みなさんこんにちは。
今回は、長芋(ナガイモ)についてまとめていきたいと思います。
長芋は水分が多くて粘りが弱い、サクっとした食感が特徴です。
とろろやソテー、サラダなどいろんな料理で楽しめます。
長芋は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性の多年草で雌雄異株です。
長芋は、つるが2m~3m伸ばし、葉が生い茂る頃地中でイモが大きくなります。
葉と葉の間に「むかご」と呼ばれる、1㎝くらいの球芽ができます。
今回は、長芋(ナガイモ)についてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
まずは長芋(ナガイモ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
長芋(ナガイモ)の育て方(栽培方法)は?
長芋は土中に長く伸びていくため、鉢植えで長芋の収穫を行うことはむずかいです。しかし、プランターに種芋を横に植えつけ、つるを緑のカーテンとして楽しむことができます。
地植えで栽培する場合は、土中でまっすぐに1mくらいまで伸びていきます。
土を深く耕し、柔らかい土にしましょう。
土が硬いなどの理由で畑を深く耕せない場合は、波板栽培、パイプ栽培などの栽培方法があります。
生長とともに「クレパーパイプ」などを使い、形を整えることをお勧めします。
クレパーパイプとは細長い筒のことです。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、長芋(ナガイモ)が好む環境についてお伝えします!
長芋(ナガイモ)の育て方!環境はどうする?
長芋は、ウイルスに弱く、発見が遅れると蔓延し、収穫できなくなる場合があります。
対策として、長芋を収穫後の次の年は違うものを植えたり、何年かは違う作物を植える、輪作をしましょう。A→B→長芋→A→B→長芋です。
土中の状態に偏りをなくし、病気にならないようにするためです。
次は、長芋(ナガイモ)に適した用土についてお伝えします!
長芋(ナガイモ)を育てる際の適した用土は何?
長芋は、水はけのよい肥沃で、ph6.0~6.5の土が適しています。
植え付ける1週間前に苦土石灰などを混ぜ調整しましょう。
次は、長芋(ナガイモ)に必要な肥料についてお伝えします!
長芋(ナガイモ)の育て方!肥料はどうする?
長芋を植え付ける1週間くらい前に、化成肥料施します。
6月頃と7月~8月に追い肥をしましょう。完熟堆肥を土とよく混ぜ根元によせます。
では次は、長芋(ナガイモ)の水やりポイントについてお伝えします!
長芋(ナガイモ)を育てる際の水の量はどうする?
水やりは降雨に任せましょう。乾燥すると芋が傷んでしまう可能性があるので注意しましょう。
夏などは根元にわらや腐葉土などを覆うなどの乾燥対策をお勧めします。
以上で基本的な長芋(ナガイモ)の育て方については終わりです。
次は長芋(ナガイモ)の写真(画像)をお見せします!
長芋(ナガイモ)の画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?栄養は豊富なの?
長芋の花期は7月頃で、白色で花弁は6枚ですが、花はほとんど咲きません。
長芋の葉の葉柄や葉脈は紫色です。葉の生えはじめは互生ですが、生長と共に対性になります。
長芋は、滋養強壮に効くことで知られていますよね。漢方に配合されることもあります。
食物繊維とレジスタントスターチ(難消化性デンプン)が多く含まれいます。
レジスタントスターチはほとんど消化されずに大腸まで届くので、血糖値の上昇を防ぐ効果があり、糖尿病や動脈硬化の予防にもなります。
長芋のぬめり成分は、胃腸の粘膜を保護する働きがあります。ジアスターゼという酵素が胃腸の働きを活溌にし、栄養が効率よく吸収される効果があります。
次に、長芋(ナガイモ)の旬の時期収穫時期をお伝えします!
長芋(ナガイモ)の旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?生産地や原産地はどこ?
