みなさんこんにちは。
今回は、ビーツについてまとめていきたいと思います。
ビーツは、ヒユ科フダンソウ属に属する根菜です。
別名ビート、日本では火焔菜(カエンサイ)とも呼ばれています。
ビーツは、日本では主に埼玉県や北海道、長野県、茨城県で栽培されています。家庭菜園でも育てることができます。
学名を「Beta vulgaris」といいます。
今回は、ビーツについてのポイント、
以上13個の点についてお伝えします。
まずはビーツの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ビーツの栽培方法(育て方)は?連作障害に注意?
ビーツは、家庭菜園でも容易に育てられる野菜です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ビーツが好む環境についてお伝えします!
ビーツの育て方!環境はどうする?
ビーツは、日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。地植え、プランターいずれでも育てることが可能です。
次は、ビーツに適した用土についてお伝えします!
ビーツを育てる際の適した用土は何?
ビーツに適した用土は、野菜用培養土に堆肥を混ぜるのが良いでしょう。
地植えの場合は、堆肥を混ぜる2週間前までに苦土石灰を馴染ませておくのが良いでしょう。
ビーツは、連作障害が起きやすい植物です。
2年連続で同じ土地に植えると、病気などが起こりやすくなるといわれています。ビーツを育てた土は、翌年は別の野菜を育てるようにしましょう。
次は、ビーツに必要な肥料についてお伝えします!
ビーツの育て方!肥料はどうする?追肥は必要なの?
ビーツの肥料は、植え付ける際の元肥となる堆肥と、追肥としての堆肥を与えるのが良いでしょう。
では次は、ビーツの水やりポイントについてお伝えします!
ビーツを育てる際の水の量はどうする?
ビーツの水やりは、発芽するまでは土の表面が乾かないように気をつけましょう。
発芽後の成長中は、土が乾いてからたっぷり水を与えるようにして下さい。
以上で基本的なビーツの育て方については終わりです。
次はビーツの写真をお見せします!
ビーツの画像(写真)!特徴は?どんな野菜でどんな味なの?奇跡の野菜と呼ばれているの?
ビーツは、丸く赤いカブのような形をしており、大きさ5㎝~14㎝位と様々です。
葉は茎と葉脈部分が赤く、長さは15㎝~40㎝程になります。
ビーツは、てんさい糖の原料となる甜菜の仲間で、ショ糖を多く含みます。ほんのりと甘く感じる野菜です。
ビーツは、「奇跡の野菜」「食べる輸血」という異名を持っています。
ビーツの赤色は、「ベタシアニン」「ベタキサンチン」いうポリフェノールです。
抗酸化力があるので老化予防のためには積極的に摂取したい野菜です。
ビーツには、NO(一酸化窒素)が含まれているのも特徴です。
血管をしなやかにして、血行改善するなどの効果が期待できます。
ビーツには、ミネラルが多く含まれており、特にカリウムが豊富です。
カリウムは体内の塩分や余分な水分を取り除くので、むくみや血圧が気になる方は食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
次に、ビーツの旬の季節や収穫時期をお伝えします!
ビーツの旬の季節や収穫時期はいつ頃なの?1個の重さはどれくらいなの?
ビーツは、年に2回旬を迎えます。6月~7月と11月~12月です。
ビーツの1個の重さは、大きさが様々なので150g~500gと幅があります。
料理によって使い分けるといいと良いでしょう。
次は、ビーツの値段や販売価格をお伝えします!
ビーツの値段や販売価格はいくらぐらいなの?どこで買えるの?缶詰で販売されているの?
ビーツは、1㎏あたり¥1,200程度から購入できます。
ネットや外国の野菜を取り扱っている店舗で購入することができます。
ビーツは、スライスした水煮の缶詰でも販売されています。
1缶¥300程度です。
それでは次に、ビーツの苗の植える時期や植え替えのポイントをお伝えします!
ビーツの苗の植える時期や植え替えのポイントは?
ビーツは、暑さに弱い植物です。
生育温度は15~21℃と比較的涼しい環境を好みます。夏の暑さを避け、春か秋に種をまいて育てましょう。
ビーツは、根菜にしては珍しく育苗後に移植が可能です。植え替えの際のポイントは根鉢を崩さないようにそっと移植することです。
次は、ビーツのプランターや水耕栽培で栽培する際のポイントをお伝えします!
ビーツのプランターや水耕栽培で栽培する際のポイントは?
