みなさんこんにちは。
今回は、ハナイカダについてまとめていきたいと思います。
ハナイカダはミズキ科の植物で、「花筏」と書きます。
日本全国の水気が多い森林の陰地に自生しています。
ハナイカダという名は、花や果実の様子を筏(イカダ)に乗った船頭に見立てたことが由来とされているようです。
ハナイカダの学名は「Helwingia japonica」といいます。
今回は、ハナイカダについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
まずはハナイカダの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ハナイカダの育て方は?
ハナイカダを育てる際のポイントは乾燥に注意することです。
湿度のある半日陰の場所で育てます。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水を与えます。
庭植えの場合は夏場以外は降雨に任せて大丈夫です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ハナイカダが好む環境についてお伝えします!
ハナイカダの育て方!環境はどうする?
ハナイカダは日陰や湿気のある環境を好みます。
寒さには強いですが、乾燥が苦手なため冬場は乾燥した風を避けられるような場所を選びます。
次は、ハナイカダに適した用土についてお伝えします!
ハナイカダを育てる際の適した用土は何?
ハナイカダは湿り気を好みますが、水はけが悪く水が停滞するような場所は好みません。
腐葉土や堆肥の入った水もちと水はけのよい土を使用しましょう。
鉢で育てる場合は、底に石を置き、排水性を良くしてその上に赤玉土6:腐葉土4程度の土を使用します。
次は、ハナイカダに必要な肥料についてお伝えします!
ハナイカダの育て方!肥料はどうする?
ハナイカダを育てる際に肥料は必要ありません。
落ち葉が堆積している場所や、腐葉土など近くで代用できるものを利用する程度で大丈夫です。
では次は、ハナイカダの水やりポイントについてお伝えします!
ハナイカダを育てる際の水の量はどうする?
ハナイカダは湿気を好むため、鉢植えは土の表面が乾いたら多めに水を与えます。
根を乾かしてしまうと生育が極端に悪くなるため、乾燥には注意が必要です。
以上で基本的なハナイカダの育て方については終わりです。
次はハナイカダの写真をお見せします!
ハナイカダの画像(写真)!実や花の特徴は?
ハナイカダの花 ハナイカダの実
ハナイカダの葉は卵型の形をしており、葉の中央に直径5ミリほどの小さな花を咲かせ、実を付けるのが特徴です。
雄花は複数集まって咲くのが特徴で、開花後は無くなります。
雌花は1枚の葉に1~3つ咲き、開花後は次第に大きくなり緑色の果実になり、8~9月ごろに黒紫色に熟し黒色の豆のようになります。
果実は人間の食用にもなり、生あるいは果樹酒に使用されます。
次に、ハナイカダの食べ方をお伝えします!
ハナイカダは山菜なの?食べ方は?
ハナイカダの若葉は山菜として知られています。
若葉は加熱すると松茸のような香りがあり、天ぷら、お浸しなどにして食べられています。
次は、ハナイカダの開花時期をお伝えします!
ハナイカダの開花時期や季節はいつ頃なの?
ハナイカダの開花時期は4~6月です。
葉の主脈の中央に淡緑色の花をつけます。
次に、ハナイカダの苗の植え付けのポイントをお伝えします!
ハナイカダの苗の植え付けのポイントは?
ハナイカダの苗の植え付けは春または落葉期に行います。
厳しい寒さに当てると根付く前に枯れることがあるので厳寒期の植え付けは避けた方が良いです。
ある程度育ったら植え替えを行いますが、苗の間は雌雄がわからないため、開花したら、葉につく花の数で見分けて、分けて育てていきます。
次は、ハナイカダの増やし方をお伝えします!
ハナイカダの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
ハナイカダは株分け、種まき、挿し木で増やせます。
株分けに適した時期は花後の6月頃です。
種まきに適した時期は、8~10月です。
黒紫色に熟した果実をの中から種子を取り出して、すぐに蒔きましょう。
挿し木に適した時期は梅雨の時期です。
挿し木は専用の用土などに挿し木します。
乾燥が苦手なため、挿し木後から発根までは注意しながら育てます。
挿し木が十分な大きさに育ったら雌木と雄木が分かるように植え替えを行います。
それでは最後に、ハナイカダの花言葉をお伝えします!
ハナイカダの花言葉はなに?
ハナイカダの花言葉は「気高い人」、「嫁の涙」です。
花言葉「気高い人」は、ハナイカダが筏に乗る人に似ていることが由来となっているようです。
花言葉「嫁の涙」は、嫁が流した涙が葉についたなどの民話が由来となっているようです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ハナイカダのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ハナイカダの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ハナイカダは乾燥した風を避け、日陰や湿気のある環境を好みます。
用土としては、腐葉土や堆肥の入った水もちと水はけのよい土を使用しましょう。
育てる際に肥料は必要ありません。
湿気を好むため、鉢植えは土の表面が乾いたら多めに水を与えます。
②ハナイカダの画像(写真)!実や花の特徴は?
ハナイカダの葉は卵型の形をしており、葉の中央に小さな花を咲かせ、実を付けるのが特徴です。
雄花は複数集まって咲き、雌花は1枚の葉に1~3つ咲き、開花後は黒紫色に熟し黒色の豆のようになります。
③ハナイカダは山菜なの?食べ方は?
ハナイカダの若葉は山菜として知られています。
若葉は加熱すると松茸のような香りがあり、天ぷら、お浸しなどにして食べられています。
④ハナイカダの開花時期や季節はいつ頃なの?
ハナイカダの開花時期は4~6月です。
⑤ハナイカダの苗の植え付けのポイントは?
ハナイカダの苗の植え付けは春または落葉期に行います。
厳しい寒さに当てると根付く前に枯れることがあるので厳寒期の植え付けは避けた方が良いです。
⑥ハナイカダの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
ハナイカダは株分け、種まき、挿し木で増やせます。
挿し木は専用の用土などに挿し木します。
乾燥が苦手なため、挿し木後から発根までは注意しながら育てます。
挿し木が十分な大きさに育ったら雌木と雄木が分かるように植え替えを行います。
⑦ハナイカダの花言葉はなに?
ハナイカダの花言葉は「気高い人」、「嫁の涙」です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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