みなさんこんにちは。
今回は、コガクウツギ(花笠)についてまとめていきたいと思います。
コガクウツギ(花笠)はアジサイ科アジサイ属の落葉低木で、本州の東海地方以西、四国、九州に分布しています。よく半日陰の林などで見られます。
同じアジサイ属のアジサイよりも早い、5~6月に開花します。
アジサイのように両生花と装飾花をつけ、白い花に見えるのは装飾花です。
また、花は芳香を放ちます。
今回は、コガクウツギ(花笠)についてのポイント、
以上10つの点についてお伝えします。
まずはコガクウツギ(花笠)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
コガクウツギ(花笠)の育て方は?
コガクウツギ(花笠)は、比較的育てやすい植物です。
育てる際は、
・半日陰の環境
・腐葉質な土
・乾燥したら水をやる
・春と秋に肥料を与える
がポイントになってきます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、コガクウツギ(花笠)が好む環境についてお伝えします!
コガクウツギ(花笠)の育て方!環境はどうする?
コガクウツギ(花笠)は、日向~半日陰で、水はけのよい肥沃な土壌が適しています。
土が極端に乾燥する場所や、強い西日が当たる場所は適しません。
水やりは、鉢植えや地植えで2年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにします。
次は、コガクウツギ(花笠)に適した用土についてお伝えします!
コガクウツギ(花笠)を育てる際の適した用土は何?
コガクウツギ(花笠)は腐葉質な土を好むため、庭で地植えを行う場合はあらかじめ5割程度、腐葉土を混ぜて準備をしておきます。
鉢植えにする際は、赤玉土5・鹿沼土2・腐葉土2・川砂1の割合で混ぜた土を使用します。
次は、コガクウツギ(花笠)に必要な肥料についてお伝えします!
コガクウツギ(花笠)の育て方!肥料はどうする?
コガクウツギ(花笠)は、地植えの場合は春と秋に緩効性肥料を与えて下さい。
鉢植えの場合は真冬を除いて2か月に一度、緩効性肥料を与えると良いです。
では次は、コガクウツギ(花笠)の水やりポイントについてお伝えします!
コガクウツギ(花笠)を育てる際の水の量はどうする?
コガクウツギ(花笠)に水やりの際は、鉢植えや地植えで2年未満の株は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
また、夏の高温期に乾燥するようなら気温が低い朝か夕方に水やりをします。
地植えで根づいた株では特に必要ありません。
以上で基本的なコガクウツギ(花笠)の育て方については終わりです。
次はコガクウツギ(花笠)の写真をお見せします!
コガクウツギ(花笠)の花の画像(写真)!
コガクウツギ(花笠)の花の写真はこちらです。
白い花びらのように見えるのは装飾花です。
装飾花の大きさは3cm~5cm程です。
次はコガクウツギ(花笠)の開花時期や季節がいつ頃なのかをお伝えします!
コガクウツギ(花笠)の開花時期や季節はいつ頃なの?
コガクウツギ(花笠)の開花時期は、5~6月です。
アジサイよりも少し早い時期に咲き始めます。
白い花びらのように見えるのは、アジサイと同じで装飾花の萼です。
実際の花は中心部にあり、装飾花より小さく、地味な姿です。
次にコガクウツギ(花笠)の剪定(切り戻し)のポイントをお伝えします!
コガクウツギ(花笠)の剪定(切り戻し)のポイントは?
コガクウツギ(花笠)の剪定は12月から2月の冬の時期と、花が咲き終わった直後の6月中旬に行うと良いです。
冬の剪定はしっかりと行います。
一方で、6月の剪定は整える程度にしておきます。
この時期以外に剪定してしまうと、花が綺麗に咲かなくなってしまったりするので、注意が必要です。
次はコガクウツギ(花笠)の増やし方をお伝えします!
コガクウツギ(花笠)の増やし方!
コガクウツギ(花笠)は挿し木で増やすことが出来ます。
わき芽の発達したものを選び、枝を先端から15cmほどの長さに切ってさし穂にします。
また、挿し木を行う時期は前年枝なら3月中旬から下旬、新枝なら6月から7月に行います。
次はコガクウツギ(花笠)のかかる病気や害虫の対策方法をお伝えします!