ビーツをプランターで育てる場合は、深さ20~30cm程度のプランターを準備しましょう。
深いプランターを使用することで根菜類であるビーツは大きく育つことができます。
ビーツの水耕栽培は、収穫したビーツを使用します。
収穫したビーツの根元の部分を2~3cm残しておき、水をはった容器につけます。
日当たりの良い場所で育てると芽が出てきます。
次に、ビーツの増やし方をお伝えします!
ビーツの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
ビーツは、種を採取して増やします。
種をまいた翌春に開花した花に種をつけるので、株は複数残しておくのが良いでしょう。
ビーツは、種は殻が硬いためそのままでは発芽しにくいです。一晩水につけてからまくのが良いでしょう。
ビーツの種を土にまく場合は、深さ1cmのまき溝を作り、2~3cm間隔でまいていきます。
次は、ビーツの間引きをお伝えします!
ビーツの間引き!葉はどのように間引くの?
ビーツは、成長していく過程で葉が込み合ってくるので、間引きをする必要があります。
間引きは葉が2~3枚に程になった頃、株と株の間を15㎝以上になるように行います。
成長の悪いものや、奇形のものから間引いていくのが良いでしょう。
それでは次に、ビーツのかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!
ビーツのかかりうる病気や害虫の対策方法は?大きくならない(育たない)のはなぜ?
ビーツは、比較的病害虫には強い植物です。
しかし、春まきは害虫が付きやすいので、初心者の方は秋まきから始めるのをおすすめします。
ビーツがかかりうる病気は、軟腐病、褐班病、根腐病です。いずれも高温多湿でかかる病気ですので、風通しの良い環境で育てましょう。
ビーツの害虫被害は、ハモグリバエ、ヨトウムシ、カメノコハムシです。
食用なので薬剤を使用するのが躊躇われる場合は、防虫ネットで覆って栽培するのをおすすめします。
病気も害虫も日ごろの観察が重要になります。見つけ次第被害が広がらないように駆除しておきましょう。
ビーツが大きく育たない場合は、考えられる要因として、肥料不足、病気、害虫が考えられます。
又、暑さに弱い植物なので育てている環境を見直すことも必要になるでしょう。
次は、ビーツのアク抜きや下ごしらえ(下処理)のやり方や切り方をお伝えします!
ビーツのアク抜きや下ごしらえ(下処理)のやり方や切り方は?長期保存方法(冷凍保存)や日持ちはするの?冷凍保存はできるの?
ビーツは、生でも食べられますが、土臭い香りがあり苦手な方もいます。
ビーツのあく抜きをしておくことで調理しやすく美味しくいただくことができます。
ビーツのあく抜き(下処理)の方法は、表面を洗ってから皮のまま茹でます。
この時に火が通ったか串を刺してしまうと赤い色素がお湯に流れてしまいます。
又、アルミ箔でくるんで焼くという方法もあります。調理の際は、皮をむいてスライスしていただくといいでしょう。
ビーツは乾燥を嫌うため、保存の際はビニール袋に入れ野菜室で保存してください。
1週間程度で消費するようにして下さい。
ビーツの冷凍保存は、水分が多い野菜のため生で冷凍することはおすすめしません。
冷凍する際は皮のまま茹でで、皮を剝きカットしてからジップロック等で密閉し冷凍してください。
ただし、解凍後のビーツはシャキシャキとした触感は残っていないのでサラダなどには向きません。
ボルシチ等の煮込み料理に使用してください。
次に、ビーツの美味しい食べ方をお伝えします!
ビーツの美味しい食べ方!スープ(ボルシチ)やサラダのレシピは?栄養価(効能)やカロリーはあるの?
ビーツは、100gあたり41kcal、糖質は6.6gです。
栄養価はミネラルが豊富で主にナトリウム、マグネシウム、リン、カリウム、カルシウム、鉄が豊富に含まれています。
次は、ビーツの花言葉をお伝えします!
ビーツの花言葉はなに?英語でなんていうの?
ビーツには花言葉はないようです。
ビーツは英語で、ビートルート、テーブルビート、ビートと呼ばれてます。
このビートが複数形になって、日本では「ビーツ」と呼ばれているようです。
それでは最後に、ビーツの種類や品種をお伝えします!
ビーツの種類や品種は何があるの?
