みなさんこんにちは。
今回は、ゼニゴケについてまとめていきたいと思います。
ゼニゴケはゼニゴケ科ゼニゴケ属の植物で、ゼニゴケ科あるいは似た構造をもつコケ類の総称としても使われます。
北海道・本州・四国・九州まで分布し、近似種との区別が難しく、普通は区別せずゼニゴケと呼ばれています。
ゼニゴケは繁殖力が強いうえ人家の湿ったところで見られ、地面にしっかり張り付くことから、雑草として駆除の対象になることがあります。
今回は、ゼニゴケについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはゼニゴケの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ゼニゴケの育て方(栽培方法)は?
ゼニゴケは乾燥を嫌い、高温多湿による蒸れが苦手な植物です。
気密性が高い容器で育てると徒長してしまうため、深さがあってフタが開いている容器など通気性がある容器で育てます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ゼニゴケが好む環境についてお伝えします!
ゼニゴケの育て方!環境はどうする?日当たりはどうする?
ゼニゴケは、半日陰から日陰を好みます。
室内の場合は、直射日光を避け、レースカーテン越しの窓際など明るい場所に置きましょう。
次は、ゼニゴケに適した用土についてお伝えします!
ゼニゴケを育てる際の適した用土は何?
ゼニゴケは、酸性の用土を好み、腐葉土やピートモスなどを混ぜ込んだものを使用します。
赤玉土と川砂7:3の割合のコケ類用土にピートモスなどの酸性土を1の割合で加えてもよいでしょう。
次は、ゼニゴケに必要な肥料についてお伝えします!
ゼニゴケの育て方!肥料はどうする?
ゼニゴケの肥料は、必要ありません。
では次は、ゼニゴケの水やりポイントについてお伝えします!
ゼニゴケを育てる際の水の量はどうする?
ゼニゴケは乾きに弱く、一度乾いてしまうと弱ってしまうので、乾燥しないように水を与えます。
夏の時期は気温の高い日中の水やりは避け、気温の下がる朝方や夕方に行うようにしましょう。
テラリウムの場合などは水は霧吹きではなく、水差しを使って与えるとよいでしょう。
以上で基本的なゼニゴケの育て方については終わりです。
次はゼニゴケの写真(画像)をお見せします!
ゼニゴケの画像(写真)!花や葉っぱや胞子のうの特徴は?何植物なの?雄株と雌株の違いや見分け方はなに?
ゼニゴケは、コケ植物で、花はありません。
ゼニゴケは茎と葉の区別がなく、光沢がほとんどない1~2cmの深い緑色の平たい葉状体を広げます。
葉状体につける丸い構造物は「杯状体」で、両側がくぼんだ円盤状の吸盤「無性芽」があり、周辺にばらまくことによりクローンとして繁殖します。
ゼニゴケは雄株と雌株があり、雄株は葉状体の先端から長い柄を出したその上に、皿のような傘を付けます。
雌株の胞子は雄株の傘よりやや背が高く、小さなヤシの木のような特徴があります。
受精すると胞子のうになり、傘の下に胞子である黄色いぽんぽんを付けます。
次は、ゼニゴケの開花時期や季節、生える場所や生息地についてお伝えします。
ゼニゴケの開花時期や季節はいつ頃なの?生える場所や生息地はどこ?
ゼニゴケはコケ類なので花は咲きません。
世界中に分布し、低地で半日陰で酸性土壌の肥よくな土地を好むため、家の北側・道路など場所を選ばずに発生します。
次に、ゼニゴケの値段や販売価格についてお伝えします。
ゼニゴケの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ゼニゴケは、500円~インターネットで販売されています。
それでは次に、ゼニゴケの増やし方や種まき時期と種まきのポイントについてお伝えします。
ゼニゴケの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
ゼニゴケは花がないので種がなく、無性芽及び胞子で増えるので、無性芽での増やし方を紹介します。
ゼニゴケにある吸盤のような無性芽器に水をかけ、スポイトで無性芽を吸い出し用土の上にまきます。
ゼニゴケは乾きに弱いので、乾燥しないように霧吹きをして管理します。
次に、庭のゼニゴケの根絶させる駆除のやり方や対策方法、熱湯や重曹や苦土石灰(消石灰)やハイターが効くのかについてお伝えします。
庭のゼニゴケの根絶させる駆除のやり方や対策方法は?熱湯や重曹や苦土石灰(消石灰)やハイターが効くの?
ゼニゴケは、通常の雑草用除草剤は全く効かないので、ゼニコケ専用の除草剤を使用しましょう。
熱湯をかける場合は、ベランダの隅など小さなスペースにおすすめで、とても効果があります。
熱湯をかけてこするという作業を繰り返しますが、持ち運びや散布時には、火傷に注意しましょう。
重曹をまくことで、ゼニゴケの嫌うアルカリ性にし、駆除する方法があります。
ただし庭に粉を巻くとほかの植物に影響があるので、外壁やベランダなどに生えている場合に使用するのをおすすめします。
ハイター入りの水も効果がありますが、土壌を侵食し、ほかの植物に影響があるので注意が必要です。
ハイターをまく時は、皮膚や目などを傷める可能性もありますので、十分に注意しましょう。
次は、ゼニゴケの冬越しのやり方についてお伝えします。
ゼニゴケの冬越しのやり方は?