長芋の旬は、12月~1月と4月~5月です。
長芋の収穫時期は、「秋堀り」「春堀り」と2回あります。
「秋堀り」は11月~12月頃収穫します。みずみずしくて皮が薄いため、ひげ根を火であぶれば、皮ごと食べられます。
「春堀り」は3月~4月頃に収穫します。北海道などは冬に土が凍らない工夫がされています。味、成分ともに凝縮されています。
原産地は、中国です。
しかし、中国では長芋の品種はなく、日本発祥の可能性もとあるとも言われているようです。
長芋の生産は東北から関東地方で多く生産されています。
特に生産量が多いのは、北海道です。
全国の生産量の半数近くの収穫量があります。続いて、青森、長野です。
次は、長芋(ナガイモ)の値段や販売価格をお伝えします!
長芋(ナガイモ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
長芋はインターネットで購入できます。
北海道土付き長芋5㎏ 2990円~
青森産洗浄済みおがくず入り5㎏2990円~
とろろ芋冷凍1.5㎏(30袋)3680円~
送料無料です。
それでは次に、長芋(ナガイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方をお伝えします!
長芋(ナガイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
長芋の種の植え付けは、4月~5月に行います。
長芋を切り分け種芋にする場合は、長芋を100g~150g程度に切り分けます。
1週間程度風通しの良い場所に置き切り口を乾燥させておきます。
高さ30㎝程の畝を作ります。畝の中央に深さ5㎝くらいの溝を掘り種芋を植えます。
株は30㎝間隔で植えていきます。薄く土をかけ、たっぷりと水を与えましょう。
むかごを種芋にする場合は、春にむかごを畑に植え付け、晩秋まで育てます。
翌春に種芋として植え替えます。植え方は同じです。
次は、長芋(ナガイモ)の下処理のやり方をお伝えします!
長芋(ナガイモ)の下処理のやり方は?皮のむき方は?皮は食べれるの?
長芋には、シュウ酸カリウムが含まれており、肌のかゆみが起こります。
シュウ酸カリシウムは酸に弱いため、調理する時は酢水で手を濡らしてから行うと、かゆみが和らぐ可能性があります。酢水は変色を防ぐ効果も期待できます。
アレルギーを起こす可能性がある方は、素手で触らない方がよいでしょう。
長芋は洗ってキッチンペーパーにのせ、ピーラーで皮をむく方法もあります。
長芋は水分量が多く、アクも少ないため皮ごと食べることができます。
皮にはネバネバ成分が多く含まれており、たんぱく質の吸収、消化を助ける成分があります。
長芋の根(ひげ)の部分は火でサッとあぶり落とします。
次に、長芋(ナガイモ)の美味しい食べ方をお伝えします!
長芋(ナガイモ)の美味しい食べ方は?醤油漬けやスープやソテー等の美味しいレシピは?
長芋のソテーのレシピを紹介します。
とても簡単にできますので是非作ってみて下さい。
材料
長芋 200g
オリーブオイル 適宜
塩 お好み
青のり 少々
作り方
1 長芋は皮をむき1㎝厚に切ります
2 フライパンにオリーブオイルを入れ温め、長芋を並べ入れます
軽く塩を振り、両面に焼き色がつけます
3 青のり、塩で味を整えます
シャキシャキ感の残すため強火でさっと焼き色を付けるのがポイントです。
塩のほかに、バターや醤油味でもおいしいですよ。
次は、長芋(ナガイモ)の保存方法をお伝えします!
長芋(ナガイモ)の保存方法は?日持ちするの?作り置きや冷凍保存にしても大丈夫なの?
長芋の保存は、新聞紙に包み風通しの良い冷暗所で保管しましょう。
しかし、冷暗所でも気温が15℃以上になる場合は冷蔵庫の(野菜庫)などで保管しましょう。
カットされた長芋は、とろろの状態にすると冷凍保存することができます。
平たく伸ばして冷凍すると必要分だけ割って使うことができますよ。
長芋は鮮度が落ちると傷みやすくなるので、なるべく早めに食べましょう。
長芋が変色するのは、ポリフェノールによるものです。リンゴが変色するのと同じです。
異臭等が無ければ食べることができます。
変色を防止するために、すりおろした長芋に酢を少量加えたり、金属以外の器具ですりおろすと変色防止になります。
次に、長芋(ナガイモ)の花言葉をお伝えします!
