みなさんこんにちは。
今回は、エリスロニウムについてまとめていきたいと思います。
エリスロニウム、別名「西洋カタクリ」はスプリング・エフェメラル__春の妖精。いわゆる、「春先だけの命」と言われる花の代表です。
短い間しかその花姿を見せてくれないエリスロニウムですが、実際はどんな花なのでしょうか?
今回は、エリスロニウムについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
まずはエリスロニウムの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
エリスロニウムの育て方は?
エリスロニウムは、春先に花を咲かせたあとは、初夏の頃に休眠してしまいます。
開花期間こそ短いですが、だからといって育成を適当にしてはいけません。
日当たりや水やりなど、気を遣ってあげるべきポイントはたくさんあります。
1つ1つ押さえていけば必ず綺麗な花姿を見せてくれるので、頑張ってお世話してあげましょう!
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、エリスロニウムが好む環境についてお伝えします!
エリスロニウムの育て方!環境はどうする?
エリスロニウムは直射日光を好みません。あまり強い光を当てすぎると、葉焼けなどの原因にもなります。
花と葉がついている秋から春先にかけての間は日光が強すぎない日なたへ、晩春は明るい日陰に移します。
特に夏の間は、温度変化が激しくない涼しめの日陰に置いてあげてくださいね。
日差しを気にすることももちろん大切ですが、風通しをよくすることも大切です。
周りに遮蔽物がないかなど、入念にチェックしておきましょう。
次は、エリスロニウムに適した用土についてお伝えします!
エリスロニウムを育てる際の適した用土は何?
エリスロニウムは時期によってこまめに日当たりを調節する必要があるため、育てる際には鉢植えでの栽培をおすすめします。
ですので、ここでは鉢植えで栽培する場合の用土についてご説明しますね。
鉢植えの際の用土は、硬質鹿沼土または日向土と、軽石や赤玉土、または桐生砂の各小粒をそれぞれ等しい分量で混合します。
乾きやすい鉢の場合は、軽石の量を減らしたり赤玉土の量を増やしたりすると、水もちがよくなります。
腐葉土や細かいヤシ殻チップなどを、3割程度を目安に混ぜるのもよいでしょう。
次は、エリスロニウムに必要な肥料についてお伝えします!
エリスロニウムの育て方!肥料はどうする?
鉢植えの場合は、秋の時期に三要素等量配合の緩効性肥料を、1株につき2つまみ程度を目安に置き肥してください。
また、それとは別に、これも秋ごろからリン酸分を多く含んだ液体肥料を週に1度、3000倍に薄めてまいてください。
同時期にブドウ糖も1000倍ほどに薄めてまきます。
この液体肥料とブドウ糖の施肥は、エリスロニウムの葉が枯れて落ちるまで続けましょう。
庭植えでも同様の施肥をすることで生育がよくなりますが、液体肥料とブドウ糖のみに絞っても問題ありません。
では次は、エリスロニウムの水やりポイントについてお伝えします!
エリスロニウムを育てる際の水の量はどうする?
エリスロニウムを育てる際には、水やりにも気を遣ってください。
まず鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたら水を十分与えます。
葉がついている期間は、砂床に埋める、または二重鉢にするなどして乾燥を防いでください。
底面給水もよい方法ですね。
休眠中もであっても乾燥しないよう注意し、砂床で他の植物とまとめて水やりするか、地面に鉢ごと埋めておくのがおすすめです。
庭植えの場合、基本的には雨に任せましょう。
しかし雨が降らず、常にしおれている状態であれば水やりをしてあげてください。休眠中は特に必要ありませんよ。
以上で基本的なエリスロニウムの育て方については終わりです。
次はエリスロニウムの写真をお見せします!
エリスロニウムの画像(写真)!特徴は?
エリスロニウムはユリ科カタクリ属の多年草です。
エリスロニウムはその短い開花期間から、「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」と呼ばれています。
とっても素敵な呼び名ですよね!
俯いて控えめに咲く花姿には、ユリ科らしい清楚さと嫋やかさがあります。
エリスロニウムは比較的栽培難度が高い植物です。
しかし、中には丈夫で育てやすい品種もあるのが、私たちにとっては嬉しいポイントの1つ。
敷居が高そうだからと諦めずに、まずはチャレンジしてみましょう!
次に、エリスロニウムの開花時期をお伝えします!
エリスロニウムの開花時期や季節はいつ頃なの?
エリスロニウムの開花期は主に4月〜6月です。
開花期間は非常に短いですが、その分、美しい花姿を見ているときの感嘆はひとしおですよ!
次は、エリスロニウムの鉢植えや地植えで育てる際のポイントをお伝えします!
エリスロニウムの鉢植えや地植えで育てる際のポイントは?
エリスロニウムを育てる際のポイントは日当たりです。
エリスロニウムは、時期ごとにこまめに日当たりを調節してあげる必要があります。
ただでさえ開花期間が短いのに、調節を怠ったせいで結局花姿を見ることもできなかった……なんてことになったら、とても悲しいですよね。
「とりあえず日に当てればいいんでしょ?」という適当な気持ちでお世話せず、きちんと気を遣ってあげましょう。
時期ごとの日当たりは、育て方の項を参考にしてみてください。
それでは次に、エリスロニウムの球根の値段や販売価格をお伝えします!
