みなさんこんにちは。
今回は、ラクウショウ(ヌマスギ)についてまとめていきたいと思います。
ラクウショウは、北アメリカ東南部からメキシコ湾岸の湿地を原産とするヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属の落葉する針葉樹です。
ラクウショウは、湿地や沼など水辺に自生するのでヌマスギ(沼杉)とも呼ばれます。
今回は、ラクウショウ(ヌマスギ)についてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはラクウショウ(ヌマスギ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ラクウショウ(ヌマスギ)の育て方(栽培方法)は?盆栽として育てることはできるの?
ラクウショウは、半日陰または日当たりのよい場所で、湿気の多い肥沃な土壌を好みます。
水が豊富にある場所が最も生育に適していますが、通常の庭地でも育ちます。
大きく育たないように気を付ければ、盆栽として育てることもできます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ラクウショウ(ヌマスギ)が好む環境についてお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の育て方!環境はどうする?どれくらいの高さまで成長するの?
ラクウショウを庭植にする場合は、広い場所に植えましょう。
ラクウショウの樹高は最大50mに達するとされますが、通常は20m~30m前後です。
すぐに大樹になるくらい成長が早く、大量の葉を落とし、地上に現れる気根はアスファルトも突き抜け広範囲に広がります。
次は、ラクウショウ(ヌマスギ)に適した用土についてお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)を育てる際の適した用土は何?
ラクウショウは湿潤で腐植質に富んだ土を好み、赤玉土(中粒)・腐葉土・鹿沼土かピートモスを6:2:2の割合で混ぜた土か市販の庭木用の土を使用します。
次は、ラクウショウ(ヌマスギ)に必要な肥料についてお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の育て方!肥料はどうする?
地植えの場合は3月に油かすなど窒素分の多い肥料を根元に施し、鉢植えの場合生育が活発になる3月と6月末に化成肥料を根元に与えます。
では次は、ラクウショウ(ヌマスギ)の水やりポイントについてお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)を育てる際の水の量はどうする?
ラクウショウの地植えの場合は降雨に任せ、鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
3~6月・10~11月は1日1回、7~9月は状況により朝夕2回、12~2月は2~3日に1回が一般的な回数です。
以上で基本的なラクウショウ(ヌマスギ)の育て方については終わりです。
次はラクウショウ(ヌマスギ)の写真(画像)をお見せします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の画像(写真)!花や葉っぱや実の匂いの特徴は?実は食べることができるの?
黄緑色の雌花は、枝先に1~2コ付けふきのとうのような形に開き、茶色の雄花はしっぽ状で枝から垂れ下がります。
枝に付いた葉は鳥の羽のようで、冬になると葉が枝ごと落下する様子からラクウショウ(落羽松)の名前の由来となっています。
ラクウショウは、枝から互い違いに出る葉や、らせん状の樹形を形成するような長い枝の葉があります。
実は食用にできず、もろくごつごつとした3cm程度の球形で、緑白色から褐色に熟し油分が多く含まれてます。
ラクウショウの実には松ヤニのような香りがあります。
ラクウショウの幹は直立し、自然樹形は整った円錐形で、気根を出しています。
気根は植物の呼吸を助ける役目をしており、地上に根を出すことにより、水中に根があっても必要な酸素を補給する役割を担っています。
次に、ラクウショウ(ヌマスギ)の開花時期をお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の開花時期や季節はいつ頃なの?紅葉は楽しめるの?
ラクウショウは春4月に開花し、秋になると葉は紅葉し、冬になると枝ごと落葉します。
次は、ラクウショウ(ヌマスギ)の値段や販売価格をお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ラクウショウは、インターネットで1,650円~販売されています。
それでは次に、ラクウショウ(ヌマスギ)の苗の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期をお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の苗の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期とやり方は?
ラクウショウは乾燥や蒸れに弱いので、3~4月・9~10月が植え付け・植え替えの適期です。
地植えの場合は根鉢を崩さず、苗よりも一回り大きな穴を掘り、植え付けましょう。
鉢植えの場合は苗より一回り大きい鉢の底に網を敷き、鉢底石を入れ、用土と苗を一緒に植え付け水やりをしてください。
鉢植えの場合、鉢底から根が伸び出しているときや水はけ・水もちが悪くなった場合を目安に、2~3年に1回に植え替えます。
次は、ラクウショウ(ヌマスギ)の剪定(切り戻し)の時期をお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
ラクウショウの剪定する適期は冬で、強剪定を嫌うため、込んだ枝を軽く間引く程度に行います。
ラクウショウの自然樹形がとても美しいので、特に枝を切る必要はありません。
強い剪定をした場合は、霜や乾燥した風が当たらない軒下などに移します。
次に、ラクウショウ(ヌマスギ)の増やし方をお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の増やし方!挿し木(挿し芽)や種まき時期と種まきのポイントは?
