みなさんこんにちは。
今回は、コニシキソウについてまとめていきたいと思います。
コニシキソウは畑や路傍、荒れ地に生育していています。
近い仲間のニシキソウに比べると小型なので、「小さいニシキソウ」という意味で、コニシキソウと名付けられたとされています。
学名は「Chamaesyce maculata」といいます。
今回は、コニシキソウについてのポイント、
以上6つの点についてお伝えします。
次はコニシキソウの写真をお見せします!
目次(クリックで飛べます)
コニシキソウの画像(写真)!特徴は?毒性はあるの?
コニシキソウは、葉の中央に暗赤色の斑があるのが特徴で葉っぱのつけ根に目立たない花を咲かせます。
花びらはなく、虫を誘う蜜を出す腺体、子房、雄しべ、雌しべで構成されています。
「杯状花序」と呼ばれるつくりで、雌しべが受粉すると、下部の子房がふくらんで果実となります。
毒性があるかどうかはその全てが解明されている訳では無いため、触らない方が良いです。
コニシキソウの茎を折るとでてくる白い乳汁に触れてしまうと「痒み」や「かぶれ」の原因になる可能性があります。
食べてしまった場合も「嘔吐」・「腹痛」・「下痢」と言った症状を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
次に、コニシキソウの開花時期をお伝えします!
コニシキソウの開花時期や季節はいつ頃なの?
コニシキソウの花期は6月~10月です。
花びらはなく肉眼では見付けにくいのですが、雄花数個と雌花1個からなる小さな花序です。
葉の形は縁がギザギザになっていて7月~10月になるとわきの部分に暗紅色でつぼ形の花をつけます。
次は、コニシキソウを駆除する際どの除草剤を使用すればいいのかをお伝えします!
コニシキソウを駆除したい!どの除草剤を使用すればいいの?
コニシキソウを駆除するには、成分が根まで浸透して枯らす「移行型」の除草剤が有効です。
コニシキソウは地面を這うようにして、さまざまな方向に茎が枝分かれして根を出すため根を残すと再び生えてくる可能性があります。
具体的な除草剤としては、グリホサート系のラウンドアップやサンフーロンがオススメです。
グリホサート系の除草剤は葉から吸収される性質を持っているので、葉や茎に直接薬液がかかるように散布しましょう。
それでは次に、コニシキソウに似た雑草は何があるのかをお伝えします!
コニシキソウに似た雑草はなにがあるの?
コニシキソウに似た雑草には、「ニシキソウ」、「アレチニシキソウ」、「イリオモテニシキソウ」などがあります。
ニシキソウ
ニシキソウの特徴は、茎は基部でよく分岐し地面を這い、少し斜めに立ち上がります。
葉は長楕円形で斑点はありません。
花は葉腋に赤紫色の小さな花序がつきます。
アレチニシキソウ
アレチニシキソウの特徴は、茎は地上を這い、全体的に分岐が多く、上面は長軟毛が生え、下面には毛は生えていません。
葉は楕円形で、葉の裏面には白い軟毛が密に生えています。
果実は稜にそった部分に立った長い毛が生えます。
イリオモテニシキソウ
イリオモテニシキソウの特徴は、茎は紫紅色で短い伏毛が生え、基部でよく分岐し地表を這い先端で斜上します。
葉は歪んだ長卵形で、斑点はありません。
花は杯状花序が葉腋に集合しており、白色の花弁状の目立つ付属体を持ちます。
次は、コニシキソウの花言葉をお伝えします!
コニシキソウの花言葉はなに?
コニシキソウの花言葉は「執着」、「密かな情熱」、「変わらぬ愛」などがあります。
花言葉「執着」は、コニシキソウの根の張りの強さが由来とされているようです。
花言葉「密かな情熱」は、乳汁が粘度が高く服や手につきやすいことが由来とされているようです。。
花言葉「変わらぬ愛」は根の強さや枯れにくいことが由来とされているようです。
最後に、コニシキソウの種類をお伝えします!
コニシキソウの種類やなかまは何があるの?
コニシキソウの種類としては、「シマニシキソウ」、「オオニシキソウ」、「ハイニシキソウ」などがあります。
シマニシキソウの特徴は、茎はやや赤みを帯び、上部では白い短い毛と黄褐色の長い毛が密に生えており、直立するか斜上することが多いです。
花や果実が多数集まって付いており、葉の裏面や、果実などに毛が多いです。
オオニシキソウの特徴は、茎が直立又は斜上することが多いです。
葉には斑点のあるものとないものがあるがあり、長楕円形で最も大きいです。
ハイニシキソウの特徴は、茎が地面を這っています。
葉に斑点はなく、ゆがんだ卵形から長円形をしており、果実は稜にそった部分に立った長い毛が生えています。
見分けるポイントとしては、地面に這って伸びているか、直立または斜めに生えているかを確認するとよいでしょう。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
コニシキソウのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①コニシキソウの画像(写真)!特徴は?毒性はあるの?
コニシキソウは、葉の中央に暗赤色の斑があるのが特徴で、葉のつけ根に目立たない花を咲かせます。
花びらはなく、虫を誘う蜜を出す腺体、子房、雄しべ、雌しべで構成されています。
毒性については、その全てが解明されている訳では無いため、触らない方がいいです。
②コニシキソウの開花時期や季節はいつ頃なの?
コニシキソウの花期は6月~10月です。
③コニシキソウを駆除したい!どの除草剤を使用すればいいの?
コニシキソウを駆除するには、「移行型」の除草剤であるグリホサート系のラウンドアップやサンフーロンが有効です。
④コニシキソウに似た雑草はなにがあるの?
コニシキソウに似た雑草には、「ニシキソウ」、「アレチニシキソウ」、「イリオモテニシキソウ」などがあります。
⑤コニシキソウの花言葉はなに?
コニシキソウの花言葉は「執着」、「密かな情熱」、「変わらぬ愛」などがあります。
⑥コニシキソウの種類やなかまは何があるの?
コニシキソウの種類としては、「シマニシキソウ」、「オオニシキソウ」、「ハイニシキソウ」どがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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