【コチャルメルソウのまとめ!】花の画像や開花時期等4個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、コチャルメルソウについてまとめていきたいと思います。

 

コチャルメルソウは、ユキノシタ科チャルメルソウ属に属している、多年草です。

 

本州全域・一部の地域を除いた四国九州に分布しています。

チャルメルソウは限られた地域に分布する種が多い中、広範囲に分布する種でもあります。

 

チャルメルソウ属は、世界に20種ありますが、そのうち11種が日本に自生していて、そのほとんどが日本固有種です。

 

今回は、コチャルメルソウについてのポイント、

①コチャルメルソウの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②コチャルメルソウの花の画像(写真)!特徴は?
③コチャルメルソウの開花時期や季節はいつ頃なの?
④コチャルメルソウに似た花は何があるの?

 

以上4個の点についてお伝えします。

まずはコチャルメルソウの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

コチャルメルソウの育て方は?

 

コチャルメルソウは、山地の渓流沿いの湿った場所や林のふちなど湿った場所に群生して生息しています。

熟した実の形がラッパのチャルメラに似ていることから、コチャルメルソウの名が付きました。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、コチャルメルソウが好む環境についてお伝えします!

 

コチャルメルソウの育て方!環境はどうする?

 

コチャンメルソウは、丈夫で、地植えでも育て易いとされています。

 

地植えでは、庭の湿った日陰や、落葉広葉樹の下や池のほとりなどに植えると良いでしょう。

 

春の芽だしから開花までは午前中日向、以降は日陰で管理しましょう。

なるべく風の当たらない、湿度の高めの場所で、夏の蒸れに注意しましょう。

 

鉢植えの場合も同様の環境で管理しましょう。

 

次は、コチャルメルソウに適した用土についてお伝えします!

 

コチャルメルソウを育てる際の適した用土は何?

 

コチャメルソウを育てる際は、赤玉土(小粒)・鹿沼土(小粒) の 混合土を使用すると良いでしょう。

水切れに弱いので、水持ちの良い環境を保ちましょう。

 

次は、コチャルメルソウに必要な肥料についてお伝えします!

 

コチャルメルソウの育て方!肥料はどうする?

 

コチャメルソウを育てる際は、真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄めた液肥を水代わりに与えましょう。

定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をしましょう。

 

では次は、コチャルメルソウの水やりポイントについてお伝えします!

 

コチャルメルソウを育てる際の水の量はどうする?

 

コチャメルソウを育てる際は、水はたっぷりとあげましょう。

 

真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷり与え、夜間温度を下げるようにします。

 

それ以外の季節は朝に水やりをしましょう。

乾きやすい時は夕方に加え、朝も水やりしましょう。

 

以上で基本的なコチャルメルソウの育て方については終わりです。

次はコチャルメルソウの写真をお見せします!

 

コチャルメルソウの花の画像(写真)!特徴は?

 

 

コチャルメルソウは、何といっても花の形が特徴的な草花です。

 

花は、20~30cmと長い花茎の中部から上部に2~10咲きます。

花茎の長さは2~5cmです。

花の大きさは直径1cmほどで、色は淡い黄緑色か紅紫色をしています。

 

五角形の萼片の先端は反り返っています。

反り返った先端同士の間から、魚の骨のような形をした花びらをつけています。

一枚の花弁は、魚の骨に例えると、背骨に対し左右に3~4本の肋骨があるような形です。

萼の中心に花柱があり、それを囲むように雄しべの葯が5つあります。

 

2.5cm程の葉は根生葉で互生し、形はハートの形の先が浅く五つに裂けたような形をしています。

ふちにはギザギザがあり、両面に白い毛が生えていて、触るとザラザラしています。

 

本当に、一度見たら忘れられない、珍しい花の形です。

自然界には色々な種類の植物がありますね。

 

口吻が長いキノコバエによってのみ受粉されるそうです。

 

次に、コチャルメルソウの開花時期をお伝えします!

 

コチャルメルソウの開花時期や季節はいつ頃なの?

 

コチャメルソウの開花時期は、4~6月(春)です。

一本のコチャメルソウについている花は、ほぼ同時に咲くという特徴があります。

 

他には、亜高山帯に咲くマルバチャルメルソウも同様の特徴を持っていますが、その他のチャルメルソウにはそのような特徴はありません。

 

コシノチャルメルソウなどは下から順番に咲きます。

 

同時に咲くというのも、自然の神秘を感じます。

その姿といい、神秘性を感じずにはいられない植物です。

 

それでは最後に、コチャルメルソウに似た花をお伝えします!

 

コチャルメルソウに似た花は何があるの?

 

コチャメルソウに似ている花に、ミカワコチャメルソウがあります。

 

ミカワコチャメルソウは、花びらがコチャメルソウより細かく、7~11に分裂するのが特徴です。

分布域が広いコチャメルソウに対し、ミカワコチャメルソウは、長野県南部、静岡・愛知両県の県境付近、及び岐阜県南部と限られた地域に生息しています。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

コチャルメルソウのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは4個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①コチャルメルソウの育て方(環境、土、肥料、水やり)

コチャンメルソウは、丈夫で、地植えでも育て易いとされています。

用土は、赤玉土(小粒)・鹿沼土(小粒) の 混合土を使用すると良いでしょう。

水切れに弱いので、水持ちの良い環境を保ちましょう。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄めた液肥を水代わりに与えましょう。

定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をしましょう。

乾きやすい時は夕方に加え、朝も水やりしましょう。

 

②コチャルメルソウの花の画像(写真)!特徴は?

コチャルメルソウは、何といっても花の形が特徴的な草花です。

花は、20~30cmと長い花茎の中部から上部に2~10咲きます。

花茎の長さは2~5cmです。

花の大きさは直径1cmほどで、色は淡い黄緑色か紅紫色をしています。

五角形の萼片の先端は反り返っています。

反り返った先端同士の間から、魚の骨のような形をした花びらをつけています。

一枚の花弁は、魚の骨に例えると、背骨に対し左右に3~4本の肋骨があるような形です。

萼の中心に花柱があり、それを囲むように雄しべの葯が5つあります。

2.5cm程の葉は根生葉で互生し、形はハートの形の先が浅く五つに裂けたような形をしています。

ふちにはギザギザがあり、両面に白い毛が生えていて、触るとザラザラしています。

口吻が長いキノコバエによってのみ受粉されるそうです。

 

③コチャルメルソウの開花時期や季節はいつ頃なの?

コチャメルソウの開花時期は、4~6月(春)です。

一本のコチャメルソウについている花は、ほぼ同時に咲くという特徴があります。

他には、亜高山帯に咲くマルバチャルメルソウも同様の特徴を持っていますが、その他のチャルメルソウにはそのような特徴はありません。

 

④コチャルメルソウに似た花は何があるの?

コチャメルソウに似ている花に、ミカワコチャメルソウがあります。

ミカワコチャメルソウは、花びらがコチャメルソウより細かく、7~11に分裂するのが特徴です。

分布域が広いコチャメルソウに対し、ミカワコチャメルソウは、長野県南部、静岡・愛知両県の県境付近、及び岐阜県南部と限られた地域に生息しています。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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