ラクウショウの挿し木の適期は3~6月頃、10cm程度枝を切り取り、上葉1/3ほど残し下葉を全て取りのぞいたものを使用します。
枝を斜めに切り落とし1時間ほど水につけ、発根促進剤を切り口につけた後、赤玉土(小粒)を入れた育苗ポットに3cmほど挿します。
水を与えて鉢全体をラップなどで覆って湿度を保ち、発根するまで土を乾燥させないよう日陰で管理します。
4~6ヶ月ほどして発根したら、ビニールに穴をあけて徐々に湿度の低い環境に慣し、ある程度生長したら一回り大きな鉢か庭に植え替えます。
ラクウショウの種まきは3月・11~12月が適期で、種は秋に落ちた実から採ってすぐにまくか、冷暗所で保管して翌春にまきます。
種まき培養土などにまき、水を与えて管理しますが、発芽率は高くありません。
次は、ラクウショウ(ヌマスギ)の花言葉をお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の花言葉や英語名や学名はなに?
ラクウショウの花言葉は「大胆」、英語名は「Bald cypress」、学名「Taxodium distichum」です。
それでは最後に、ラクウショウ(ヌマスギ)の種類や品種をお伝えします!
ラクウショウ(ヌマスギ)の種類や品種は何があるの?メタセコイアとの違いや見分け方はなに?
ラクウショウの仲間は、枝が垂れるもの・低木型のもの・枝が密生するもの・樹形が通常と異なるものなど、10種類程度あります。
「メキシコラクウショウ」「ポンドサイプレス」が有名です。
メキシコラクショウはメキシコの国の木に指定され、落葉せず秋に開花し、気根ができにくく樹高がさらに高くなります。
ポンドサイプレスは樹形や枝ぶりから「シダレラクウショウ」とも呼ばれ、樹皮が浅く裂け、葉の様子が違います。
メタセコイヤはラクウショウに似ていますが、ラクウショウの冬芽は小さく形も異なり、ラクウショウの方が葉が短くなっています。
ラクウショウは長さ1cmの葉で、枝に対して互い違いにつけているのに対し、メタセコイアの葉は枝に対して向かい合わせについています。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ラクウショウ(ヌマスギ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ラクウショウ(ヌマスギ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
ラクウショウは半日陰または日当たりのよい場所、湿気の多い肥沃な土壌を好み、通常の庭地でも育ちます。
樹高は最大50mに達し、大きく育たないように気を付ければ、盆栽として育てることもできます。
ラクウショウは湿潤で腐植質に富んだ土を好み、赤玉土(中粒)6:腐葉土2:鹿沼土かピートモス2の割合で混ぜた土か市販の庭木用の土を使用します。
地植えの場合は3月に油かすなど窒素分の多い肥料を根元に施し、鉢植えの場合生育が活発になる3月と6月末に化成肥料を根元に与えます。
ラクウショウの地植えの場合は降雨に任せ、鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
②ラクウショウ(ヌマスギ)の画像(写真)!花や葉っぱや実の匂いの特徴は?実は食べることができるの?
黄緑色の雌花は、枝先に1~2コ付けふきのとうのような形に開き、茶色の雄花はしっぽ状で枝から垂れ下がります。
枝に付いた葉は鳥の羽のようで、秋になると葉が枝ごと落下する様子からラクウショウ(落羽松)の名前の由来となっています。
実は食用にできず、油分が多く含まれてもろくごつごつとした3cm程度の球形で、松ヤニのような香りがあります。
③ラクウショウ(ヌマスギ)の開花時期や季節はいつ頃なの?紅葉は楽しめるの?
ラクウショウは春4月に開花し、秋になると葉は紅葉し、冬になると枝ごと落葉します。
④ラクウショウ(ヌマスギ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ラクウショウは、インターネットで1,650円~販売されています。
⑤ラクウショウ(ヌマスギ)の苗の植え付け(植え方)や植え替え(移植)の時期とやり方は?
ラクウショウは3~4月・9~10月が植え付け・植え替えの適期で、鉢植えの場合は鉢底に鉢底石を入れてから植え付け水を与えます。
鉢植えの場合、鉢底から根が伸び出しているときや水はけ・水もちが悪くなった場合を目安に、2~3年に1回に植え替えます。
⑥ラクウショウ(ヌマスギ)の剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
ラクウショウの剪定する適期は冬で、強剪定を嫌うため、込んだ枝を軽く間引く程度に行います。
⑦ラクウショウ(ヌマスギ)の増やし方!挿し木(挿し芽)や種まき時期と種まきのポイントは?
ラクウショウの挿し木の適期は3~6月頃、10cmほどの枝を斜めに切り落とし、1時間ほど水につけ用土に挿します。
水を与えて鉢全体の湿度を保ち、発根するまで土を乾燥させないよう日陰管理し、ある程度生長したら一回り大きな鉢か庭に植え替えます。
ラクウショウの種まきは3月・11~12月が適期で、種まき培養土などにまき、水を与えて管理します。
⑧ラクウショウ(ヌマスギ)の花言葉や英語名や学名はなに?
ラクウショウの花言葉は「大胆」、英語名は「Bald cypress」、学名「Taxodium distichum」です。
⑨ラクウショウ(ヌマスギ)の種類や品種は何があるの?メタセコイアとの違いや見分け方はなに?
ラクウショウの仲間は10種類程度あり、「メキシコラクウショウ」「ポンドサイプレス」が有名です。
ラクウショウは長さ1cmの葉で、枝に対して互い違いにつけているのに対し、メタセコイアの葉は枝に対して向かい合わせについています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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