エリスロニウムの球根の値段や販売価格はいくら位なの?
エリスロニウムの相場は大体600〜1000円ほどです。
価格が飛び抜けて高いわけではないですが、あまり市場に流通しないので、見かけたらその機を逃さず手に入れましょう!
次は、エリスロニウムの花言葉をお伝えします!
エリスロニウムの花言葉はなに?
エリスロニウムの花言葉は「初恋」「寂しさに耐える」です。
「初恋」という花言葉は、エリスロニウムの俯きがちな花姿から、切ない初恋の恥じらいを連想したことが由来となっています。
控えめに、しかしどこか物憂げに咲くエリスロニウムにぴったりの花言葉ですね。
それでは最後に、エリスロニウムの種類や品種をお伝えします!
エリスロニウムの種類や品種は何があるの?
エリスロニウムの魅力的な花姿は1種類だけに留まりません。ここではエリスロニウムの名を持ついくつかの品種をご紹介します!
「エリスロニウム・パゴダ」……花色は明るいカナリヤイエロー。育てやすく初心者向き。
「エリスロニウム・ホワイトビューティー」……花色はクリームホワイト。丈夫さはパゴダよりも控えめ。
「エリスロニウム・ヘンダーソニー」……花色は白や薄いピンク。葉にも紋様や斑紋あり。
「エリスロニウム・デンスカニス」……花色は赤みが強い。多くの園芸品種がある。
「エリスロニウム・アメリカヌム」……花色は黄色。走出枝を伸ばして増加。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
エリスロニウムのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①エリスロニウムの育て方(環境、土、肥料、水やり)
エリスロニウムは直射日光を好みません。
花と葉がついている秋から春先にかけての間は日光が強すぎない日なたへ、晩春は明るい日陰に移します。
特に夏の間は、温度変化が激しくない涼しめの日陰に置いてあげてくださいね。
鉢植えの際の用土は、硬質鹿沼土または日向土と、軽石や赤玉土、または桐生砂の各小粒をそれぞれ等しい分量で混合します。
乾きやすい鉢の場合は、軽石の量を減らしたり赤玉土の量を増やしたりすると、水もちがよくなります。
腐葉土や細かいヤシ殻チップなどを、3割程度を目安に混ぜるのもよいでしょう。
鉢植えの場合は、秋の時期に三要素等量配合の緩効性肥料を、1株につき2つまみ程度を目安に置き肥してください。
また、それとは別に、これも秋ごろからリン酸分を多く含んだ液体肥料を週に1度、3000倍に薄めてまいてください。
同時期にブドウ糖も1000倍ほどに薄めてまきます。
エリスロニウムを育てる際には、水やりにも気を遣ってください。
まず鉢植えの場合は、土の表面が乾いていたら水を十分与えます。
葉がついている期間は、砂床に埋める、または二重鉢にするなどして乾燥を防いでください。
休眠中もであっても乾燥しないよう注意し、砂床で他の植物とまとめて水やりするか、地面に鉢ごと埋めておくのがおすすめです。
庭植えの場合、基本的には雨に任せましょう。
しかし雨が降らず、常にしおれている状態であれば水やりをしてあげてください。
②エリスロニウムの画像(写真)!特徴は?
エリスロニウムはユリ科カタクリ属の多年草です。
エリスロニウムはその短い開花期間から、「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」と呼ばれています。
俯いて控えめに咲く花姿には、ユリ科らしい清楚さと嫋やかさがあります。
③エリスロニウムの開花時期や季節はいつ頃なの?
エリスロニウムの開花期は主に4月〜6月です。
④エリスロニウムの鉢植えや地植えで育てる際のポイントは?
エリスロニウムを育てる際のポイントは日当たりです。
「とりあえず日に当てればいいんでしょ?」という適当な気持ちでお世話せず、きちんと気を遣ってあげましょう。
⑤エリスロニウムの球根の値段や販売価格はいくら位なの?
エリスロニウムの相場は大体600〜1000円ほどです。
⑥エリスロニウムの花言葉はなに?
エリスロニウムの花言葉は「初恋」「寂しさに耐える」です。
⑦エリスロニウムの種類や品種は何があるの?
エリスロニウムの魅力的な花姿は1種類だけに留まりません。ここではエリスロニウムの名を持ついくつかの品種をご紹介します!
「エリスロニウム・パゴダ」……花色は明るいカナリヤイエロー。育てやすく初心者向き。
「エリスロニウム・ホワイトビューティー」……花色はクリームホワイト。丈夫さはパゴダよりも控えめ。
「エリスロニウム・ヘンダーソニー」……花色は白や薄いピンク。葉にも紋様や斑紋あり。
「エリスロニウム・デンスカニス」……花色は赤みが強い。多くの園芸品種がある。
「エリスロニウム・アメリカヌム」……花色は黄色。走出枝を伸ばして増加。
控えめながらも清廉な姿が美しいエリスロニウム。
栽培難度は易しいとは言えませんが、この記事を参考にじっくり向き合って、素敵な「春の妖精」に出会ってみませんか?
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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