【シモツケのまとめ!】剪定方法や花言葉等6個のポイント!








 

シモツケは丈夫で育てやすく、こんもりとした樹形が可愛らしい落葉低木です。

黄金色に輝く葉と、初夏に咲く花とのコントラストが美しく、心惹かれます。

 

 

寒さと病気に強いので、初めて育てる方でも心配いりません!

シモツケに合った栽培環境や、花言葉などの情報もお伝えします。

 

今回はシモツケについてのポイント、

①シモツケの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②シモツケの剪定ポイントは?
③シモツケにつく害虫と対策は?
④シモツケの花言葉はなに?
⑤シモツケの種類や品種は何があるの?
⑥シモツケのゴールドフレームとゴールドマウンドの見分け方は?

 

以上6つの点についてお伝えします。

まずはシモツケの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

シモツケの育て方は?

 

シモツケの開花時期は5〜7月です。

 

 

植え付けは落葉している休眠期の11月~12月、2月~3月が適しています。

鉢植えの場合は、根が鉢の底から出てきたら、植え替えるようにしましょう。

 

植え替えの適期は植え付けと同じです。

 

また、シモツケはさし木でふやすことができます。

 

適期は2月頃、挿し穂には昨年伸びた太くてしっかりした枝の先を、10cmほどの長さに切って使用します。

挿し穂は赤玉土などの挿し木用の用土(新鮮で肥料の入っていないもの)に挿し、半日陰で管理しましょう。

 

それではここからはさらに詳しくお伝えします。

最初は、シモツケが好む環境についてお伝えします!

 

シモツケの育て方!環境はどうする?

 

シモツケは、日当たりよく風通しのよい場所を好みます。

ただし冬は落葉期にあたるので、鉢植えの場合は日陰で管理しても問題ありませんよ。

 

次は、シモツケに適した用土についてお伝えします!

 

シモツケを育てる際の適した用土は何?

 

シモツケは、水はけが良く、腐植質に富んだ土が適しています。

 

鉢植えの場合は、赤玉土:腐葉土を7:3の割合で混ぜた土を使うとよいですよ。

地植えは、植え付けの際に掘り起こした土に腐葉土を2〜3割り混ぜ込みましょう。

次は、シモツケに必要な肥料についてお伝えします!

 

シモツケの育て方!肥料はどうする?

 

シモツケへの肥料は、花が咲き終わる頃に、お礼肥(おれいごえ)として、即効性のある化成肥料を施します。

 

2月頃に、寒肥(かんごえ)として、ゆっくりと効果の出る油かすや骨粉を混ぜたものを与えます。

お礼肥とは、開花後の疲労回復、健康状態の維持を目的とし、寒肥は、新芽や花芽の増加を目的としています。

地植えは、やせ地でない限りはよく花を咲かせるので、毎年の肥料は必要ありませんよ。

 

 

では次は、シモツケの水やりポイントについてお伝えします!

 

シモツケを育てる際の水の量はどうする?

 

シモツケへの水やりは、鉢植えの場合は土の表面が白っぽく乾いたら、鉢の底から水が滲み出るくらいたっぷりと与えましょう。

 

冬の落葉期は乾燥気味に育てます。

 

土の表面が乾いてから、2〜3日あけて水を与えるようにします。

地植えの場合は、植え付け直後にはたっぷりと水を与え、あとは乾燥するとき以外は必要ありませんよ。

 

以上で基本的なシモツケの育て方については終わりです。

次はシモツケの剪定についてお伝えします!

 

シモツケの剪定ポイントは?

 

剪定をおこなう目的は樹形を整えるだけでなく、枝が混み合って株の内側が蒸れ、害虫や病気の被害がおきるのを防ためでもあります。

 

シモツケの剪定の適期は、落葉後から春先までの間です。

 

混み合っているところの太い枝を、株元20cmのところで切り落としましょう。

そうすることで風通しがよくなって病害虫を防ぐことができ、古い枝を切ることで、株全体が若返って花付きをよくすることができます。

 

樹形をきれいに整えたい場合は、2~3年に1度、株元近くで全ての枝を剪定しましょう。

枝を中途半端な場所で切ってしまうとそこから枝が八方に伸びてしまい、逆に樹形が乱れてしまうので気をつけてくださいね。

 

さて、シモツケは基本丈夫な樹木ですが、病害虫の被害などはあるのでしょうか?

次は、シモツケにつく害虫の種類と対策についてお伝えします!

 

シモツケにつく害虫の種類と対策はどうする?

 

シモツケには、春~秋にかけて「アブラムシ」が発生することがあります。

アブラムシが新芽につくと、芽が縮んだり葉が変形したりすることで、生育が悪くなるだけだなく、その排泄物によって葉が黒ずむ「すす病」にかかることもあります。

 

 

数が少ないようであればガムテープなどで取り除くこともできますが、大量に発生している場合は見つけ次第薬剤を散布しましょう。

薬剤に抵抗のある方は、木酢液(速効性には欠けます)や、有効成分にデンプンを使用している、環境にやさしいものを使用するとよいですよ。

 

植え付けの際に、用土にオルトラン粒剤を施しておくのも対策になります。

初夏になると、可愛らしいピンクや白の花を咲かせるシモツケ。

その花言葉はご存知ですか?

