みなさんこんにちは。
今回は、つくしについてまとめていきたいと思います。
つくしの植物名は「スギナ」です。
つくしは、スギナの地下茎から出てくる胞子茎のことを言います。
スギナはトクサ科のトクサ属で、学名は「Equisetum arvense」です。
今回は、つくしについてのポイント、
以上10の点についてお伝えします。
まずはつくしの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
つくしの育て方(栽培)は?
つくしは、全国各地で自生しています。
野原や田畑に限らず道路わきなど多くの場所で見られます。
つくしの栽培は、言わばスギナの栽培になります。スギナは非常に生命力が強く、根を深く生やします。
また広く根をはるので、雑草化しやすく、地面に植える場合は地中にブロックを埋めるなどして、
生育スペースを制限することをおすすめします。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、つくしが好む環境についてお伝えします!
つくしの育て方!環境はどうする?
つくしは、日当たりの良い場所から半日陰を好みます。
また湿気のある場所を好みますが、特に土壌は問いません。
次は、つくしに適した用土についてお伝えします!
つくしを育てる際の適した用土は何?
つくしは、痩せた土地でも育つほど強健で丈夫な植物です。
肥沃な土壌では、より勢いよく生長します。
つくしを収穫することが目的の場合は、堆肥や腐葉土を混ぜた土に植えると良いでしょう。
次は、つくしに必要な肥料についてお伝えします!
つくしの育て方!肥料はどうする?
スギナは、どんな土でもよく育ち、逆に肥料(追肥)を与えると一緒に育つ、つくしの収穫量が減ってしまいます。
特に肥料は与える必要はありません。
では次は、つくしの水やりポイントについてお伝えします!
つくしを育てる際の水の量はどうする?
つくしは、適度な湿り気を好むので、土の乾きすぎに注意します。
鉢植えの場合は、土が乾き始めたらたっぷり水を与えましょう。
以上で基本的なつくしの育て方については終わりです。
次はつくしの写真をお見せします!
つくしの画像(写真)!特徴は?
つくしの茎の長さは、5㎝程の短いものから15㎝ほどのものまでまちまちです。
茎の先には胞子を含んだ穂が付いています。
穂は、出始めは固く締まっていますが成長すると穂の部分が広がり、粉末状の胞子が飛びます。
茎には、根元までいくつかの節があり、その周りに茶色い葉がついています。それをハカマ(袴)と言います。
次に、つくしを見ることが出来る時期をお伝えします!
つくしの季節や時期はいつ頃なの?
つくしは、全国各地で自生しているため、地方により時期が少しずつ違います。
九州では3月頃、本州では4月頃に旬を迎えます。そして東北地方や北海道では5月初旬が旬の時期です。
次は、つくしの鉢植えで育てる際のポイントをお伝えします!
つくしを鉢植えで育てる際のポイントは?
スギナは繁殖力が旺盛なので、つくしを育てたい場合は鉢植えやプランターに植えることをおすすめします。
鉢植えする場合は、浅く小さめの鉢や、盆栽用の鉢がおすすめです。
野原などに生えているスギナを土ごと堀りあげて、そのまま鉢に植えます。
それでは次に、つくしの増やし方をお伝えします!
つくしの増やし方!
スギナは地下茎が広がってどんどん増えていきます。
またつくしにできる胞子が飛ぶことによっても増えます。
そのため、つくしの収穫に必要な株だけ残して、他は毎年処分するくらいがちょうど良いくらいです。
株分けをして増やす場合は、地下茎を切らないように堀り上げ、新しい用土に植え付けます。
次は、つくしの種や苗の販売価格をお伝えします!
つくしの種や苗の販売価格はいくら位なの?
つくしあるいはスギナの苗は店頭で販売されていることは少ないですが、WEBショップなどで販売されていることがあります。
2株で700円~800円ほどです。
また、盆栽用の苗として販売されていることもあります。
次に、つくしを食べる地域をお伝えします!
つくしを食べる地域はあるの?どこ?
つくしは、日本の至る所で生えているので、容易に採取できる食材です。
ほとんどの地域で春の食材としてつくしは食されています。
しかし、食文化の違いからか、つくしを食べない地域もあるようす。
つくしを食べる人が少ない地域として、北海道、東北の北の方の地域があげられます。
それでは次に、つくしの食べ方をお伝えします!
つくしの食べ方は?栄養はあるの?