ビーツは、丈夫で育てやすい「デトロイト・ダークレッド」という品種があります。
柔らかいので酢漬けやサラダに向いています。
「ビーツ・エジプト」という品種は、実が大きく育ちます。煮ても荷崩れしないのが特徴です。
「グストイタリア・ゴルゴ」は、実の中が年輪のようにグルグル模様になっています。
見た目が美しいのでサラダにおすすめです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ビーツのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ビーツの栽培方法(環境、土、肥料、水やり)
ビーツは、日当たりが良く、風通しの良い場所で育てるのが良いでしょう。
ビーツは、野菜用培養土に堆肥を混ぜた土で育てるのが良いでしょう。連作障害が起きやすいので連続で育てるのは避けましょう。
ビーツは、植え付ける際の元肥となる堆肥と、追肥としての堆肥を与えるのが良いでしょう。
ビーツは、発芽するまでは土の表面が乾かないように水やりをします。発芽後は、土が乾いてからたっぷり水を与えるようにして下さい。
②ビーツの画像(写真)!特徴は?どんな野菜でどんな味なの?奇跡の野菜と呼ばれているの?
ビーツは、赤カブのような形をしており、大きさ5㎝~14㎝位と様々です。葉の長さは15㎝~40㎝程になります。
ビーツは、ほんのりと甘く感じる野菜です。
ビーツは、「奇跡の野菜」「食べる輸血」という異名を持っています。
③ビーツの旬の季節や収穫時期はいつ頃なの?1個の重さはどれくらいなの?
ビーツは、6月~7月と11月~12月に収穫できます。
ビーツの1個の重さは、大きさが様々なので150g~500gと幅があります。
④ビーツの値段や販売価格はいくらぐらいなの?どこで買えるの?缶詰で販売されているの?
ビーツは、1㎏あたり¥1,200程度で販売されてます。ネットや外国の野菜を取り扱っている店舗で購入することができます。
ビーツは、スライスした水煮の缶詰が1缶¥300程度で販売されています。
⑤ビーツの苗の植える時期や植え替えのポイントは?
ビーツは、春か秋に種をまいて育てましょう。
ビーツは、植え替えする際は、根鉢を崩さないようにそっと移植するようにしましょう。
⑥ビーツのプランターや水耕栽培で栽培する際のポイントは?
ビーツをプランターで育てる場合は、深いプランターを使用しましょう。
ビーツを水耕栽培する時は、ビーツの根元の部分を2~3cmを、水をはった容器につけます。日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。
⑦ビーツの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
ビーツは、種を採取して増やします。
ビーツは、種は殻が硬いためそのままでは発芽しにくいです。一晩水につけてからまくのが良いでしょう。
⑧ビーツの間引き!葉はどのように間引くの?
ビーツは、葉が2~3枚に程になった頃、株と株の間を15㎝以上になるよう間引きします。
⑨ビーツのかかりうる病気や害虫の対策方法は?大きくならない(育たない)のはなぜ?
ビーツは、比較的病害虫には強い植物ですが、軟腐病、褐班病、根腐病など高温多湿でかかる病気がありますので風通しの良い環境で育てましょう。
ビーツは、ハモグリバエ、ヨトウムシ、カメノコハムシの害虫被害があります。防虫ネットで覆って栽培するのをおすすめします。
ビーツは、肥料不足、病気、害虫などで大きくならないことがあります。
⑩ビーツのアク抜きや下ごしらえ(下処理)のやり方や切り方は?長期保存方法(冷凍保存)や日持ちはするの?冷凍保存はできるの?
ビーツのあく抜き(下処理)の方法は、表面を洗ってから皮のまま茹でます。又、アルミ箔でくるんで焼くという方法もあります。
ビーツを保存する際は、ビニール袋に入れ野菜室で保存します。1週間程度日持ちします。
ビーツの冷凍保存は、皮のまま茹でで、皮を剝きカットしてからジップロック等で密閉し冷凍してください。
⑪ビーツの美味しい食べ方!スープ(ボルシチ)やサラダのレシピは?栄養価(効能)やカロリーはあるの?
ビーツを使用したレシピとして、「ボルシチ」はロシアの代表料理として有名です。又、「ビーツサラダ」は手軽に作れます。どちらもビーツの下処理を行っていれば難しくないので試してみて下さい。
ビーツは、100gあたり41kcalで、栄養価はミネラルが豊富です。
⑫ビーツの花言葉はなに?英語でなんていうの?
ビーツには花言葉はないようです。
ビーツは英語で、ビートルート、テーブルビート、ビートと呼ばれてます。
⑬ビーツの種類や品種は何があるの?
ビーツの品種は、「デトロイト・ダークレッド」「ビーツ・エジプト」「グストイタリア・ゴルゴ」などがあります。それぞれ特徴があるので料理に合わせて栽培・購入するのが良いでしょう。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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