コガクウツギ(花笠)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
コガクウツギ(花笠)の病気としては、春~初夏にかけて発生するウドンコ病があります。
発生すると茎や葉が白いカビに覆われます。
また、春~秋にかけての高温期に、葉にイボ状の斑点ができるさび病が発生することがあります。
これらが発生したら、薬剤を散布して治療します。
コガクウツギ(花笠)の害虫としては、春に新芽にアブラムシが発生する事があります。
予防のために春先に殺虫剤を散布することが有効です。もし見つけたらすぐに駆除しましょう。
次にコガクウツギ(花笠)の花が咲かない原因をお伝えします!
コガクウツギ(花笠)の花が咲かない原因は?
コガクウツギ(花笠)の咲かない原因としては、間違った時期に剪定をしてしまうということが挙げられます。
5~6月に花が咲き、7月後半から秋にかけて次の開花の準備をしています。
その時期に強い剪定をしてしまうと花の準備ができず、次の年に花が咲かなくなってしまいます。
しっかりとした剪定は冬に行いましょう。
次はコガクウツギ(花笠)の花言葉をお伝えします!
コガクウツギ(花笠)の花言葉はなに?
コガクウツギ(花笠)の花言葉は、「明日の幸福」です。
ちなみに、ガクウツギの花言葉も「明日の幸福」で、他には「古風」、「風情」、「秘密」があります。
次はガクウツギとガクウツギ(花笠)の違いをお伝えします!
ガクウツギとコガクウツギの違いはなに?
コガクウツギ(花笠)とガクウツギは見た目が非常に似ています。
しかし、「コガクウツギ」の名の通り、ガクウツギよりも全体的に小さいのがコガクウツギです。
ガクウツギと比べて装飾花が小さく、葉も小さいなど、全体的に小ぶりです。
また、よく見ると葉の形はコガクウツギ(花笠)よりもガクウツギの方が先端が細くなっているという特徴もあります。
さらに、花弁の形でも見分けることができ、コガクウツギ(花笠)は紡錘形で先が尖っているのに対し、ガクウツギは基本的に丸く広がった形になっています。
次はコガクウツギ(花笠)の種類や品種をお伝えします!
コガクウツギ(花笠)の種類や品種は何があるの?
コガクウツギ(花笠)の他にもウツギの仲間にはいろいろな種類があります。
ウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギ、ノリウツギ、ガクウツギなど、幅広く種類があります。
「ウツギ」とつく植物は、枝が中空という特徴があります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
コガクウツギ(花笠)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①コガクウツギ(花笠)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
コガクウツギ(花笠)は半日陰の環境で腐葉質の土が適しています。
肥料は緩効性肥料が向いていて、水やりは乾燥したら行います。
②コガクウツギ(花笠)の花の画像(写真)!
白い花びらのように見えるのは装飾花です。
装飾花の大きさは3cm~5cm程です。
③コガクウツギ(花笠)の開花時期や季節はいつ頃なの?
コガクウツギ(花笠)の開花時期は5~6月で、アジサイよりも少し早く開花します。
④コガクウツギ(花笠)の剪定(切り戻し)のポイントは?
コガクウツギ(花笠)の剪定は冬はしっかりと剪定、6月は整える程度にします。
⑤コガクウツギ(花笠)の増やし方!
コガクウツギ(花笠)は挿し木で増やします。
挿し木を行う時期は前年枝なら3月中旬から下旬、新枝なら6月から7月に行います。
⑥コガクウツギ(花笠)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
コガクウツギ(花笠)の病気としてはウドンコ病やさび病、害虫ではアブラムシが発生することがあります。
病気は薬剤の散布が有効です。アブラムシは春先に殺虫剤を使用すると良いでしょう。
⑦コガクウツギ(花笠)の花が咲かない原因は?
コガクウツギ(花笠)が咲かない原因としては、間違った時期に剪定してしまうことが挙げられます。
剪定は冬はしっかりと剪定、6月は整える程度にします。
⑧コガクウツギ(花笠)の花言葉はなに?
コガクウツギ(花笠)の花言葉は、「明日の幸福」です。
⑨ガクウツギとコガクウツギの違いはなに?
コガクウツギ(花笠)は、装飾花は葉など、ガクウツギよりも全体的に小さいです。
⑩コガクウツギ(花笠)の種類や品種は何があるの?
コガクウツギ(花笠)の仲間には、ウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギ、ノリウツギ、ガクウツギなど、幅広く種類があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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