ゼニゴケは寒さに強い植物で、地植えの場合は何も対策は必要ありません。
室内に置いて凍ってしまった場合は、すぐに解凍させようとせず、暖かい場所で自然に解凍させましょう。
次は、ゼニゴケの英語名や名前の由来をお伝えします。
ゼニゴケの英語名や名前の由来はなに?
ゼニゴケの英語名は「Common liverwort」です。
ゼニゴケは、葉の表面に穴があり、全体の形が昔の穴が空いた銭に似ていることから名前が付けられました。
最後に、ゼニゴケの種類や品種は何があるの?スギゴケやチドメグサやイヌワラビとの違いや見分け方はなに?をお伝えします!
ゼニゴケの種類や品種は何があるの?スギゴケやチドメグサやイヌワラビとの違いや見分け方はなに?
ゼニゴケの仲間は、6,000~9,000種あると推定され、「ケゼニゴケ」「トサノゼニゴケ」「フタバネゼニゴケ」があります。
スギゴケはゼニゴケと同じコケ植物ですが、スギゴケは杉の枝のような葉が並んでいます。
チドメグサはウコギ科チドメクサ属の被子植物で、ゼニゴケと同じ繁殖力が強いため駆除対象の雑草ですが、ゼニゴケと比べて葉や茎が大きく育ちます。
イヌワラビはゼニゴケと同じ胞子で増えますが、葉・茎・根があり、葉の細胞には葉緑体があって光合成も行なうシダ植物です。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ゼニゴケのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ゼニゴケの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ゼニゴケは乾燥を嫌い、高温多湿による蒸れが苦手な植物で、フタのない容器で育てましょう。
ゼニゴケは半日陰から日陰を好むので、直射日光を避け、レースカーテン越しの窓際など明るい場所に置きましょう。
ゼニゴケは、酸性の用土を好み、腐葉土やピートモスなどを混ぜ込んだものを使用します。
ゼニゴケの肥料は、必要ありません。
ゼニゴケは乾きに弱く、一度乾いてしまうと弱ってしまうので、乾燥しないように水を与えます。
②ゼニゴケの画像(写真)!花や葉っぱや胞子のうの特徴は?何植物なの?雄株と雌株の違いや見分け方はなに?
ゼニゴケは花はなく、茎と葉の区別がなく、光沢がほとんどない1~2cmの深い緑色の平たい葉状体を広げます。
ゼニゴケは雄株と雌株があり、雄株は葉状体の先端から長い柄を出したその上に、皿のような傘を付けます。
雌株の胞子は雄株の傘よりやや背が高く、小さなヤシの木のような特徴があります。
③ゼニゴケの開花時期や季節はいつ頃なの?生える場所や生息地はどこ?
ゼニゴケはコケ類なので、花は咲きません。
世界中に分布し、低地で半日陰で酸性土壌の肥よくな土地を好むため、家の北側・道路など場所を選ばずに発生します。
④ゼニゴケの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ゼニゴケは、500円~インターネットで販売されています。
⑤ゼニゴケの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
ゼニゴケは花がないので種がなく、無性芽及び胞子で増えるので、無性芽での増やし方を紹介します。
ゼニゴケにある吸盤のような無性芽器に水をかけ、スポイトで無性芽を吸い出し用土の上にまき、乾燥しないように霧吹きをして管理します。
⑥庭のゼニゴケの根絶させる駆除のやり方や対策方法は?熱湯や重曹や苦土石灰(消石灰)やハイターが効くの?
ゼニゴケは、通常の雑草用除草剤は全く効かないので、ゼニコケ専用の除草剤を使用しましょう。
ゼニゴケの駆除方法は、熱湯をかけてこするという作業を繰り返す、重曹をまく、ハイター入りの水をまく方法があります。
⑦ゼニゴケの冬越しのやり方は?
ゼニゴケは寒さに強い植物で、地植えの場合は何も対策は必要ありません。
室内に置いて凍ってしまった場合は、すぐに解凍させようとせず、暖かい場所で自然に解凍させましょう。
⑧ゼニゴケの英語名や名前の由来はなに?
ゼニゴケの英語名は「Common liverwort」です。
ゼニゴケは、葉の表面に穴があり、全体の形が昔の穴が空いた銭に似ていることから名前が付けられました。
⑨ゼニゴケの種類や品種は何があるの?スギゴケやチドメグサやイヌワラビとの違いや見分け方はなに?
ゼニゴケの仲間は、6,000~9,000種あると推定され、「ケゼニゴケ」「トサノゼニゴケ」「フタバネゼニゴケ」があります。
スギゴケはゼニゴケと同じコケ植物ですが、スギゴケは杉の枝のような葉が並んでいます。
チドメグサはウコギ科チドメクサ属の被子植物で、ゼニゴケと同じ繁殖力が強いため駆除対象の雑草ですが、ゼニゴケと比べて葉や茎が大きく育ちます。
イヌワラビはゼニゴケと同じ胞子で増えますが、葉・茎・根があり、葉の細胞には葉緑体があって光合成も行なうシダ植物です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す