みなさんこんにちは。
今回は、ビール麦(ビールムギ)についてまとめていきたいと思います。
近年クラフトビールが人気ですよね。
地ビールとも言われいろんな味のビールを楽しむことができます。
そんなビールの原料になるビール麦を調べてみました。
ビール麦は、イネ科オオムギ属、二条大麦とも呼ばれています。
日本には明治初期にビール醸造を目的に導入されました。
現在は焼酎の原料にもなっています。
ビール大麦は、ビール会社との契約で栽培されます。
産地や品種に指定があり、契約せずに栽培しても買い取ってもらえません。
ビール麦は粒が大きく加工しやすく栄養価がビール造りに適しています。
今回は、ビール麦(ビールムギ)についてのポイント、
以上5個の点についてお伝えします。
まずはビール麦(ビールムギ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ビール麦(ビールムギ)の育て方(栽培方法)は?
麦は米との二毛作で栽培されることが多いようです。
秋に米の収穫が終わると、麦を植えます。
麦の色、黄金色のイメージから秋の作物のように思えますが、収穫は6月上旬です。
11月頃に種蒔きを行います。
土の深さは2㎝~3㎝くらいがよいでしょう。
深すぎたり浅すぎると発芽しにくく、分げつ数が少なくなり、収穫量が減ってしまいます。
種蒔き後、5日~6日で発芽します。
種蒔きが早すぎたり、遅かったりすると、生育不足や生育過剰になり、病気の原因になります。
適期に種蒔きをしましょう。
1月~2月に「麦踏み」をします。この「麦踏」は重要な作業になります。
大きなローラーで麦を踏みつけます。
麦踏みは耐寒性向上、分けつ旺盛に効果があります。穂揃いよく、成熟ムラがなく倒伏しにくい麦になります。
分けつとは1本の根本から左右に分かれて伸びることです。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ビール麦(ビールムギ)が好む環境についてお伝えします!
ビール麦(ビールムギ)の育て方!環境はどうする?
ビール麦は、湿度に弱いです。
1月~2月の厳寒期には霜に注意しましょう。
ビール麦は、品種により生育環境に違いがあます。北海道や東北地方用の耐寒性のある品種もあります。
次は、ビール麦(ビールムギ)に適した用土についてお伝えします!
ビール麦(ビールムギ)を育てる際の適した用土は何?
ビール麦は、酸性が高いと育ちにくくなります。㏗6~㏗8くらいの土が適しています。
苦土石灰、消石灰などを撒き酸度を調整します。
ビール麦は、乾燥した土を好みます。
水稲栽培後の水田で栽培する場合は、排水をしっかり行いましょう。
次は、ビール麦(ビールムギ)に必要な肥料についてお伝えします!
ビール麦(ビールムギ)の育て方!肥料はどうする?
種を撒を撒く2週間前に、土に栄養を与えるため、牛糞などの堆肥を与えましょう。
ビール麦の種の元肥は、チッソ、リン、カリウムなどの化成肥料を、種を撒く1週間前に施します。
麦専用の肥料も販売されています。
では次は、ビール麦(ビールムギ)の水やりポイントについてお伝えします!
ビール麦(ビールムギ)を育てる際の水の量はどうする?
ビール麦は湿気が苦手です。
水は降雨にまかせます。
以上で基本的なビール麦(ビールムギ)の育て方については終わりです。
次はビール麦(ビールムギ)の写真(画像)をお見せします!
ビール麦の画像(写真)!特徴は?産地はどこ?栄養は豊富なの?
麦の6列の穂のうち2列に大粒の実が付くので二条大麦(ビール麦)と呼ばれています。
6列全部に小粒の実ができる六条大麦になります。麦茶などの食用になどになります。
ビール麦は粒が均一で、でんぷん量が多く、酵素の力が強いことから
ビール麦の生産地は、主に佐賀県、栃木県、福岡県です。
ビール麦は、デンプン含有量が多く、たんぱく質の量、たんぱく質の量がビール造りに適してます。
また発酵に必要な、酵素の量と質が優れています。
それでは、ビール麦の開花時期や季節についてお伝えします!
ビール麦の開花時期や季節はいつ頃なの?
ビール麦は4月になると穂を出し始めます。
4日~5日で開花します。
穂が黄金色に色づく「登熟」は5月上旬~中旬頃です。
収穫は6月頃に行います。
それでは次に、ビール麦の値段や販売価格をお伝えします!
ビール麦の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ビール麦の種はインターネットで購入できます。品種によって値段が違います。
無芒麦50粒2090円~ ワセドリ二条1㎏1250円~ などです。
家庭園芸用や実験栽培用の二条大麦の種もあります。100g476円~販売されています。
最後に、ビール麦の種類や品種をお伝えします!
ビール麦の種類や品種は何があるの?
ビール麦は、ビール会社との契約で栽培するため、都道府県により契約品種が違います。
契約対象品種を栽培すると、ビール麦として売渡しができます。
ビール用の麦の主な品種は、佐賀県「サチホゴールド」栃木県「ニューサチホゴールデン」福岡県「ほうしゅん、はるさやか」などです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ビール麦(ビールムギ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは5個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ビール麦の育て方(環境、土、肥料、水やり)
土は㏗6~㏗8くらいに調整しましょう。
肥料は、チッソ、リン、カリウムなどの化成肥料を与えます。
ビール麦は、湿度に弱いです、水やりは降雨にまかせます。
②ビール麦の画像(写真)!特徴は?産地はどこ?栄養は豊富なの?
麦の6列の穂のうち2列に大粒の実が付くので二条大麦(ビール麦)と呼ばれています。
ビール麦の生産地は、主に佐賀県、栃木県、福岡県です。
③ビール麦の開花時期や季節はいつ頃なの?
ビール麦は4月になると穂を出し始めます。4日~5日で開花します。
穂が黄金色に色づく「登熟」は5月上旬~中旬頃です。
④ビール麦の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
無芒麦50粒2090円~ ワセドリ二条1㎏1250円~です。
家庭園芸用や実験栽培用は100g476円~販売されています。
⑤ビール麦の種類や品種は何があるの?
都道府県により契約品種が違います。
ビール用の麦の主な品種は、佐賀県「サチホゴールド」栃木県「ニューサチホゴールデン」福岡県「ほうしゅん、はるさやか」などです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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