みなさんこんにちは。
今回は、ボリジについてまとめていきたいと思います。
ボリジは、地中海沿岸が原産の1年草ハーブで、ムラサキ科ルリヂシャ属の植物です。
学名は、「Borago officinalis」、和名は、ルリジサ(瑠璃苣)又はルリチシャ(瑠璃萵苣)です。
ボリジは食用としても用いられますが、観賞用としても人気のハーブです。
今回は、ボリジについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはボリジの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ボリジの育て方は?
ボリジは、とても丈夫で増やしやすく、育てやすい植物です。
草丈が60㎝程になり、茎の中が空洞なため、折れやすいので支柱を用意して育てましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ボリジが好む環境についてお伝えします!
ボリジの育て方!環境はどうする?
ボリジは、日当たりがよく、風通しのよい環境で育てましょう。
また、寒さは強いですが、暑さには弱く、生育適温が15度~20度です。
次は、ボリジに適した用土についてお伝えします!
ボリジを育てる際の適した用土は何?
ボリジは、園芸用の培養土やハーブ用の培養土を使えば十分に育ちます。
自分で土を混ぜ合わせる場合は、赤玉土小粒6に腐葉土が4の割合がおすすめです。
多湿にならないような用土であれば、どんな用土でも育ってくれますよ!
次は、ボリジに必要な肥料についてお伝えします!
ボリジの育て方!肥料はどうする?
ボリジは、植え付けの時に培養土を使ったり、腐葉土を混ぜ込んでおけば、その後の追肥はいりません。
徒長し、花付きが明らかに悪い時のみ、液肥を与えてください。
肥料を多く与えすぎると、葉が茂りすぎて花が咲かなかったり、害虫が付きやすくなるので注意しましょう。
では次は、ボリジの水やりポイントについてお伝えします!
ボリジを育てる際の水の量はどうする?
ボリジを地植えで育てる場合は、ほぼ降雨のみで育ちますが、雨が降がらない状態が続くようならたっぷり水を与えてください。
鉢植えで育てる場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
また、ボリジは梅雨の時期を含め、多湿を嫌います。
多湿な状態が続くと根腐れを起こしやすいので、水のやりすぎには注意しましょう。
梅雨時期は、下葉を切り落としてやるなど、風通しを良くしてあげてください。
以上で基本的なボリジの育て方については終わりです。
次はボリジの写真をお見せします!
ボリジの画像(写真)!特徴は?
ボリジは全草が白い毛で覆われていて、とくに葉は触ると痛いほどの細かい毛があります。
ボリジを扱う際には、軍手などを使って扱いましょう。
花は、白いものもありますが、一般的なボリジは咲き始めはピンク色で、徐々に青色に変わります。
(白いボリジ)
ボリジは花びらが5枚あり、星形なので「スターフラワー」とも呼ばれます。
また、楕円形の葉や茎には、キュウリのような香りがあり、若い葉はサラダで食べることもできます。
次に、ボリジの開花時期をお伝えします!
ボリジの開花時期や季節はいつ頃なの?
ボリジの開花時期は4月中旬~7月です。
収穫をするのであれば、葉は3月~5月、花は開花時期の4月中旬~7月に行いましょう。
次は、ボリジは紅茶にして飲まれるのかをお伝えします!
ボリジは紅茶にして飲まれるの?効能は?
ボリジは、紅茶に生の花や砂糖漬け、氷で凍らせたものを浮かべて飲むことができます。
また、ボリジの葉や花を乾燥させたものをお茶にする、ボリジティーもあります。
ボリジには、サポニン・カリウム・タンニンが含まれています。
効能としては、抗酸化作用や免疫力向上、血行促進、むくみ解消、解熱作用などがあります。
それでは次に、ボリジの花は砂糖漬けにして食べることができるのかをお伝えします!
ボリジの花は砂糖漬けにして食べることができるの?
ボリジの花は、エディブルフラワーと言われ、食べられる花です。
花の中央に蜜があるので、生で食べることもできるので、サラダやスイーツに飾ると見栄えが良いですよ。
また、ボリジの花は砂糖漬けにすると数カ月保存できます。
花をよく洗い、卵白を付けてグラニュー糖をまぶし、2~3日乾燥させれば出来上がりです。
このように、花を食用にする場合は、ガクの部分は食べられないのでガクから花を取り除いてから調理してください。
次は、ボリジの苗の植え付けのやり方をお伝えします!
ボリジの苗の植え付けのやり方は?
