けたり、葉の色艶や成長を助けるために、落葉する12~1月に寒肥を与えますが、その際は、腐葉土や堆肥と一緒に緩効性肥料を与えてあげましょう。

ハウチハカエデは、植え付け後の2年間は乾燥に気をつけぬがら水やりをし、2年目以降は基本的に水やりをしなくても大丈夫です。

 

②ハウチワカエデの画像(写真)!花や葉や実や冬芽の特徴は?

ハウチワカエデは、深い紅色で雄花と両性花が混合した小さな花で、10~15個程まとまって咲きます。

葉質はやや厚く、手の平を広げたような形で全体に鋸歯があり、葉の大きさは10~13cm、葉柄は2~4cmもありカエデの仲間では一番の大きさです。

実は7月~9月に熟し、果実は長い翼がある実がプロペラの形をしており、2個の分果かあなっています。

ハウチワカエデの冬芽は普通4対あり、下部は白色の膜質に包まれ内側には長い毛が生え、普通頂芽は付きませんが、仮頂芽が2個付きます。

 

③ハウチワカエデの開花時期や季節はいつ頃なの?紅葉は楽しむことができるの?

ハウチワカエデは、春の5月~初夏の6月に開花し小さくて深い紅色の花が幾つか密集した状態で花を咲かせます。

 

④ハウチワカエデの株立ちの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

ハウチワカエデの株立ちは、インターネット販売価格で2.3mのものが56,100円、2.5mのもので60,500円で販売されています。

 

⑤ハウチワカエデの苗木の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?

ハウチワカエデを鉢植えで育てる場合は、草花用の培養土を使い、苗よりも1~2回り程大きな鉢に植えていきますが、この際、傷んだ根は切り詰めるなどして処理し植え付けましょう。

地植えで育てる場合は、直射日光の当たらない広い場所に苗よりも大きな穴を掘り、掘り上げた土に腐葉土や堆肥を混ぜ込み、15~20cmの高さで埋め戻し苗を高めに植え付けます。

 

⑥ハウチワカエデの盆栽や庭植えで庭木として育てる際のポイントは?

ハウチワカエデを盆栽として育てる場合は、庭木よりもこまめな手入れが必要となります。

ハウチワカエデを庭木で育てる場合は、日差しが強すぎる場所には向かないため、半日日陰になる場所で育てるのが良いです。

 

⑦ハウチワカエデの剪定のポイントは?

ハウチワカエデは、繁茂に剪定をする必要がなく、樹形を整えたい時や大きくなりすぎた場合にだけ徒長枝を切り整えてあげるだけで充分です。

 

⑧ハウチワカエデの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?

ウチワカエデを増やす場合は、挿し木で増やすのが基本となります。

 

⑨ハウチワカエデの種まき時期と種まきのポイントは?

ハウチハカエデは、花後に付いた種を秋に採取し、湿らせた土の中に埋めえ保存します。

 

⑩ハウチワカエデのかかりうる病気や害虫の対策方法は?

ハウチハカエデは、新葉の時期に「アブラムシ」・「カミキリムシ」が発生する場合があり、「トビモンオオエダシャク」・「モンクロシャチホコ」・「カミキリムシの仲間」・「モミジニタイケアブラムシ」などの害虫にもかかりやすいです。

ここではそれぞれの害虫の特徴や対処法をご紹介します。

  • トビモンオオエダシャク

蛾の仲間で、幼虫の大きさは7~9cm程あり4月~5月に発生しやすいです。

葉を食害し、幼虫がはっせいする時期に農薬を散布するか、または捕殺しましょう。

  • モンクロシャチホコ

蛾の幼虫で、大きさは5cm程の赤または黒色の毛虫です。

植物の葉を食害する多犯性の害虫で、8~10月に発生し葉を食べてしまします。

幼虫が発生する時期に、農薬を散布するか、または捕殺しましょう。

  • カミキリムシの仲間

ゴマダラカミキリんぽ食害に合うことが多く、成虫を捕殺するのが一番効果的ですが、成虫が発生する前または後に樹幹に散布する農薬もあります。

  • モミジニタイケアブラムシ

大きさが2~3mmの暗赤褐色の色で、4月頃に新芽から吸汁加害をしすす病を誘発します。

剪定で風通し良くしてあげたり適用農薬を散布することで対応しましょう。

 

⑪ハウチワカエデとコハウチワカエデの違いはなに?

ハウチハカエデとコハウチハカエデは、とても良く似ているので間違える人も多いですが、ハウチハカエデは葉の大きさが10cmにもなります。

一方のコハウチハカエデの葉の大きさは8cm以下になる場合が多く、ハウチハカエデよりもコンパクトにまとまります。

 

またハウチハカエデの花の色は赤いので、開花する時に区別することが出来ます。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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