つくしの定番料理は、卵とじや佃煮、お浸しがポピュラーです。
いずれも美味しくいただくには、つくし選びとその下処理が大切です。
美味しいつくしを選ぶポイントは、つくしの出始めで穂の部分がしっかり締まっているものを選びましょう。
穂が開いたつくしは、枯れる手前の状態で、水分が少なく茎がやせているので避けましょう。
つくしの下処理は、茎に付いている茶色い袴をきれいに取り除いたものを沸騰した湯にいれ10~15秒ほど茹で、その後冷水にしばらくつけてアクを抜きます。
つくしには、たくさんの栄養素が含まれています。
ビタミンE、ビタミンB群、カリウム、マグネシウム、リンなどがあげられます。
中でもカリウムはほうれん草と同じくらい含まれています。
むくみ解消や利尿作用の効果もあります。
次は、つくしの花言葉をお伝えします!
つくしの花言葉はなに?英語や漢字ではどう書くの?
つくしの花言葉は 「向上心」 「意外」 「驚き」です。
つくしが天に向かってすくすくと伸びることから「向上心」という花言葉がつけられたようです。
英語では、「Field horsetail」・野原の馬の尾と呼ばれています。
漢字で書くと「土筆」と書きます。
土に筆を逆さに挿したような形から付けられたと言われています。
最後に、つくしの種類をお伝えします!
つくしの種類や品種は何があるの?
スギナによく似た種類で「イヌスギナ」があげられます。
イヌスギナは、つくしのような胞子茎がなく緑色の葉の先端に胞子をつくります。
北海道~本州の関東以北に群生しています。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
つくしのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①つくしの育て方(環境、土、肥料、水やり)
つくしは、日当たりの良い場所から半日陰を好みます。また湿気のある場所を好みます。
つくしを収穫することが目的の場合は、堆肥や腐葉土を混ぜた土に植えると良いでしょう。
スギナは、どんな土でもよく育ち、特に肥料は与える必要はありません。
つくしは、適度な湿り気を好むので、土の乾きすぎに注意します。鉢植えの場合は、土が乾き始めたらたっぷり水を与えましょう。
②つくしの画像(写真)!特徴は?
茎の先には胞子を含んだ穂が付いています。
つくしの茎には、袴(ハカマ)と言われる茶色い葉がついています。
③つくしの季節や時期はいつ頃なの?
つくしは、九州では3月頃、本州では4月頃旬を迎えます。そして東北地方や北海道では5月初旬が旬の時期です。
④つくしの鉢植えで育てる際のポイントは?
鉢植えする場合は、浅く小さめの鉢や、盆栽用の鉢がおすすめです。
野原などに生えているスギナを土ごと堀りあげて、そのまま鉢に植えます。
⑤つくしの増やし方!
スギナ(つくし)は地下茎が広がってどんどん増えていきます。
つくしの収穫に必要な株だけ残して、他は毎年処分するくらいがちょうど良いくらいです。
⑥つくしの種や苗の販売価格はいくら位なの?
つくしあるいはスギナの苗は店頭で販売されていることは少ないですが、WEBショップなどで販売されていることがあります。
2株で700円~800円ほどです。
⑦つくしを食べる地域はあるの?どこ?
つくしは、ほとんどの地域で春の食材として食されていますが、北海道、東北の北の方の地域ではつくしを食べる人は少ないようです。
⑧つくしの食べ方は?栄養はあるの?
つくしの定番料理は、卵とじや佃煮、お浸しがポピュラーです。いずれも美味しくいただくには、つくし選びとその下処理が大切です。
つくしには、ビタミンE、ビタミンB群、カリウム、マグネシウム、リンなどの栄養素が含まれています。
⑨つくしの花言葉はなに?英語や漢字ではどう書くの?
つくしの花言葉は 「向上心」 「意外」 「驚き」です。
英語では、「Field horsetail」・野原の馬の尾と呼ばれています。
漢字で書くと「土筆」と書きます。
⑩つくしの種類や品種は何があるの?
スギナによく似た種類で「イヌスギナ」があげられます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今朝、暖かくなったので、メダカの水槽の枯れたホテイアオイ等の水草を除去していたら、水中から土筆が顔を出してたので、ビックリして中をよく観察すると数本のスギナが生えてました。水深は約25センチです。作年も隣りの水槽にびっしり生えていたので、スギナとは思わず全部除去しました。水耕栽培可能でしょうか。
長野さん、コメントありがとうございます。
申し訳ありません、スギナが水耕栽培できるかどうかについて確認することができませんでした。
鉢植えで用土を利用して育ててみるのはいかがでしょうか?