次は、シモツケの花言葉についてお伝えします!

 

シモツケの花言葉は?

 

シモツケの花言葉は「無駄」「無益」「はかなさ」です。

美しい葉と花からはイメージし辛い花言葉ですね…。

 

ところで、シモツケの種類や品種にはどのようなものがあるのでしょうか。

次は、シモツケの種類や品種についてお伝えします!

 

シモツケの種類や品種は何がある?

 

シモツケの仲間は約100種あり、主に北半球の温帯に分布しています。

 

 

数多くある中からいくつかご紹介しますね。

 

シロバナシモツケ

その名の通り、白い花を咲かせる品種です。別名をアイズシモツケと言います。

 

ライムマウント

シモツケの矮性品種です。小ぶりな淡い赤紫色の花と、黄金~黄緑色に変化する葉が美しい品種です。

 

アンソニー・ウォータラー

濃い紅色の花を咲かせます。普通のシモツケよりも葉が小さく、クリーム色とピンクの斑が入ることもあります。

 

源平

1株から白と濃いピンクの花を咲かせる珍しい品種です。

 

ホワイト・ゴールド

初夏〜夏にかけて爽やかな白い小さな花を咲かせる新品種です。春、黄金色をしていた葉は、その後ライムみを帯びていきます。

 

シモツケには、上記でご紹介した「ホワイト・ゴールド」のように、ゴールドとつく名の品種がいくつかあります。

その違い、ご存知ですか?

 

次は、シモツケの品種の中で流通が多い「ゴールドフレーム」と「ゴールドマウンド」の見分け方をお伝えします!

 

シモツケの「ゴールドフレーム」と「ゴールドマウンド」の見分け方は?

 

シモツケの「ゴールドフレーム」と「ゴールドマウンド」は、苗の状態では区別がつかないほどよく似ています。

 

では、実際どのような違いがあるのでしょうか?

それぞれの特徴についてご紹介しますね。

 

ゴールドフレームは、春に鮮やかなオレンジ色で芽吹き、その後葉は明るいブロンズっぽい色へと変化します。

 

ゴールドマウンドは、基本的には春の芽吹きから葉は黄金色で、色変わりせずに紅葉の時期に入っていきます。

 

見分け方としては、芽吹きのオレンジ色は「ゴールドフレーム」の方が鮮やかで、「ゴールドマウンド」は淡い黄色に発色します。

どちらも秋には赤く紅葉し、季節ごとの移り変わりを楽しむことができますよ。

 

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シモツケのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6つありました。

覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!

 

①シモツケの育て方(環境、土、肥料、水やり)

シモツケの開花時期は5〜7月です。

植え付けは落葉している休眠期の11月~12月、2月~3月が適しています。

日当たりよく風通しのよい場所で管理しましょう。

用土ら、水はけが良く、腐植質に富んだものが適しています。

シモツケへの肥料は、鉢植えであれば、花が咲き終わる頃にお礼肥として即効性のある化成肥料を、2月頃に寒肥としてゆっくりと効果の出る油かすや骨粉を混ぜたものを与えます。

地植えは、やせ地でない限りはよく花を咲かせるので、毎年の肥料は必要ありませんよ。

水やりは、鉢植えの場合は土の表面が白っぽく乾いたら鉢の底から水が滲み出るくらいたっぷりと与えましょう。

地植えの場合は、植え付け直後にはたっぷりと水を与え、あとは乾燥するとき以外は必要ありません。

また、シモツケはさし木でふやすことができます。

 

②シモツケの剪定ポイントは?

シモツケの剪定の適期は落葉後から春先までの間です。

混み合っているところの太い枝を、株元20cmのところで切り落としましょう。

そうすることで風通しがよくなって病害虫を防ぐことができ、また、古い枝を切ることで、株全体が若返って花付きをよくすることができます。

樹形をきれいに整えたい場合は、2~3年に1度、株元近くで全ての枝を剪定しましょう。

 

③シモツケにつく害虫と対策は?

シモツケには、春~秋にかけてアブラムシが発生することがあります。

数が少ないようであればガムテープなどで取り除くこともできますが、大量に発生している場合は見つけ次第薬剤を散布しましょう。

薬剤に抵抗のある方は、木酢液(速効性には欠けます)や、有効成分にデンプンを使用している環境にやさしいものを使用するとよいですよ。

また、植え付けの際に、用土にオルトラン粒剤を施しておくのも対策になります。

 

④シモツケの花言葉はなに?

シモツケの花言葉は「無駄」「無益」「はかなさ」です。

 

⑤シモツケの種類や品種は何があるの?

シモツケ属は約100種あり、主に北半球の温帯に分布しています。

 

⑥シモツケの「ゴールドフレーム」と「ゴールドマウンド」の見分け方は?

「ゴールドフレーム」は春に鮮やかなオレンジ色で芽吹き、その後葉は明るいブロンズっぽい色へと変化します。

「ゴールドマウンド」は、基本的には春の芽吹きから葉は黄金色で、色変わりせずに紅葉の時期に入っていきます。

芽吹きのオレンジ色は「ゴールドフレーム」の方が鮮やかで、「ゴールドマウンド」はやや淡い黄色に発色します。

 

黄金色に輝くシモツケの葉。

その鮮やかで魅惑的な姿を、ご自宅で楽しんでみませんか?

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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