ボリジは、風通しが良い場所で育てないと、蒸れて弱ってしまいます。
そのため、株間は50㎝位とり、密集しないように植え付けましょう。
ボリジを鉢植えで育てる場合は、15~20㎝ほどの鉢に対し、1苗のみ植え付けましょう。
また、ボリジは直根性といって根が枝分かれせずにまっすぐに伸びる性質を持つ植物です。
鉢で育てる場合は、深めの鉢を用意しましょう。
ボリジは根がとても繊細なので、植え付ける際には根を崩さず、傷つけないように優しく扱ってあげましょう。
次に、ボリジの摘心のやり方をお伝えします!
ボリジの摘心のやり方は?
ボリジの脇芽が育たず徒長する場合は、折れやすくなるので早めに摘心しましょう。
摘心は、晴れた日に行うことで、切り口が早く乾燥し、腐ることを防止できます。
また、ボリジは、咲き始めたらどんどん開花していきます。
開花をし終えた花は、花付きが悪くなるのですぐに取り除くようにしてください。
それでは次に、ボリジの増やし方をお伝えします!
ボリジの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
ボリジの種は大きく、発芽しやすいのが特徴です。
ボリジを育てていると、こぼれ種でも発芽するので放っておくと自然と増えていきます。
ボリジの種まき時期は、3~5月の春と、9~10月の秋の2回行うことができます。
寒冷地では春に行い、それ以外の地域では秋に蒔くとより良く育ちます。
春に種を蒔く場合は、蒔くまで紙袋に入れて冷蔵庫で保存しておきましょう。
こぼれ種でも増えるくらいなので、種まきは花壇や鉢に直播きすれば芽が出ます。
覆土は薄くすればよく、はじめから間隔をあけて種まきをすれば、植え替える必要もありません。
最後に、ボリジの花言葉をお伝えします!
ボリジの花言葉はなに?
ボリジの花言葉は、「安息」・「勇気」・「保護」・「心変わり」・「不幸な愛情」・「心を刺激する」・「憂いを忘れる」などとあります。
花言葉が多く、意味も様々なのは、ボリジが古くから利用されていて、効能も様々だからでしょう。
ヨーロッパでは、ボリジの紫色の花の汁を使って、画家たちが聖母マリアのローブの色を表現していました。
そのため、「マドンナブルー」と言われ、遠征に行く前の十字軍たちが、花を浮かべたワインを飲むのが習慣だったようです。
そうすることで、マリア様の保護下にいられるとして「安堵」や「保護」「勇気」という花言葉が付けられました。
また、ストレスへの対処としても用いられていたため、「心を刺激する」などの花言葉が付けられたのでしょう。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ボリジのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ボリジの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ボリジは、日当たりが良く、風通しが良い環境で育てましょう。
用土は園芸用培養土で十分です。
追肥も必要とせず、土が乾いたら水をたっぷり与えましょう。
②ボリジの画像(写真)!特徴は?
ボリジは、全草が白い毛で覆われていて、とくに葉は触ると痛いほどの細かい毛があります。
花は白いものもありますが、一般的なボリジは咲き始めはピンク色で、徐々に青色に変わります。
また、楕円形の葉や茎には、キュウリのような香りがあります。
③ボリジの開花時期や季節はいつ頃なの?
ボリジの開花時期は4月中旬~7月です。
収穫時期は、葉は3月~5月、花は開花時期の4月中旬~7月です。
④ボリジは紅茶にして飲まれるの?効能は?
ボリジは、花を紅茶に浮かべて飲むことができますし、花や葉を乾燥させてボリジティーにすることもできます。
抗酸化作用を持ち、免疫力向上、血行促進、むくみ解消、発熱などに効くとされています。
⑤ボリジの花は砂糖漬けにして食べることができるの?
ボリジの花は食げることができ、砂糖漬けにすると長期保存ができます。
⑥ボリジの苗の植え付けのやり方は?
ボリジは、間隔を50㎝ほどあけて、密集しないように植え付けましょう。
また、根が繊細で直根性なので、鉢で育てる場合は深めの鉢にし、植え付けの際には根を傷つけないように注意して植え付けましょう。
⑦ボリジの摘心のやり方は?
ボリジの脇芽が育たず徒長する場合は、折れやすくなるので晴れた日に摘心しましょう。
また、咲き始めたらどんどん開花していくので、開花し終えた花はすぐに取り除くようにしてください。
⑧ボリジの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
ボリジの種まき時期は、3~5月の春と、9~10月の秋の2回行うことができます。
こぼれ種でも増えるくらいなので、種まきは花壇や鉢に直播きをし、覆土は薄くしてください。
⑨ボリジの花言葉はなに?
ボリジの花言葉は、「安息」・「勇気」・「保護」・「心変わり」・「不幸な愛情」などです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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