長芋(ナガイモ)の花言葉はなに?
長芋の花言葉は、「恋の溜息」「気長」です。
「恋の溜息」は、沢山の花をつけてもほとんどが咲かなく、溜息が出るからだと言われています。
「気長」は、芋を掘るのに長い時間がかかるから、と言われています。
それでは最後に、長芋(ナガイモ)の種類や品種をお伝えします!
長芋(ナガイモ)の種類や品種は何があるの?自然薯との違いはなに?
長芋の種類は、「徳利いも」「ねばりいも」があります。
自然薯は、日本原産の山に自生しています。流通している自然薯は栽培されたものが多く、自生している天然の自然薯は希少です。
粘りが強く、すりおろすと箸でつかめるほどです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
長芋(ナガイモ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①長芋(ナガイモ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
土中でまっすぐに1mくらいまで伸びていきます。土を深く耕し、柔らかい土にしましょう。
長芋を植え付ける1週間くらい前に、化成肥料施します。
長芋は、水はけのよい肥沃で、ph6.0~6.5の土が適しています。
②長芋(ナガイモ)の画像(写真)!花や葉っぱの特徴は?栄養は豊富なの?
長芋の花期は7月頃で、白色で花弁は6枚ですが、花はほとんど咲きません。
長芋の葉の葉柄や葉脈は紫色です。葉の生えはじめは互生ですが、生長と共に対性になります
長芋は、滋養強壮に効くことで知られていますよね。漢方に配合されることもあります。
③長芋(ナガイモ)の旬の時期や収穫時期はいつ頃なの?生産地や原産地はどこ?
長芋の旬は、12月~1月と4月~5です。
長芋の収穫時期は、「秋堀り」「春堀り」と2回あります。
④長芋(ナガイモ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
長芋はインターネットで購入できます。
北海道土付き長芋5㎏ 2990円~
青森産洗浄済みおがくず入り5㎏2990円~
とろろ芋冷凍1.5㎏(30袋)3680円~
⑤長芋(ナガイモ)の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
長芋の種の植え付けは、4月~5月に行います。
長芋を切り分け種芋にする場合は、長芋を100g~150g程度に切り分けます。1週間程度風通しの良い場所に置き切り口を乾燥させておきます。
⑥長芋(ナガイモ)の下処理のやり方は?皮のむき方は?皮は食べれるの?
アレルギーを起こす可能性がある方は、素手で触らない方がよいでしょう。
長芋は洗ってキッチンペーパーにのせ、ピーラーで皮をむく方法もあります。
⑦長芋(ナガイモ)の美味しい食べ方は?醤油漬けやスープやソテー等の美味しいレシピは?
長芋のソテーのレシピを紹介します。
材料
長芋 200g
オリーブオイル 適宜
塩 お好み
青のり 少々
作り方
1 長芋は皮をむき1㎝厚に切ります
2 フライパンにオリーブオイルを入れ温め、長芋を並べ入れます
軽く塩を振り、両面に焼き色がつけます
3 青のり、塩で味を整えます
⑧長芋(ナガイモ)の保存方法は?日持ちするの?作り置きや冷凍保存にしても大丈夫なの?
長芋の保存は、新聞紙に包み風通しの良い冷暗所で保管しましょう。しかし、冷暗所でも気温が15℃以上になる場合は冷蔵庫の(野菜庫)などで保管しましょう。
長芋は鮮度が落ちると傷みやすくなるので、なるべく早めに食べましょう。
カットされた長芋は、とろろの状態にすると冷凍保存することができます。
⑨長芋(ナガイモ)の花言葉はなに?
長芋の花言葉は、「恋の溜息」「気長」です。
⑩長芋(ナガイモ)の種類や品種は何があるの?自然薯との違いはなに?
長芋の種類は、「徳利いも」「ねばりいも」があります
自然薯は、日本原産の山に自生しています。流通している自然薯は栽培されたものが多く、自生している天然の自然薯は希少です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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